4勝2敗同士の対決となったオカダvs鈴木の『G1』Aブロック公式戦。両者は昨年の『G1』でも対戦し、30分時間切れでドロー。そして、今年の6.23横浜で行われた『大海賊祭』(鈴木みのるデビュー30周年記念野外フェスティバル)でも一騎討ちを敢行し、再び30分フルタイムドローとなっている。
鈴木がゴングを待たずに襲い掛かり、いきなり場外乱闘で試合がスタート。鈴木がパイプイスとフェンスを凶器に用い、オカダを徹底的に痛めつける。
これで場内が大『オカダ』コールに包まれ、オカダはフラフラになりながらもリングへ近づく。ところが、鈴木がさらにイスで殴打し、オカダはカウント19で辛うじてリングイン。
しかし、鈴木は攻撃の手を緩めず、トップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固めで絞り上げる。そして、エプロン上のオカダをランニングフロントハイキックで吹き飛ばし、場外の鉄柵へ激突させる。
さらに鈴木は、オカダのTシャツを剥ぎ取り、それで首を絞める。そして、ローキックとエルボーを浴びせて行くが、オカダもエルボーをお返し。それでも鈴木は串刺し攻撃を狙うが、オカダが両脚キックで迎撃し、フロントハイキック、スイングネックブリーカーで挽回。
オカダの攻撃は続き、カウンターバックエルボー、串刺しジャンピングバックエルボー、トーキック、DDT。しかし、鈴木が腕を取ってオカダをテイクダウンさせ、腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。たまらずオカダがもがくと、同時に右脚も取って動きを鈍らせる。
それでもオカダがロープエスケープすると、鈴木は串刺しフロントハイキック、ランニングローキック、脇固め、変型腕固めで追撃。さらに、オカダの頭を小突いて挑発して行く。
次に鈴木はオカダに強烈なエルボーを食らわせ、ニュートラルコーナーでエルボー連打を見舞う。そこへ海野レフェリーが割って入ると、オカダが低空ドロップキックで鈴木に逆襲。
その直後、オカダは「楽しもうぜー!!」と叫んで笑顔になり、自分の頬を叩いて鈴木を挑発。すると、鈴木も笑顔を見せて立ち上がり、両者がエルボー合戦を開始。オカダが連打を打ち込むと、鈴木が強烈な1撃で報復し、レインメーカーポーズで挑発して行く。
するとオカダは、エルボー連打で巻き返し、笑いながら鈴木の頭を何度も小突く。だが、鈴木が笑いながら強烈なエルボーを食らわせ、両者が長時間に渡ってエルボーを打ち合う。
その後、鈴木が張り手を不意打ちで見舞い、オカダをひざまずかせる。そして、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るも、オカダがバックスープレックスに切り返し、上から鈴木を押さえ込む。
これを鈴木が返すと、オカダはドロップキックをお見舞い。そして、レインメーカーの体勢に入るが、鈴木が回避して左右の張り手を連打。
それでもオカダがエルボースマッシュを浴びせると、鈴木は張り手で報復。すると、オカダが張り手を返してロープへ走るが、鈴木がカウンタードロップキックで吹き飛ばす。
続いて鈴木が左右の張り手連打を繰り出すと、オカダが潜り込んでツームストンパイルドライバーを狙う。だが、鈴木が抵抗し、ヘッドバット、ニーリフトで反撃。
それでもオカダはツームストンパイルドライバーを仕掛けるが、鈴木が脱出し、フロントネックロックで捕獲。そして、スリーパーホールドへ移行し、オカダの意識を朦朧とさせる。
そこからオカダが脱出してレインメーカーを繰り出すが、鈴木が回避して張り手をお見舞い。そして、卍固めを極めるが、オカダが切り返し、今度こそツームストンパイルドライバーで突き刺す。
次にオカダはレインメーカーを仕掛け、鈴木が抵抗するとスリーパーホールドで捕まえる。そして、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るが、鈴木が切り返してツームストンパイルドライバーを狙う。ところが、オカダがさらに切り返し、ゴッチ式ツームストンパイルドライバーをお見舞い。
その直後、オカダはローリング式レインメーカーで鈴木に追い討ち。そして最後は、(正調)レインメーカーを炸裂させ、鈴木を葬った。