試合後、場外の鈴木はパイプイスを手にし、エプロンサイドへ。だが、レフェリーとヤングライオンが間に割って入る。鈴木は退場時、辻と成田に怒りをぶつけてから退場。
リング上ではL・I・Jが勝ち名乗りを受け、そして拳を付き合わせる。内藤以外のメンバーはリングを下りて退場。リングに残った内藤には大「内藤」コールが送られる。ニヤリと笑った内藤もリングを下り、花道を下がる。
その途中、観客席から仮面を身に付け、L・I・Jのフードを深く被った男が内藤を襲撃。パンチとキックを浴びせ、さらに鉄柵で一撃を加えると、内藤をリングに戻す。謎の男がマスクを取ると、なんと正体はクリス・ジェリコ!
場内が大きくどよめく中、ジェリコは内藤にコードブレイカー。そして馬乗りになってパンチを振り下ろし、場内にアピール。さらにジェリコは内藤に執拗にパンチを浴びせ、あわててレフェリーとヤングライオンが止めに入るも、ジェリコは大暴れ。
ようやく落ち着いたジェリコはリングを下りるが、本部のゴングを手に取ると再びリングへ。そして出血している内藤の頭部にゴングで一撃。ここでL・I・Jのメンバーもリングに戻ってくる。そしてレフェリーが4人がかりでジェリコを制止、ヤングライオンも必死にジェリコを押さえる。
グロッキー状態の内藤に対し、ジェリコは引き上がると見せかけて、またもストンピングで襲撃。そして頭部にパンチを叩き込み、今度はレフェリー陣やヤングライオンに加えてEVILも止めに入る。
ようやくジェリコはリングを下りると、パイプイスを放り投げる。そしてニヤリと笑うと両手を突き上げ、花道を下がる。ジェリコはブーイングを飛ばす観客に中指をつきたて、さらにフェンスを投げて威嚇。ヤングライオンの顔を突き飛ばしながら退場。そして、会場の外に待たせてあったタクシーに乗り込んで逃走した。
リング上では大量出血の内藤を運ぶためにタンカが用意される。しかし、内藤はそのタンカをリング下に放り投げ、フラフラした足取りでリングを下りる。そして、腹いせのようにヤングライオンの海野を鉄柵に叩きつけ、イラ立ちを見せながら、L・I・Jのメンバーと共にリングをあとに。