メイン(第6試合)は S・S・マシン・エース& S・S・マシン・バッファロー& S・S・マシン・ジャスティス& S・S・マシン・ドン& S・S・マシン・No.69組が、内藤哲也& EVIL & SANADA & BUSHI&高橋ヒロム組と激突。
試合に先駆けて場内ビジョンには、田口隆祐が「世紀の大オマージュ」としてかつて新日本マットを席巻したあのマシン軍団を召喚したという煽りVTRが流される。田口は「マシンを5体、工場直送で。進化したマシン軍団を見せたいと思います!」と宣言。その直後、急に田口は頭を押さえると、なんとマシンマスクを装着した姿となり、「ギギガガ」と機械音を発する。果たしてレジェンドマスクマンに捧げるスペシャルマッチの行方は?
まずはL・I・Jが内藤のテーマ曲に乗り、ヒロム、オーバーマスクのバックがマシン仕様になっているBUSHI、SANADA、EVIL、そして内藤の順で入場。内藤はヒロムが掲げるスーパージュニアのトロフィーに一礼してから拳を合わせる。
続いてマシン軍団がワンショルダー姿で緑のNo.69、黒のドン、青のジャスティス、赤のバッファロー、そして白とピンクが基調のカラフルなエースの順でリングイン。そして、なんとかつてマシン軍団のマネージャーとして活躍した将軍KYワカマツが、スーツ姿に身を固めた主役のマシンと共に登場。場内は大歓声に包まれる。ジャスティスとバッファローがロープを空けると、マシンとワカマツもリングイン。場内は「ゴー、マシン、ゴー!」コールに包まれる。試合前、マシン軍団はタグチジャパンのように円陣を組んで気合を入れる。対するL・I・Jは拳と高く突き上げて合わせる。
先発はエースとヒロム。エースがショルダータックルからエアギター。そしてヒロムのリープフロッグを読むも、ヒロムもアッカンベーポーズからロープへ。だが、エースはカニ挟み。そしてセントーンを繰り出すが、これはかわされてしまう。次はドンが登場。すると、内藤は場外に下りてマシンとワカマツに近づこうとするが、バッファローが阻止。
内藤がリングに戻ると、ドンは力比べを要求。手四つからドンが内藤を組み伏せるも、背後からBUSHIが乱入。しかし、ドンはBUSHI、内藤を順にボディスラム。さらにセントーンを狙うが、内藤がかわして不発。すると内藤はマスク剥ぎを見舞うも、場内はブーイングに包まれる。
内藤はドンにハンマースルーを仕掛けるが、こらえたドンはラリアット。だが、かわした内藤がロープに飛ぶ。すると、ドンはカウンターのショルダースルー。さらにラリアットを決めてフォールに入るが、これはカウント2。
続いてドンとバッファローは内藤にダブルのショルダータックル。さらにバッファローは内藤にヘッドバットを連発。すると、内藤はツバを吐きかけるが、バッファローはモンゴリアンチョップを連発。ここでマシン軍団は内藤に串刺しラリアットのトレイン攻撃。No.69はカクカクした動きで腕を回して攻撃を指示。
バッファローは内藤にブレーンバスター。さらにトップロープに登るも、BUSHIが阻止。続いてSANADAとEVILがデッドリードライブでバッファローを投げつけると、内藤がマスク剥ぎに出る。これをマシン軍団が阻止に出ると、L・I・Jがそれぞれを捕らえ、全員にマスク剥ぎを仕掛ける。思わずワカマツがエプロンに上がるが、これはマシンがなだめる。マスク剥ぎはどうにか不発に終わる。
リング上、内藤がバッファローにコーナーミサイル。続いてBUSHIとヒロムでストンピング攻撃。さらにBUSHIがバッファローにTシャツを用いてチョーク攻撃。場外では内藤がワカマツに暴行を働くが、エースが阻止。EVILはNo.69にマスク剥ぎを仕掛け、顔が半分くらい見えてしまう。
リング上ではBUSHIがバッファローにコーナーを背負わせてストンピング。続いてSANADAにタッチするも、バッファローはSANADA胸板に張り手を連発。さらにブレーンバスターで放り投げ、タッチしようとするも、背後からEVILが阻止。しかし、バッファローはEVILにカウンターのニールキック。だが、バッファローが自軍コーナーに戻ろうとすると、SANADAが阻止。
孤立したバッファローだったが、SANADAにマウンテンボムを炸裂。ここでようやくジャスティスにタッチ。ジャスティスはL・I・Jを打撃で一掃し、内藤にはフロントスープレックス。さらにSANADAに左ミドルを連発し、串刺しフロントキック、エクスプロイダーと畳み掛けていく。ここで「ジャスティス」コール。
勢いに乗るジャスティスはブレーンバスターの体勢に入るも、SANADAはバックに着地。そしてロープに走るも、場外からEVILが足を引っ張る。そのジャスティスに、SANADAが低空ドロップキック。
SANADAとEVILはジャスティスにダブルのブレーンバスターを狙うも、ジャスティスはこらえる。そこにNo.69、ヒロム、エース、BUSHI、バッファロー、内藤、ドンの順で入り、両軍の力が拮抗する中、最後はマシン軍団がL・I・J5人をまとめてブレーンバスターで投げきる。
リング上、ジャスティスはEVILにバックドロップを狙うも、これはEVILがこらえる。すると、ジャスティスは腕固めへ。場内は「白目」コールに包まれる。ヒロムがカットに入ろうとするも、エースがドラゴンスクリュー。するとエースに、SANADAがドラゴンスクリュー。そしてSANADAがジャスティスをカット。怒ったジャスティスはSANADAを場外に排除すると、EVILにアームブリーカーを狙う。しかし、こらえたEVILはトラースキック。
今度はBUSHIがジャスティスにミサイルキック。そしてマスク剥ぎを仕掛けるが、これは海野レフェリーが阻止。ジャスティスはキチンシンクで反撃し、No.69にタッチ。No.69はBUSHIに串刺しラリアット二連発からブルドッキングヘッドロック。そしてスリーアミーゴと見せかけ、3発目は魔神風車固めを狙うが、これはBUSHIが切り抜けて延髄斬り。だが、かわしたNo.69はヒップアタック。しかし、そこにBUSHIがアトミックドロップを合わせる。
ここでBUSHIとEVILがトレイン攻撃をNo.69に食らわせ、さらBUSHI、SANADA、内藤、ヒロムが四方向からNo.69に低空ドロップキック。ここでマシン軍団が救助に入り、混戦模様に。リング上、BUSHIがNo.69に串刺し攻撃を狙うも、間一髪でNo.69はよける。エースがすかさずBUSHIに串刺しラリアット。そしてDDTを決め、バッファローがトップコーナーからダイビングヘッドバット。だが、フォールはヒロムがカット。
するとドンがヒロムにアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、そのまま場外のSANADAとEVILに投げつける怪力を披露。リング上、エースがBUSHIにボディスラム。場外ではバッファローが内藤をハンマースルーで放り投げ、マシンがラリアットを炸裂。場内は大歓声に包まれる。
リングではエースがBUSHIにセントーン。そして、エースとNo.69がBUSHIを捕らえたところに、ドンが重量感のあるセントーン。最後はNo.69がBUSHIを魔神風車固めで沈め、マシン軍団が勝利を収めた。場外では若松がメガホンで「新日本に骨太はいないのか~!? どうだ~!?」と勝利の雄叫び。