『BEST OF THE SUPER Jr.』第3戦として開催される沼津大会。Aブロック公式戦の4試合と、Bブロックの前哨対決が繰り広げられる。

　オープニングマッチは、5.22後楽園ホールで行われる『SUPER Jr.』Bブロック公式戦・田口vsリーの前哨対決。

　海野と上村の対決で試合が始まり、上村が腕を取って絞る。すると、海野がヘッドロックからグラウンドへ持ち込むが、上村が振り解いた。
　田口対リーの場面。田口がクネクネした手の動きと連続ドロップダウンでリーを惑わせ、低空ドロップキックを鮮やかにかわす。
　続いて田口はコーナー2段目へのぼるもが、リーが平手で尻を叩き、カウンターアトミックドロップなどで追撃。
　そこから上村が登場し、アームホイップ、ストンピング連射、エルボー、チョップなどで攻め込む。だが、田口は上村のハンマースルーを切り返し、カウンタージャンピングヒップアタックで挽回。
　これで上村は動きが止まり、海野がチョップ、ハンマーブロー、ストンピング、ボディスラム、フライングメイヤー、チンロック、キャメルクラッチと一気に畳み掛ける。そして、田口がボディスラム、ヒップアタック連射で続く。
　しかし、上村は田口にカウンタードロップキックを見舞い、ようやく脱出に成功。ここでスイッチしたリーは、エルボー連打、串刺し低空ドロップキック、変型フィッシャーマンバスター、変型首固めなどで田口に追い討ち。だが、次のデスヌカドーラを田口が回避し、カウンタージャンピングヒップアタックで逆襲。
　これで海野対リーとなり、エルボー合戦からリーがローリングソバット。そして、串刺しバックエルボー2連発に繋ぐが、リーはカウンタードロップキックで報復。
　海野対上村の場面。上村がトーキック連打、串刺しジャンピングエルボー、ボディスラムと攻め込み、逆エビ固めで海野をロープエスケープさせる。
　だが、海野がカウンタードロップキックで逆襲し、スパインバスターから逆エビ固めをお返し。これをリーがカットすると、即座に田口がプランチャで分断。
　一方、海野はコーナー最上段からのミサイルキックで上村を吹き飛ばし、2度目の逆エビ固めでギブアップを奪った。

海野「昨日も言ったけど、こんなとこで負けてらんねぇんだよ！オイ、吉田！メインイベントになったからには、絶対オメェのことを食ってやるからな。ただ、『BEST OF THE SUPER Jr.』で必ず金星を挙げる！」
田口「ドラゴン・リーのスピードに全然ついていけなかったんで、まだ身体が重いんで、全然動いてないです。明日、休んで明後日、しっかりガリガリになって後楽園に登場したいと思います」
――目標は、体重何キロ減ですか？
田口「6,9キロ減量します」
――靴の調子は？
田口「靴の調子のは、やっと慣れてきました。3日目にして慣れてきました。靴ずれで剥けた皮膚がこの2日でどれだけ再生するかにかかってます。歳をとったので、いかんせん皮膚の再生速度も遅くなってますが、頑張ります」

リー「改めて、こんなタレント揃いの『SUPER Jr.』に参戦できて嬉しく思う。タグチ、アナタはアミーゴでもあるが、コウラクエンでいい試合をしよう。グラシアス」
※上村はノーコメント