ファイヤープロレスリング ワールドPresents BEST OF THE SUPER Jr.25

日時
2018年6月4日(月)   17:30開場 18:30開始
会場
東京・後楽園ホール
放送
バナーバナー
観衆
1,740人(札止め)

第7試合 時間無制限1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.25」優勝決定戦

VS

  • (Bブロック1位)

  • (Aブロック1位)

境界線

高橋ヒロムが『SUPER Jr.』を初優勝
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 LOS INGOBERNABLES de JAPONのヒロムと、BULLET CLUBの石森が激突『BEST OF THE SUPER Jr.25』優勝決定戦。ヒロムはBブロック、石森はAブロックを1位で通過。どちらが勝っても今回が初優勝となる。

 序盤、ヒロムがドロップキックで石森を場外へ落とし、ロープへ走る。しかし、石森が素早くリングへ戻り、ヘッドシザースホイップで挽回。
 それでもヒロムはトップロープ越えのカナディアンデストロイヤーを仕掛けるが、石森が抵抗し、バク宙で場外へ着地。そこから両者がエルボーを打ち合い、そのまま南側の客席へ突入。そして、ヒロムが顔面かきむしりから距離を取り、通路を約15メートル疾走してドロップキックをお見舞い。
 続いてヒロムはパワーボムの体勢に入るが、石森がヘッドシザースホイップに切り返す。これでヒロムは勢いよく階段を転がり、1階まで落ちてしまう。
 これで石森のペースとなり、ネックツイスト、イス攻撃、延髄斬り、スライディング式ジャーマンスープレックスホイップなどで攻め立てる。
 さらに石森はスリーパーホールドで絞め上げるが、ヒロムが次のスワンダイブ攻撃を妨害。そして、トップロープ越えのカナディアンデストロイヤーで叩きつけ、石森に大ダメージを負わせる。
 リングへ戻り、ヒロムが串刺しラリアット、低空ドロップキック、逆水平チョップなどで石森に追撃。さらに、タランチュラ式首4の字固めで絞め上げる。
 続いてヒロムは石森をフェースバスターで場外マットへ叩きつけ、エプロンからミサイルキックをお見舞い。そして、リング上ではダイビングセントーンで石森をなぎ倒す。それでも石森はハンドスプリング攻撃を繰り出すが、ヒロムが背後からラリアットを食らわせる。
 続いてヒロムはファイヤーマンズキャリーで担ぐが、石森が前方回転エビ固めに切り返す。これはヒロムがキックアウトするが、直後に石森がYes Lockを極めてロープエスケープさせる。
 それでもヒロムはエルボー連打からロープへ走るが、石森がラリアットをかわし、旋回式でYes Lockを極める。そして、ブレイク前にポジションを変えてさらに絞り上げるが、ヒロムは辛うじてロープへ足を伸ばす。
 そこから石森が串刺しジャンピングニーアタックを繰り出すと、ヒロムが回避して串刺しラリアットに行く。それを石森がさらにかわして串刺しニーアタックを狙い、ヒロムのカウンターフロントスープレックスを読んでコーナーへ飛び乗る。
 その直後、ヒロムがジャーマンスープレックスで投げると、石森はバク宙で着地。そこから突進して行くが、ヒロムが今度こそカウンターフロントスープレックスでニュートラルコーナーへ叩きつける。
 続いてヒロムは、ランニングラリアットで石森に追撃し、ダイナマイトプランジャーからフォールするが、カウントは2。
 その後、ヒロムが串刺しラリアットから雪崩式カサドーラを敢行するが、これも石森が3カウントを免れる。
 するとヒロムは、デスバレーボムの形で石森をニュートラルコーナーで激突させる。そして、ファイヤーマンズキャリーで担ぐが、石森が脱出し、直後のトラースキックをかわす。
 しかしヒロムは、石森のジャンピングニーアタックをブロックし、トラースキックをお見舞い。その直後、石森がフロントハイキックで巻き返し、リバースフランケンシュタイナーでヒロムを叩きつける。ところが、ヒロムもすぐに立ち上がり、リバースフランケンシュタイナーをお返し。
 ダブルダウンを挟み、両者が激しいエルボー合戦を展開。1度はひざまずいたヒロムが左右のエルボーを連打すると、石森がショートレンジジャンピングニーアタックを食らわせ、カウンターラリアットで吹き飛ばす。
 さらに石森は、ランニング低空ドロップキックでヒロムをニュートラルコーナーに吹き飛ばし、串刺し低空ダブルニーアタック、サイファーウタキで追撃。そして、ピストルサインを突きつけてブラディクロスを仕掛けるが、ヒロムがアームホイップに切り返し、Dを繰り出す。これを石森が受け止めてパワーボムに切り返すが、ヒロムがクラッチを離さずに三角絞めで絞る。これはガッチリ極まっていたが、石森がその体勢からヒロムを持ち上げ、青コーナーに叩きつけて脱出。
 その後、石森が串刺しラリアット、チョークスラムで挽回。そして、コーナー最上段からファイヤーバードスプラッシュを敢行するが、ヒロムが両膝を立ててブロック。
 その直後、ヒロムは再びDを繰り出すが、石森が辛うじて脱出。するとヒロムはDの悪夢でから三角絞めを極めるが、石森はロープエスケープ。
 続いてヒロムがTIME BOMBを仕掛けると、石森が抵抗してブラディクロスを狙う。しかし、ヒロムが石森を持ち上げ、デスバレーボムの体勢で青コーナーへ叩きつける。そして、今度こそTIME BOMBを炸裂させ、ついに石森から3カウントを奪取。『SUPER Jr.』初優勝を飾った。

COMMENT

ヒロム「(※トロフィーを持って用意されたイスに座りながら)内藤、帰ったのか、あの野郎! (※壊れたトロフィーを元に戻そうとしながら)オイオイオイオイ、オイオイオイ。聞いてよ。あの、内藤哲也という男は、俺のトロフィーを奪い、そして壊れたことに気づき、俺に耳元で『ゴメン、ちょっと壊れた』と俺に渡してきた! 俺はパニックになった。どうしたらいいんだと。だったら、ちょっと笑いに走るしかねぇだろ! (※トロフィーに語りかけるように)ゴメンよ、ゴメンよ、全然悪気はないんだ。俺が責任持って直すから。ゴメンよ。
(※イスに反り返って天を仰ぎ)それにしても……うれしい……。うれしかった……。俺は不器用だよ。何をやっても、不器用だ。そんなことは、分かってるよ。分かってるよ。でも、そんなヤツでも心の底からプロレス楽しめるんだよ。リングの上で、あり得ない力を発揮するんだよ! そう、(※手首のテーピングに書かれた「夢」の文字を示しながら)夢のためにな。俺は怖いもん知らずだ。それが唯一の取り柄。そんな俺がこの『BEST OF THE SUPER Jr』の栄光を掴んだんだ。うれしいよ。リング上でも言ったけど、俺は、『BEST OF THE SUPER Jr』を挑戦者決定リーグ戦にはしたくない。そんなことは分かってる。俺がずーっと言ってきたことだ。だから、ゴメン。今年、何回も、オスプレイに挑んでる。だけどもう一度、挑ませてくれ。ウィル・オスプレイ、オマエは世界最強のジュニアだ。でも俺も、たった今、世界最強のジュニアになった。世界最強同士、どっちが本当の世界最強なのか、決着つけようぜ。なぁ、オスプレイ。(※報道陣に)何かあるか? こんなに集まってくれて、何もないわけないよね?」
──歴史に残る壮絶な決勝戦をやった手応えは?
ヒロム「手応え!? ガムシャラだよ! ガムシャラだよ! 相手はさ、誰でも、ガムシャラにやったよ。とりあえず、この『BEST OF THE SUPER Jr』公式戦、一戦一戦が、まさにタイトルマッチだよ。ほとんど20分越えたんじゃないの? 死闘だったよ」
──今年の『BEST OF THE SUPER Jr』は獣神サンダー・ライガー選手がエントリーしませんでした。まさに新時代かと思いますが。
ヒロム「だからこそ取りたかったよね。あの人がいない今、“元”新日本プロレスのジュニアの象徴の獣神サンダー・ライガーがいない今、象徴になるのは、この俺だ。新日本プロレスのジュニア、いや、新日本プロレスの新しい象徴が、この高橋ヒロムだ、間違いない」
──左手に「夢」と書かれてますが、その大きな夢に近づくためには、大阪で大きな戦いが待っています。
ヒロム「別にコレ、俺が書いたんじゃねぇけどな。朝起きたら勝手に書かれてたんだ。まぁこれに関してはさ、俺の、ここ(※と、胸を叩く)、ここが出ちゃうんだと思うよ」
──そして、大阪での大きな戦いが待ってます。
ヒロム「まだ考えらんないよ。まだ考えらんないけど、さっきも言った通り、世界最強のジュニアはどっちか、大阪城で決めようよ。それだけだよ」
──なかなかトロフィーが直りませんが、大丈夫でしょうか。
ヒロム「コレは俺が何とかするよ。肌身離さず、来年の『BEST OF THE SUPER Jr』まで、俺、この子と一緒に入場するから。誰も、誰一人として(※外れていた部品がハマる)ほーらほらほら。今年の『BEST OF THE SUPER Jr』を忘れさせないように、俺が、来年の『BEST OF THE SUPER Jr』まで、この子と一緒に入場して、仲良しになるよ。今はちょっと険悪なムードだからさ、何とかするよ、持ち帰って。以上かな。
(※急に顔を上げ、天に向かって)おーい! 聞こえるか? 2019年の高橋ヒロム! オマエも知ってると思うけど、2018年の『BEST OF THE SUPER Jr』は、メチャクチャ、史上最高に、盛り上がったぞ! なぁ! 2019年の高橋ヒロム! 必ず、越えてみろ! (※横の壁に額をつけて)後楽園ホールさん、いつも、いつもありがとうね。いつもありがとう~。分かってる、わかってるよ。ありがとうね。
(※立ち去ろうとしながら)……最後に一つだけ。知ってるぞ。この会場で、アナタが、アナタが見てたこと、知ってるぞ。イニシャル“K”!」
 
石森「負けたか……。負けたよ。今日のところはあいつが一番だ。でもな、でも、でも、まだまだまだまだ全部出しきれてねえだろ? なあ? 俺とお前はまだまだこんなもんじゃねえぞ。お前が言うさ、苦しくて、つらくて、でもおもしろい。(段々大声で)もっと! もっと! もっと! もっと! 限界を超えた闘いしようじゃねえかよ。ヒロム! これからも楽しもうぜ! It’s reborn!」
 
オスプレイ「石森が優勝していたら、未知の相手だったから分からなかったかもしれないが、次の相手もヒロムということになったから、これは俺にとっては楽かもしれない。本来ならば、レイ・ミステリオとやりたかった。『DOMINION』の前に、新日本のファンには謝っておこう。でも、ヒロムはジュニアヘビー級を背負って立つ選手にはなれないだろう。なぜなら、それは俺だからだ」

  • facebook
  • twitter

EVENT CALENDAR

2024年3月
  •  大会日程
  •  各種イベント

イベントカレンダー

SHOP
闘魂SHOP
闘魂SHOPプラス
闘魂SHOP水道橋店
シンニチプレミアム
SOUL×NJPW×MID
しんにちコラボラボ
アスマート
MOVIE
NJPW WORLD
テレ朝CH_CS
サムライTV
ワープロリターンズ
COLLABORATION
ロリクラほーるど
SPONSOR
LAWSON ticket
MIC
SSLIVEくろうま
OTHER
CMLL
JAPAN WRESTLING FEDERATION
魚沼市観光協会
新日コレクション
新日本プロテイン

チュートリアルを閉じる

試合を観戦したい

下記よりこれから開催される予定の大会情報を確認できます。各大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール / チケット

試合結果をみたい

これまでに開催された試合の結果を確認できます。

試合結果へ

試合の動画を観たい

新日本プロレス公式動画サイトNJPW WORLD(有料)にて新日本プロレスの主要大会を完全配信しております。
また、新日本プロレス45年分のアーカイブから試合映像を観ることができます。

NJPW WOLRDへ

選手に会いたい

選手の握手会や撮影会などのイベントの情報はこちらより確認できます。

NEWS イベント情報へ

選手について知りたい

選手のプロフィールや必殺技、また選手ごとのSNS情報などを確認できます。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

選手プロフィールへ

選手のテレビなどメディア出演情報を知りたい

選手のテレビなどメディア出演情報はこちらより確認できます。

NEWS メディア情報へ

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ

試合のチケットを買いたい

観戦したい大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール/チケットへ

オフィシャルグッズを購入したい

新日本プロレスオフィシャルグッズは闘魂SHOPより購入できます。

闘魂SHOP

ファンクラブに入会したい

Team NJPW(新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ)では新規会員を募集中!
Team NJPWの会員になると様々な特典がいっぱい!
詳しくは以下より確認できます。

ファンクラブページへ

スマホでもオフィシャルサイトを楽しみたい

スマホサイトであれば最新NEWSから大会情報・大会結果がいつでもどこででも見れます。
毎日更新、選手自身が執筆した日記もスマホサイトで購読できます。

スマホ紹介ページへ

新日本プロレス公式プロレスゲーム『プロレスやろうぜ!』

新日本プロレス公式、スマホで遊べるプロレスゲーム!
自分だけの選手を育てて、新日本プロレスのレスラーと対戦しよう!

『プロレスやろうぜ!』

トレーディングカードゲーム『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスレスラーたちのカードを集めて、ネット対戦に挑め!!
パソコン、スマホで遊べる新感覚トレーディングカードゲーム!

『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ