メインイベント終了直後、柴田が棚橋、ケニーが飯伏へ駆け寄る。
そこから棚橋が赤コーナーへのぼってファンにアピールすると、柴田が棚橋を肩車してリングを1周。そして、2人は抱き合い、柴田が棚橋の右手を挙げて優勝を称えた。
一方、飯伏はまだダウンしたままで、棚橋が手を引いても起き上がれない。しかし、ケニーが上半身を支えて言葉をかけ、ようやく飯伏は立ち上がる。
ここで棚橋が飯伏へ歩み寄り、2人は至近距離で目を合わせる。だが、飯伏は後ずさりして棚橋と距離を取り、そのままケニーと退場した。
そこから優勝セレモニーとなり、テレビ解説を担当した元サッカー日本代表の中山雅史が登場。棚橋に優勝トロフィーを贈呈した。
続いて元新日本プロレスの蝶野正洋が登場し、棚橋に『G1』優勝旗を手渡す。その後、棚橋はしばらく無言となり、満員に膨れ上がった日本武道館の観客席を見つめた。
次に棚橋はマイクアピールを敢行し、ファンに感謝の挨拶。
棚橋「『G1』! 優勝したぞ~~~!!(※大歓声&『棚橋』コール)…………『G1』、生き残りました(※大拍手)。これは、どういうことか? それすなわち、新日本プロレスで! 生き残ったということ(※大拍手)。ここから先、(1月4日)東京ドーム、さらにその先まで! 俺が引っ張って行きます。今日はありがとうございましたー!(※大拍手)」
ここで棚橋は足元にマイクを置きリングを降りようとするが、ファンの大コールを受けてUターン。そしてマイクを拾うと、「ブドウカ~~~ン!! ブドウカ~~~ン!! ブドウカ~~~ン!! 盛り上がって行こうぜーー!!」と絶叫し、エアギターをかき鳴らした。
さらに棚橋は、アンコールを受けて2回目、「もう1回」コールを受けて3回目の演奏も敢行。大「棚橋・最高」コールを浴びた。
ここで棚橋は再びマイクを掴み、「今日は皆さん、ありがとうございました!」と改めてファンに挨拶。そして、「“逸材・完全復活”見ていて下さい!!」と続けると、最後は「日本武道館の皆さーーーん!! 愛してまーーす!!」の叫びで締めくくった。
その直後、キャノンで発射された銀テープがリングへ降り注ぎ、場内に「LOVE&ENERGY」が鳴り響く。
すると、棚橋は三度マイクを掴み、8月19日(日)10時からテレビ朝日で放送される「ファミリープロレス! 仮面ライダービルドもビックリの必殺技大集合SP」を宣伝。そのまま力尽きたように倒れ込むが、ゆっくり立ち上がると、優勝旗を振って場内を盛り上げた。
最後に、棚橋は優勝旗を左手、優勝トロフィーを右手に持って四方のコーナーへのぼり、改めてファンの大歓声を受けた。