エルガン「タナハシと初めて言葉を交わしたのは2015年だった。その時、俺にアドバイスしてくれた。そのアドバイスによって、友情が生まれた。その友情が『WORLD TAG LEAGUE』（でのコンビ）につながった。それによって、俺たちはいい関係、友だちになった。もちろん、今も友だちさ。だけど、だけど、その思いを断ち切らないといけない時もある。タナハシ、お前はたった1人でこのニュージャパンの舵を取って引っ張ってきた。それがエースと呼ばれる大きな理由だ。この3年間、自宅に戻れば、ずっと深夜までお前のビデオを見ていた。そして何分の1かでも、お前のエッセンスを取り込もうとしてきた。そして、この2018年、オーサカでお前と闘うことになった。過去に1度、別の場所で闘ったことはあった。明日は『G1』での闘いだ。明日の試合は、オーサカでということに意味がある。オーサカは俺にとって忘れられない出来事があった場所だ。（新日本プロレス）史上初のラダーマッチを闘って、ケニー・オメガをやっつけた（2017年6月19日＝大阪城ホール）、そしてほんの2ヶ月前、NEVER無差別級タイトルを奪った場所でもある。タナハシ、次はお前の名前を刻み込む。この試合で俺がお前に勝ったなら、世界王座（※IWGPヘビー級王座の意）への大きな足掛かりとなる。どうやってお前に勝とうかを考えている。それが簡単なことでないのはわかってる。だけど、俺はここに約束する。お前が俺を倒すのも、同じぐらい簡単でないことを……」
フィンレー「（※コメントスペースを出ていくエルガンの背中に向かって）さあ、出てってね。出てって、出てって。なんか3年前の話をしてたね。それからのことも。まあ、なにがあったか知らないけど。今日は彼のエージェントとして話そう。100％でいるのか。明日はタナvsビッグ・マイク。エースvsンー……なんだろう？ （エルガンの別のニックネームが）なになのかはわからない。その試合、俺は……どうだろうねぇ……この『G1』では……まあ、ご覧ください。楽しみにしてね。なんとも言えないねぇ……。俺はそれよりもCブロックだ。それに備えて充電しておかないと。大一番はキャンセルになってしまったけど、仕方ない。俺が制するから。心配しないで。明日は試合後、弾丸特急（新幹線）でトーキョーに戻って、ビールでも飲みながらベルトについて考えるよ。Cブロックは俺のもの。みんな、Cブロックにも注目しといてくれ。光り輝くトロフィーを手にして、コーヒーでも飲みながら勝利会見だ。それを楽しみにしておくよ。さて、火照った体を冷やさないと。なんで、こんなに暑いんだ？ じゃあ、またな」

棚橋「自分でも驚くほどの成績を残してる。でも、こっからが。毎年、俺、必ず（優勝争いに）絡んでるから。でも、こっからが、大事だから。いろいろやりたいこともあるしね。それはやっぱり結果を残さないと、実現しないことばかりだから。大丈夫。後半、疲れが出て来るけど、疲れたことないから！」
※海野はノーコメント