『G1 CLIMAX 28』第8戦として開催されるアオーレ長岡大会。Bブロック公式戦の第4戦と、翌日(7月27日)の浜松大会で行われるAブロック公式戦の前哨対決が繰り広げられる。
第1試合は、新日本プロレス本隊vs鈴木軍のタッグマッチ。エルガンと鈴木は7.27浜松のAブロック公式戦を控えている。
鈴木&デスペラードがゴングを待たずに奇襲を仕掛け、いきなりエルガンと鈴木が場外戦を展開。だが、リング上では成田がデスペラードに逆襲し、飛行機投げ、巻き投げ、ボディスラムなどで畳み掛ける。
さらに成田はエルボー連打からロープへ走るが、控えの鈴木が背中を蹴って妨害。直後に場外乱闘となり、大ダメージを負った成田が完全に孤立。鈴木がローキック、エルボー、デスペラードがジャンピングニードロップ、ボディスラムなどで攻め立てる。
続いて鈴木が変幻自在の関節技でいたぶると、エルガンが乱入して鈴木とエルボーを打ち合う。そして、エルガンが鈴木に強打を食らわせ、即座に成田がショートレンジドロップキックで巻き返した。
これでエルガンの出番となり、ショルダータックルで鈴木を吹き飛ばす。そして、ジャンピングエルボー、ボディスラム、トップロープ越えのジャンピングボディプレスで追撃。
そこへデスペラードが入ると、エルガンはカウンターニールキックで排除。そして、フェイント式延髄斬り、ファルコンアローで鈴木に追い討ちして行く。
続いて両者がエルボーを打ち合い、そこからエルガンが強烈な逆水平チョップを浴びせる。そして、エルボー連打からラリアットを放つが、回避した鈴木がスリーパーホールドを極める。するとエルガンは、鈴木を前方へ投げて脱出。
だが、鈴木が素早く背後へ回り込み、再びスリーパーでエルガンを捕獲。そこからゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るが、エルガンがバックスープレックスで投げ捨てる。それでも鈴木は、すぐさま追走式キチンシンクを食らわせた。
成田対デスペラードの場面。デスペラードがブレーンバスターで叩きつけ、カウンタースパインバスターで追撃。そして、逆エビ固めで絞り上げるが、成田は辛うじてロープへ逃れる。
さらに成田はカウンターの首固めを繰り出し、デスペラードが返すとすぐさまスクールボーイで丸め込む。しかし、これもデスペラードが肩を上げ、次のドロップキックを回避。そして、間髪入れずにピンチェ・ロコを炸裂させ、成田を轟沈した。
試合後、エルガンと鈴木が場外で番外戦を展開。その後、鈴木が辻陽太と上村優也を暴行した。