戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28

日時
2018年7月26日(木)   17:00開場 18:30開始
会場
新潟・アオーレ長岡
放送
バナーバナー
観衆
3,106人(満員)

第9試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦

VS

  • ジュース・ロビンソン

    結果

  • 結果

    ケニー・オメガ

  • (0勝4敗=0点)

  • (4勝0敗=8点)

境界線

レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 無傷の3連勝でBブロック単独トップを走るケニーが、3戦全敗のジュースと対決。

 序盤、ジュースがヘッドシザースを繰り出すと、ケニーは倒立して切り返そうとする。ところが、ジュースが脚に力を込め、ケニーの脳天をマットへ突き刺してダメージを与える。
 その後、ジュースがケニーを赤コーナーへ叩きつけ、串刺しラリアットで追撃。それでもケニーはフランケンシュタイナーでジュースを場外へ追い込み、ロープへ走る。ところが、ジュースがロープのあいだからカウンタースピアーをお見舞い。
 これでペースを掴んだジュースは、ボディスラム、セントーン、カウンターバックエルボーでケニーに追撃。だが、ケニーが左腕を掴んで投げ捨て、その腕にローキックを浴びせる。
 次にケニーは、コタロークラッシャーでジュースに追い討ち。そして、低空ドロップキックで場外へ落とすも、ジュースが鉄柵攻撃で逆襲。
 それでもケニーは2度目の鉄柵攻撃から逃れ、トラースキックで挽回。そして、鉄柵へ飛び乗るが、ジュースがタイツを掴んで引き落とし、ブレーンバスターで場外マットへ叩きつける。
 次にジュースは、エプロンからトペコンヒーロを敢行し、ケニーを押し潰す。そしてリングへ戻ると、コーナー最上段からフライングボディアタックを繰り出す。これをケニーが切り返して押さえ込むが、ジュースがキックアウトし、顔面パンチと逆水平チョップを連打して行く。
 すると、ケニーが左手を蹴って流れを変え、逆水平チョップをお返し。しかし、ジュースがカウンターバックスピンキックでなぎ倒し、フルネルソンバスターで叩きつける。
 続いてジュースはキャノンボールを放つが、ケニーが回避してカミカゼ。そして、間髪入れずにライオンサルトを繰り出すが、ジュースが両膝でブロック。
 これで息を吹き返したジュースは、改めてケニーにキャノンボールを見舞い、ハイアングルパワーボムで追撃。そして、パルプフリクションの体勢に入るが、ケニーが身を守る。
 するとジュースはジャーマンスープレックスを仕掛けるが、ケニーがバク宙で着地し、ショートレンジジャンピングニーアタック2連発で挽回。そして、高速ドラゴンスープレックスホイップを2連発で炸裂させる。
 それでもジュースは3回目のドラゴンスープレックスを逃れるが、ケニーがカウンター脇固めで左手を絞り上げる。これでジュースは悶絶するが、辛うじてロープへ避難。
 その直後、ケニーはVトリガーを狙うが、ジュースが回避してジャーマンスープレックスホイップ。だが、ケニーが左手にフロントハイキックを浴びせ、ジャーマンスープレックスをお返し。そして、ショートレンジジャンピングニーアタックへ繋ぐが、ジュースはすぐさまショートレンジラリアットで報復。
 ここでジュースはプリンスズスロウンに行くが、ケニーが脱出し、リバースフランケンシュタイナーで挽回。そして、片翼の天使の体勢に入るも、ジュースが抵抗し、今度こそプリンスズスロウン。
 次にジュースはパルプフリクションを繰り出すが、ケニーが脱出し、後頭部へ低空ランニングニーアタックをお見舞い。そして、蒼い衝動式ネックブリーカーで追い討ちをかける。
 ケニーの攻撃は続き、Vトリガーから片翼の天使を仕掛ける。そこからジュースが逃れてスクールボーイを繰り出すが、ケニーがギリギリでキックアウトし、今度こそ片翼の天使でジュースを葬った。

 試合後、ケニーはIWGPヘビーベルトを肩にかけ、ひざまずいてジュースを気づかう。そして、手を取って立ち上がらせると、足元のIWGP USベルトを拾って手渡した。
 ここでジュースが退場すると、ケニーはIWGPヘビーベルトを掲げ、ファンの大歓声を浴びた。

COMMENT

ケニー「この『G1』のトーナメント(リーグ戦)、いろんな思いがあるだろう。それぞれの立場で、いろんな意見があって構わない。フットボールでどのチームが最高かという論争みたいなものだ。だけど、『G1』はプロレス界において最高のイベントであることは疑う余地はない。だから、現在だけじゃなく過去も含めて、優勝者こそ尊敬に値する存在だし、だからこそ優勝経験がある俺は、現役のチャンピオンでもあることだし、最高であることを証明しないといけない。それに加えて、ベストバウトマシンであることも。再び優勝して最高のカナダ人レスラーであることもね。最高のレスラーはWWEにいるんじゃないということも証明しないといけない。だから負けるわけにはいかないんだ。『どうして?』という疑問を持たせることさえも許されない。最高のパーフォーマンスをしたうえで、最高の試合を見せる。しかも毎日毎日。『どうして?』という疑問を消していくのは決して遠い先のことじゃない。というのも、この『G1』という舞台があるから。終わってみれば、そんな思いは吹っ飛んでるさ。ところで、これで何点だ? 8点か? 順調だな。取りこぼしもなく、これで8点。決勝に向かって、このまま突き進むだけだ。まだまだこれから、エンジン全開でいくぜ。誰も俺を止めることなんてできない。大切なのは、決勝にコマを進めること。大切なのは2度目の優勝を飾ること。そして伝説の男のなること。それだけのことだ。それだけのね。そのためにしっかりと練習は積んでいる。万人が認める世界最高のプロレスラーになるために。そのためにもこの夏、2度目の優勝を飾ることは絶対条件だし、栄冠を手にするためには目の前の敵をとことんまでやっつけないといけない。最高のプロレスラーになるまで、決して後ろを向くことはないし、途中で投げ出すことなどしない。どうしていけば、そこにたどり着くかはわかっている。ただそれは、すべての人に愛された上でそうならないと意味がない。それはほかの誰にもできないことだ。それには誇りが不可欠だ。このための一夜が今日だった。ボーイフレンドに聞いてみな。ガールフレンドに聞いてみな。『なぜ彼が最高と言われるのか?』って。最高だから最高なのさ。さて、ゆっくりと体を休めないとな。これでおしまい。最後の最後まで俺と比較すればわかること。必ずや、俺は成し遂げる。すべての時代を含めての最上の存在になる。批判するなら、俺を倒してみろ。じゃあ、グッバイ&グッナイト……」

ジュース「(※上村の方を借りてコメントスペースにやって来て、そのまま肩を借りたままで話し始める)ケニーにもやられた。ケニーにも……。タマ、イブシ、ナイトー、それだけでなく“ベストバウトマシン”ケニー・オメガにも……。これから巻き返すのは大変だな。とことんまで潰されてしまった。だけど、どんなに先が険しくとも逃げるわけにはいかない。残りの夏、そして冬を経て2019年に入ってからも、大変な道のりが待ってるな。そして、そこで勝利を積み重ねていかないといけない。勝っていくしかないんだ。それぐらい大きな負けだ。この『G1(CLIMAX)28』で優勝する望みは消えてしまった。最高の舞台で初めての栄冠をつかむことは先送りになってしまった。だからといって、誰かに八つ当たりしても仕方ない。まだこの『G1』は残っているから、とにかく最後まで走り続けないといけない。この先、どんなに頑張っても10点にしかならない。トップを走るケニーに点を与えてしまったわけだし、それはもうどうしようもない。ニュージャパン・プロレスリングは最高にタフなリングだし、最高に高い山でもある。その中でも最も高いところに位置するのが『G1』だ。それにふさわしい相手が揃っている。だけど、だけど、だけどだ、初戦でタマ・トンガに2点を奪われた。気を取り直して臨んだナイトー戦も、絶対に勝つと信じて迎えたイブシとの闘いも、勝たなければならなかった。そこは野球場じゃない、闘いの場なんだ。ケニー・オメガはベストバウトマシンと呼ばれるにふさわしい男だった。彼は最高だ。彼はそれをリング上で証明している。彼は試合後に、俺の肩に10ポンド(約4.6kg)の宝(IWGP USヘビー級のベルト)をかけてきた。それが何を意味してるか。ケニー・オメガは最後の最後まで相手をとことんまで叩き潰すことに執念を燃やしている。だからこそ、あのタイトルを手に入れることができたわけだ。そして、それを手放すこともない。ジェイに負けたこともあったけど、(※ここで『ソーリー、ウエムラ』と言って肩を貸していた上村を押しのける)さらに大きな目標を達成して、そのマイナスも帳消しにした。毎朝、目を覚ました時、ベストバウトマシンがケニー・メガに乗り移る。アイツはほかに例を見ないとんでもないガイジンだ。あんなガイジンはほかにいない。彼のようになりたくともなれない。ベルトを手にしたことで新たな決意をもって、日本に戻ってきた。だけど彼と比べると、自分のいたらなさが情けなくなってしまう。彼こそが最高だ。そう、彼が最高だ。俺がNXTにいたことなんて、足元にも及ばない。ブドーカンでのコータ・イブシとの一戦は、みんなが注目してる。何度も何度も見たい闘いだって。それを否定することはできない。それ以上のメインイベントはないって言われても。そこからこっちに目を向けることもできない。今日、2018年7月26日という日は、そこには到底及ばないレベルだ。俺は彼らとは全然違う場所にいる。まだ野球場から飛び出していないような感じだ。すぐにでも飛び出したいけど、そうできなかった。だけど、この『G1』の闘いは終わってない。最後まで走り抜ける。そのあと、シカゴのオヘア国際空港への片道切符を買って、着いたら親父に迎えに来てもらう。そして自宅に直行して、カウチに横になって体を休め、頭を空っぽにしたい。だけど、のんびりなんてしてられない。すぐにここに戻って来て、巻き返さないといけないからな」

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出場選手

  • シリーズ画像 ジュース・ロビンソン
  • シリーズ画像 ケニー・オメガ

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