『G1 CLIMAX 28』第5戦にして、後楽園ホール3連戦の中日。Aブロック公式戦の5試合と、翌日(7月21日)に控えたBブロック公式戦の前哨対決が繰り広げられる。
試合開始前、尾崎仁彦リングアナウンサーが、邪道の欠場(左脚負傷)を発表した。
そこから始まった第1試合は、新日本プロレス本隊vs鈴木軍のタッグマッチ。なお、ザックは7.21後楽園の『G1』Bブロック公式戦でSANADAと当たる。
試合開始前、今回もTAKAがマイクアピールを敢行。
TAKA「ウエルカム・トゥ~・ザック・セイバー・タ~イム! ザック・セイバーJr.・TAKAみちのく対“ヤングボーイズ”。この試合で勝のは! 『誰ですか?』なんて聞かきかねぇよ、オイ。こんな試合な! 余裕で片づけてよ、このあと(リーグ戦を)すべて勝って、『G1 CLIMAX』、優勝するのは、誰ですかー!! …誰ですかー!! 『G1 CLIMAX 208』、優勝するのは、いつ何時、どんな体勢でも関節技・サブミッションホールドが極められるこの男。サブミッションホールドのみならず、一撃必殺のザックドライバーを持つこの男。ザックの技が極まれば、誰が相手でも、ジャスト! タップ! アウト! ザックの勝利あるのみ。ヒー・イズ! プロレスリングマスター。Z・S・J! ザック・セイバ~~! Jr.~~~! ヤングボーイ、プロレスを教えてやるよ。カモン! オーバー・ヒア~!」
これでヘナーレ&海野が入場し、海野対TAKAで試合がスタート。海野がヘッドロックからショルダータックルを見舞い、アームホイップで投げ飛ばす。
だが、TAKAが海野をカニばさみで倒し、ジャストフェースロックで逆転。これで海野は動きが止まってしまい、ザックが変型弓矢固め、TAKAがヘッドロック、変型ヘッドシザースなどで攻め立てる。
苦しくなった海野は、ドロップキックでTAKAに逆襲。スイッチしたヘナーレが、カウンタージャンピングショルダータックルでTAKAをなぎ倒す。
その後、ヘナーレはハカからロープへ走るが、控えのザックが妨害。しかし、ヘナーレはザックを場外へ落とし、改めてTAKAにランニングチョップを食らわせる。
それでもTAKAは、サミングとジャンピングバックキックでヘナーレに逆襲。替わったザックが、エルボースマッシュ連打をヘナーレに見舞う。だが、ヘナーレはカウンターバックフリップで挽回し、海野とタッチ。
ここからヘナーレ組がトレイン攻撃ザックにトレイン攻撃を仕掛け、ヘナーレの串刺しラリアットから海野が串刺しバックエルボー。さらに、ヘナーレがスピアー、海野がミサイルキックで追い討ちして行く。
次に海野は逆エビ固めを狙うが、ザックが抵抗して変型キャメルクラッチを極める。それでも海野はロープへ逃れ、下から回転エビ固めを繰り出す。
これをザックが返すと、海野は逆さ押さえ込みで3カウントを迫る。だが、ザックがキックアウトし、直後にフロントネックロックで捕獲。そして、ザックドライバーの体勢に入る。
これは海野が回避するも、ザックがコブラツイストで捕らえ、そこからチキンウィングアームロックへ移行してギブアップを奪った。