7.16札幌で行われる『G1』Aブロック公式戦を控え、真壁と鈴木が前哨戦で激突。真壁は前日のリーグ初戦でYOSHI-HASHIを撃破。一方、鈴木は棚橋に敗れ、黒星スタートとなっている。

　鈴木がゴングを待たずに真壁を襲撃し、大混乱の中で試合がスタート。しかし真壁は、鉄柵攻撃で鈴木に報復。
　一方、リング上ではヘナーレがボディスラムでデスペラードを投げ、続いて真壁＆ヘナーレがダブルショルダータックルをお見舞い。
　ところが、控えの鈴木がヘナーレのロープワークを妨害し、トップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。これを合図に場外乱闘へ突入し、鈴木がヘナーレ、デスペラードが真壁を鉄柵に激突させる。そして、鈴木は真壁を観客席へ放りこみ、フェンスとイスで痛めつける。
　これでヘナーレが完全に孤立し、鈴木＆デスペラードがラフプレーで攻め立てる。しかしヘナーレは、ジャンピングショルダータックルで鈴木に逆襲。
　ようやくタッチを受けた真壁は、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射で鈴木に追い討ち。次のノーザンライトスープレックスは回避されるが、フロントキックをキャッチし、エルボー連打を浴びせて行く。
　そこから両者がエルボーを打ち合い、続いて真壁がハンマースルーを切り返す。そして、鈴木へ向けて右のショートレンジラリアットを放ち、かわされた直後に左ラリアットを食らわせた。
　ヘナーレ対鈴木となり、ヘナーレ→真壁の順で鈴木に串刺しラリアットをお見舞い。さらに、真壁が鈴木を押さえ、ヘナーレがダイビングショルダータックルを食らわせる。
　続いてヘナーレ＆真壁は合体ブレーンバスターの体勢に入るが、デスペラードがカット。すると、鈴木がヘナーレの背後へ潜り込んでスリーパーホールドを極め、そこから一気にゴッチ式パイルドライバーで葬った。

　試合後、真壁と鈴木は一触即発で激しく睨み合う。その後、鈴木は辻陽太を捕まえ、スリーパーでKOしてしまった。

鈴木「オイ、真壁！　コノヤロー。俺はな、テメェをぶちのめして、次へ行くんだ。そう、テメェを北の海に沈める。（※目の前のカメラマンに向って）どけ！　どけ！！　（※カメラマンの胸ぐらを掴み）俺の前に立つな。立つんじゃねーっつってんだろ！　オラ！　立つなっつってんだろ！　どけ！」
※エル・デスペラードはノーコメント

真壁「オイ、バカヤロー。テメェ、わかってんのか？　試合終わってんだ。ヘナーレを見せしめにして何が楽しい？　テメェの実力のほどが見えてくんぜ。相当ビビってんのか、コノヤロー。俺には借りがあるんだ。テメェがよ、偉そうにしてるその態度が気に入らねーんだよ！　いいか、コノヤロー。コテンパだよ。テメェのプライドごとよ、コテンパにぶっ潰してやるよ。オイ、覚悟しとけ！　もう止めらんねーからな、コノヤロー！」
※ヘナーレはノーコメント