CHAOSvs鈴木軍のタッグマッチ。NEVER王者・後藤と次期挑戦者のタイチは、9.17別府のタイトルマッチを控え、連日の前哨対決で激しくやり合っている。
タイチ&飯塚がゴングを待たずに襲い掛かり、いきなり乱闘で試合がスタート。だが、後藤&外道がタイチを捕まえて波状攻撃を見舞い、“ざんまい”ポーズで場内を沸かせる。
これで勢いに乗った外道は、タイチに顔面パンチを連発。ところが、飯塚が乱入し、その隙を突いてタイチが顔面攻撃で逆襲。
そのまま場外乱闘へ突入し、タイチが後藤、飯塚が外道を徹底的に痛めつける。そして、タイチがNEVERベルトを勝手に持ち出し、リング内から場外へ投げ捨ててしまう。
ここから外道が孤立する展開となり、飯塚の噛みつき攻撃とチョーク攻撃で何度も悶絶する。しかし、飯塚にチョークをやり返し、トラースキックで報復した。
後藤対飯塚となり、後藤が追走式ラリアットで先制。そして、タイチをブレーンバスターで投げて押し潰す。
その後も後藤の攻勢は続くが、飯塚が噛みつき攻撃とマンハッタンドロップで逆転。スイッチしたタイチがショータイツ姿に変身して天翔十字鳳を放つも、後藤が受け止めて裏GTRへ繋ぐ。
次に後藤は(正調)GTRを狙うが、飯塚が乱入し、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルによる地獄突きで外道をKO。その飯塚を後藤が牛殺しで退治するも、直後にタイチがスタンドマイクで殴打。反則負けとなった。
※後藤&外道はノーコメント
タイチ「一昨日、読んだぜ。だんまり決め込むか、大したことしゃべらねぇ、後藤さんのコメント、読みました。育ってきた場所が違う? 俺や田口(隆祐)、中邑(真輔)、ヨシタツか……坊さん(ヨシタツの愛称)な。あのへん。俺とお前ら、同年代、同学年、(昭和)54年組だ。2002年デビュー組だな、俺ら。歳もいっしょ、キャリアもいっしょ。ま、坊さんはちょっとオヤジだけどな。それと俺は、育ってきた環境が違う……。育ってきた環境が違う? ♪育ってきた環境が……テメェ、『セロリ』決めてんのか? わかるか、テメェ? セロリだぞ? セロリ決めてんのか? いいよ、お前とは“育ってきた環境が違うから~、実力は否めない~”か? (そう)いうんだったら、育ってきた環境が違う者同士、決着つけようじゃないか。おんなじだけのキャリアでやってんだ。同期といえるのかいえないのか。育ってきた環境が違うからな。だけどずっと、お前らのことは見てたんだ。そういうんだったら、環境が違う者同士、決着をつけようじゃねぇか。ただ俺はもう、新日本に来て、新日本でやって10年以上たってるから。俺の方が混血なんだよ。わかったか? その闘いでいこうじゃないか。後悔するなよ。おっと、あと内藤さん、またなんか言いましたね、僕に対して。関係ないのにグズグズグズグズ……突っ込みますね、首。もう、しつこいからあなたに、最後に、最後ですよ、言いたいことがあります。それは……と思ったけど、今日、よく見たら(取材陣は)お前しかいないじゃないか! 内藤のマブダチの東スポ・岡本(東京スポーツ岡本佑介記者)、あいつがいないと伝達役がいねぇんだ。いいだろ、こんなド田舎でしゃべってもしょうがねぇんだ。また、あいつがいつ来るか知らねえけど、東スポ・岡本、伝達役が来た時にまたしゃべりましょう。それではまた、Adios!」
※飯塚はノーコメント