DESTRUCTION in HIROSHIMA

日時
2018年9月15日(土)   16:30開場 18:00開始
会場
広島・広島サンプラザホール
放送
バナーバナー
観衆
3,761人(札止め)

第9試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合

  • <第66代チャンピオン>

  • <チャレンジャー>

VS

  • ※2度目の防衛戦

境界線

※チャンピオンが2度目の防衛に成功
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 G1の8.4大阪大会での公式戦で激闘を繰り広げたケニーと石井が、IWGPヘビー級のベルトを懸けて再戦。G1で連勝を止められた王者・ケニーは雪辱を、挑戦者の石井はIWGP王座初戴冠を目指しての激突だ。
 
 セコンドに就くかと思われた飯伏だったが、一緒に入場したあと、放送席へ。ゴングが鳴ると、ケニーと石井、両者への大歓声が送られる。まずはロックアップからケニーがヘッドロック。石井にロープに振られると、ショルダータックルを繰り出すが、石井は仁王立ち。ならばとケニーはサミングで流れを変えようとするが、石井は逆にショルダータックルでふっ飛ばす。
 ケニーはロープを走って攻撃を仕掛けるが、石井はこれをブロックしつつかわしまくる。そしてエルボー合戦だ。そのエルボー合戦からケニーがDDT。石井は垂直にマットに串刺しにされてしまう。首に古傷のある石井は腕がしびれるのか、動きがストップ。その石井の腕にケニーはキックを連発し、続けてキャメルクラッチでダメージを与えていく。
 ケニーはこれを自ら解くと首元にストンピング。しかし、石井は徐々に立ち上がる。ならばとコーナーに石井を叩きつけたケニー。石井が立ち上がって向かってくると再び叩きつけ、首を踏みつける。さらにエルボーを叩き込んだケニー。だが、石井はロープを走ったケニーを捕まえてパワースラムで反撃だ。
 石井はケニーをロープに追い詰め、逆水平チョップとエルボーのコンビネーション。ケニーもカミカゼからムーンサルトを放つが、石井はこれをかわしてロープに走る。しかし、ケニーはその石井をフランケンシュタイナーで場外に追いやり、トップロープ超えのノータッチトペ・コンヒーロを発射だ。
 ケニーは石井をリングに戻すと背後からコタロークラッシャー。そして指でピストルの形を作り石井に突きつける。だが、石井は睨みつけながら立ち上がり、ケニーのビッグブーツを食らいながらもラリアット。ケニーを場外に落下させ、自ら追って鉄柵に叩きつける。さらに逆水平チョップで追撃だ。
 ケニーも逆水平チョップでやり返す。場外でチョップ合戦を展開していく両者。ここを押し込んだケニーは英語放送席の機材をどける。しかし、石井はケニーを追いかけ、この行動を阻止。そしてケニーを鉄柵に振っていく。そしてケニーがジャンプして鉄柵の上に立ったところで肩車で捕獲。掟破りの片翼の天使を英語放送席に向けて仕掛けていく。ケニーにそれを阻止されると場外でブレーンバスターだ。
 だが、石井がリングに戻ろうとしたところを先に息を吹き返していたケニーがリング上からスライディングキック。さらにセカンドロープとサードロープの間からスライディングキックを食らわして、石井をふっ飛ばして英語放送席のテーブルの上にセット。そして自身はリングに戻るとトップロープに上がって、スワンダイブ式のフットスタンプ! テーブルの上に倒れている石井の胸板を打ち抜いてみせた。
 これで大ダメージを負った石井はカウント18でリングに帰還。しかし、ケニーは蒼い衝動を自らのヒザに落としてさらに石井の首にダメージを与えていく。石井も譲らない。続くケニーの攻撃をかわしてバックドロップ。そして逆水平チョップでケニーをコーナーに追い込んでいく。
 ケニーが反撃してくると、今度はノドにチョップを叩き込んでいく石井。ケニーにコーナーに振られながらも、そのまま返ってきて体当たり。続けてパワーボムだ。これで3カウント取れないとスライディング式のラリアット。
 しかし、ケニーはこれをかわしてVトリガーを発射。石井はこれをコーナーで自爆させ、コーナーに上ったケニーの動きを止める。これを追いかけた石井だったが、ケニーに蹴飛ばされて苦悶の表情。だが、石井は目をギラつかせて、ケニーのアゴに下から頭突きを突き上げる。そして雪崩式ブレーンバスターだ。
 ケニーがキックアウトすると石井はラリアット。だが、ケニーもかわしてジャーマン。すると石井も立ち上がってジャーマンから後頭部にラリアットを食らわせる。そして再びジャーマンへ。だが、ケニーは回転して着地し、すかさずVトリガーだ。
 そして石井が立ち上がってきたところにエルボーを食らわせるケニー。石井も足元がふらつき始める。だが、再び踏ん張って立ち上がってきた石井は仁王立ち。エルボーで反撃していく。しかし、ケニーはこれを高速の低空ドラゴンスープレックスで動きを止めてVトリガー。そして片翼の天使へ。これを石井に阻止されると、掟破りの垂直落下式ブレーンバスターだ。
 ケニーは石井をヒザ立ちにさせると至近距離からのVトリガー。この攻撃をこらえていた石井だったが、ついに前のめりにダウン。その石井を無理やり起こして至近距離からVトリガーを食らわし、さらに背後からもVトリガーを炸裂させる。そして、石井をコーナーに上げたケニーはフルネルソン。
 しかし、石井は後方に頭を振ってヘッドバットで阻止。だが、ケニーは石井がリングのほうを向くとリバースフルネルソンに捕獲。これも石井に踏ん張られると、ケニーは下からVトリガーを突き上げる。そして自らコーナーに上って、雪崩式の片翼の天使の体勢だ。しかし、石井はこれも踏ん張って阻止。そしてサイドから飛びついて雪崩式のフランケンシュタイナー。さらにラリアットで追撃してから、正面から至近距離のヘッドバットだ。
 石井はピストルのポーズをケニーに突きつけ、掟破りのVトリガーで一撃。さらにラリアットで追撃してから、必殺の垂直落下式ブレーンバスターへ。だがケニーはこれを阻止して頭突きを食らいながらもラリアット。そして石井をブレーンバスターの体勢に捕らえるが、石井も着地してこれを許さない。逆に石井にブレーンバスターの体勢で持ち上げられたケニーだったが、後方に着地してリバースのフランケンシュタイナーだ。これで両者ダウン状態となってしまう。
 立ち上がるとエルボー合戦を展開する石井とケニー。石井の延髄斬りをかわしたケニーは高速ドラゴンからVトリガー。そして片翼の天使の体勢に入る。これを石井が許さないと奥の手のクロイツ・ラスに切り換え、続けてVトリガーで背後から追撃だ。
 しかし、石井はすぐに立ち上がってラリアットで反撃。さらにスライディング式のラリアットで追撃する。ケニーがVトリガーで反撃してくれば、石井は追走してラリアット。だが、ケニーも石井に捕まったところを逆にケニードリラーで切り返す。
 そして、ケニーは石井をロープに張り付けてVトリガー。自身がトップロープを越えて場外に落ちるような一撃から、さらにリングに戻ってVトリガー。しかし、石井はこれをキックアウトすると延髄斬りで反撃。そして頭突きを放つ。だが、ケニーはこれをブロックすると垂直落下のペディグリーで石井をマットに串刺しにする。
 ダメージが深く、技を放ったケニーも立ち上がれない。しかし、石井よりも先に立ち上がったるとロープ際でヒザ立ちになっているところにVトリガー。そして最後は片翼の天使でトドメを刺し、石井から3カウントを奪い、死闘に終止符を打ったのだった。

COMMENT

ケニー「(※イスに座ろうとするが滑り落ちて、そのままフロアに座り込み、日本語で話し始める)前にも言った通りさ、お前はその壁だと。だけどさ、“CHANGE THE WORLD”やりたいなら、壁を壊すしかない。自分の体を壊すしかない。すべてを懸けるしかない。(※ここから英語で)覚えているだろ、ベルトこそ勝者のシンボルだ。俺こそがプロレスリング。俺がプロレスリングを代表している。そして、俺こそが闘いで最高のものを見せている。そしてタナハシ、お前は言っていたけど、ある面で意見が合わない。お前とはプロレスに対する観念が合わない。だからすべての新日本プロレスとも合わない。イシイ、お前はタナハシとは違う。オカダ、お前もタナハシとは違う。ナイトー、お前もタナハシとは違う。お前たちみんな、それぞれ素晴らしい道だと思って間違った道を歩んでいる。タナハシよ、ニュージャパンでひとつ間違っていることがある。古い概念にとらわれている。お前の思うままに動いている。だけどな、お前は運がよかっただけだ。運を味方にできたんだ。それは(『G1 CLIMAX』で)Aブロックだったことだ。俺はお前に負けることはない。マイクを通してすべての意図を伝え、この団体が俺に向けているものに対して向かっていく。タナハシ、今すぐでいいぞ。(※ここから再び日本語で)『トーキョードームじゃなくて、今すぐやりたい』と言おうと思ってた、ホントはね。でもタナハシ、ちょっとだけ待ってほしい。先に強いオカダを倒して、今度その相手を倒して、それでこの俺様、このプロレスのシンボルに挑戦ができる。その時だけ、お前のIdeology(イデオロギー)が正しいと言えるんだ。それじゃネクスト・タイム。(※ここからまた英語で)グッバイ、タナ。グッバイ、シンニホン。グッバイ、世界のすべてのファンのみんな。グッナイト。Bang!(※飯伏に抱き起こされようとする。その際に日本語で)イブシサン! 君が好きだと叫びたい(笑)」
飯伏 「ハハハハ」
ケニー「(日本語で)それは好きな歌ですよ。最近『スラムダンク』見てるから。アニメのね。そばにいてくれて、ありがとう。これからも、このままで……」

※石井はノーコメント

  • facebook
  • twitter

出場選手

EVENT CALENDAR

2024年4月
  •  大会日程
  •  各種イベント

イベントカレンダー

SHOP
闘魂SHOP
闘魂SHOPプラス
闘魂SHOP水道橋店
シンニチプレミアム
SOUL×NJPW×MID
しんにちコラボラボ
アスマート
MOVIE
NJPW WORLD
テレ朝CH_CS
サムライTV
ワープロリターンズ
COLLABORATION
ロリクラほーるど
SPONSOR
LAWSON ticket
MIC
SSLIVEくろうま
OTHER
CMLL
JAPAN WRESTLING FEDERATION
魚沼市観光協会
新日コレクション
新日本プロテイン

チュートリアルを閉じる

試合を観戦したい

下記よりこれから開催される予定の大会情報を確認できます。各大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール / チケット

試合結果をみたい

これまでに開催された試合の結果を確認できます。

試合結果へ

試合の動画を観たい

新日本プロレス公式動画サイトNJPW WORLD(有料)にて新日本プロレスの主要大会を完全配信しております。
また、新日本プロレス45年分のアーカイブから試合映像を観ることができます。

NJPW WOLRDへ

選手に会いたい

選手の握手会や撮影会などのイベントの情報はこちらより確認できます。

NEWS イベント情報へ

選手について知りたい

選手のプロフィールや必殺技、また選手ごとのSNS情報などを確認できます。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

選手プロフィールへ

選手のテレビなどメディア出演情報を知りたい

選手のテレビなどメディア出演情報はこちらより確認できます。

NEWS メディア情報へ

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ

試合のチケットを買いたい

観戦したい大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール/チケットへ

オフィシャルグッズを購入したい

新日本プロレスオフィシャルグッズは闘魂SHOPより購入できます。

闘魂SHOP

ファンクラブに入会したい

Team NJPW(新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ)では新規会員を募集中!
Team NJPWの会員になると様々な特典がいっぱい!
詳しくは以下より確認できます。

ファンクラブページへ

スマホでもオフィシャルサイトを楽しみたい

スマホサイトであれば最新NEWSから大会情報・大会結果がいつでもどこででも見れます。
毎日更新、選手自身が執筆した日記もスマホサイトで購読できます。

スマホ紹介ページへ

新日本プロレス公式プロレスゲーム『プロレスやろうぜ!』

新日本プロレス公式、スマホで遊べるプロレスゲーム!
自分だけの選手を育てて、新日本プロレスのレスラーと対戦しよう!

『プロレスやろうぜ!』

トレーディングカードゲーム『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスレスラーたちのカードを集めて、ネット対戦に挑め!!
パソコン、スマホで遊べる新感覚トレーディングカードゲーム!

『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ