2勝6敗の矢野と3勝5敗のタマが対決する『G1』Bブロック公式戦最終試合。なお、今シリーズ中にBULLET CLUB OGメンバーが試合介入を繰り返したため、この一戦で同じことが起きた場合、該当選手に“3ヶ月の試合出場停止”及び“罰金”という処分が科せられることになった。
タマのセコンドとしてタンガが現れると、矢野がファンを扇動して「帰れ」コールが起きる。これでタンガが退場して試合開始のゴングが鳴ると、いきなり矢野がスクールボーイでタマを丸め込む。
それをタマがキックアウトすると、矢野は間髪入れずにNUでフォール。だが、再びタマが跳ね返す。
すると矢野はニュートラルコーナーのクッションを外すが、タマが背後から急襲。そして、足元のクッションを拾うと、矢野はその隙を突いて反対コーナーのクッションも排除。さらに、タマの突進をかわし、むき出しの金具へ激突させる。
だが、タマはハンマースルーを切り返し、矢野を金具へ叩きつける。そして、ヘッドバット連射から場外へ投げ捨て、鉄柵攻撃を食らわせる。
先にリングへ戻ったタマは、矢野のリングインを待ち、またもや場外へ落とす。そして、両手で首を絞めると、浅見レフェリーが制止する。
何とか矢野がリングへ戻ると、タマが再び首を絞め、頭部へパンチを浴びせる。そして、注意した浅見レフェリーを突き飛ばし、矢野の首を踏みつける。
それを浅見レフェリーがチェックすると、またもやタマが突き飛ばす。ところが、矢野が背後からタマに組みつき、ロープのリバウンドを利用したフロントスープレックスをお見舞い。これでタマが棒立ちになると、背後から悪質タックルを食らわせる。
その直後、ファレとタンガが特設花道に登場し、それを制止しようとして海野レフェリー、服部レフェリー、佐藤レフェリーも現れて大混乱になる。
その様子を矢野が見つめていると、タマが背後からハンマーブローを浴びせる。そして、またもや両手で首を絞めると、注意した浅見レフェリーを突き飛ばしてKOしてしまう。
それを知った佐藤レフェリーがリングへ入り、タマの髪の毛を掴んで強引に矢野から引き離す。ところが、タマがガンスタンで佐藤レフェリーをKO。ここでゴングが打ち鳴らされ、タマの反則負けとなった。