CHAOSの石井&矢野と鈴木軍の鈴木&ザックが対決するタッグマッチ。
試合開始前、セコンドのTAKAみちのくがマイクアピールを敢行し、ザックを称賛。
TAKA「鈴木みのる・ザック・セイバーJr.対矢野通・石井智宏。この試合、勝つのは、誰ですかー!?(※場内騒然) 誰ですか―!?(※場内騒然) この試合、勝つのは、いつ何時どんな体勢でも関節技・サブミッションホールドが極めれるこの男。無限のサブミッションホールドを持つこの男。ヒー・イズ! サブミッションマスター。ヒー・イズ! Z・S・J。ヒ~・イ~~ズ、ザック! セイバ~~~! Jr.~~~!(※大拍手) ザックのサブミッションホールドが極まれば、誰が相手でも、ジャスト! タップ! アウト! ギブアップあるのみ。それでは、試合を始めましょう。石井智宏、矢野通! カモン!! オーバー・ヒア~!」
そこから石井&矢野が入場し、石井対鈴木で試合がスタート。激しいエルボー合戦から鈴木がフロントハイキックを食らわせるが、次のランニングローキックは石井が回避し、ショルダータックルを浴びせる。
その直後、鈴木が膝蹴りを見舞うが、石井が怯まずにブレーンバスターを仕掛ける。そこから鈴木が逃れてスリーパーホールドを極め、両者がもつれて青コーナーへ移動。
石井対ザックとなり、ザックが弓矢固めを極める。しかし石井は、ザックへ攻撃すると見せかけ、控えの鈴木をランニングエルボーで吹き飛ばした。
矢野対ザックの場面。矢野が髪を掴んでザックを引き倒し、YTRアピールを狙う。だが、ザックが背後から両腕を取り、サーフボードストレッチで捕獲。
これで矢野は動きが止まってしまい、鈴木&ザックが2人がかりの関節技で痛めつける。そして、鈴木がスリーパーホールド、フロントハイキックで追撃。
だが、矢野がマンハッタンドロップで鈴木に逆襲し、ようやく出番となった石井が逆水平チョップ連打、エルボー&逆水平チョップ連射、カウンタータックルで追い討ちをかける。
そこから石井は、鈴木の頭を何度も足蹴にして挑発。これに鈴木が怒って石井とエルボー合戦を展開し、スリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーの体勢に入る。しかし、石井はバックスープレックスで脱出。
その後、石井と鈴木が激しいエルボー合戦を展開。そこから両者が互いに一本足頭突きをブロックし、張り手の相打ちでダブルダウンとなった。
矢野対ザックの場面。矢野がいきなりニュートラルコーナーのクッションに手をかけるが、背後からザックが腕を取って妨害。そして、コブラツイストで絞り上げるが、矢野が脱出し、今度こそコーナーのクッションを外す。
だが、ザックは金具との衝突を回避し、クッション攻撃もかわす。そして、ヨーロピアンクラッチ、逆さ押さえ込みを繰り出すが、いずれもカウントは2。
しかし矢野は、ザックの突進をかわして金具へ激突させる。そして、ザックを佐藤レフェリーと衝突寸前にし、背後から急所を殴ろうとする。ところが、ザックが両脚で矢野の腕を取り、そのまま変型ジム・ブレイクス・アーム・バーでギブアップを奪った。