濵かつ Presents レスリングどんたく 2018

日時
2018年5月4日(金)   15:30開場 17:00開始
会場
福岡・福岡国際センター
放送
バナーバナー
観衆
6,307人(札止め)

第9試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合

  • <第65代チャンピオン>

  • <チャレンジャー>

VS

  • ※12度目の防衛戦

境界線

※オカダがIWGPヘビー歴代最高となる12度目の防衛に成功。
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 第65代IWGP王者のオカダが、防衛最多新記録V12を懸けて臨むタイトルマッチ。対戦相手の棚橋は、2011年1月4日に同王座を戴冠(第56代王者)し、2012年1月4日に前人未到のV11を達成。しかし、次の防衛戦(2012年2月12日)でオカダに敗れ、王座から転落している。

 試合開始早々、棚橋がロープ際で不意打ちに出る。だが、オカダが身をかわして体勢を入れ替え、ゆっくりとクリーンブレイク。
 その後、棚橋がヘッドロックで長時間に渡って絞るが、オカダが切り返してショルダータックル。そこからオカダはいきなりレインメーカーを仕掛けるが、棚橋がかわしてドラゴンスープレックスの体勢に入る。だが、オカダが脱出した。
 その後、棚橋がフロントキックをキャッチし、オカダの左脚に背後から低空タックルを浴びせる。するとオカダはツームストンパイルドライバーに行くが、棚橋が回避し、左脚に低空ドロップキックをお見舞い。
 しかしオカダは、棚橋をコーナー最上段に座らせ、ショートレンジドロップキックを食らわせる。それでも棚橋はトップロープを掴んで場外への落下を免れるが、オカダが捕獲して両脚をトップロープへ乗せ、DDTを敢行。
 場外戦になり、オカダが鉄柵攻撃、串刺しフロントハイキック。そして、今度は棚橋の両脚を鉄柵へかけ、DDTを食らわせる。
 これで棚橋は動きが止まってしまい、オカダがフライングメイヤー、低空ランニングフロントキック。そして、棚橋を踏みつけてレインメーカーポーズを決めると、大きなブーイングが起きる。
 その後もオカダは棚橋の首に集中攻撃を仕掛け、変型チンロックなどでダメージを蓄積させる。そして、スイングネックブリーカーの体勢に入るも、棚橋が切り返して反対にオカダを叩きつける。
 これでようやくペースを握った棚橋は、エルボー連打、カウンターフライングフォーアーム、串刺しドロップキック、膝への低空ドロップキックでオカダに追撃。だが、次に狙ったスリングブレイドをオカダが回避し、カウンターバックエルボー、串刺しバックエルボー、トーキック、DDTで巻き返す。
 次にオカダがコーナー最上段へのぼると、棚橋が立ち上がって身を守る。しかし、オカダがリバースネックブリーカーを食らわせ、今度こそダイビングエルボードロップを命中させる。
 その直後、オカダはレインメーカーポーズを披露するが、棚橋が立ち上がる。そして、至近距離でトーキックを放つと、オカダが蹴り脚をキャッチ。そこから自分がトーキックを繰り出すが、今度は棚橋が受け止めてドラゴンスクリューを敢行。
 これでオカダが場外へ落ちると、棚橋はニュートラルコーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローをお見舞い。そして、場外マット上でスリングブレイドに行くが、オカダが受け止め、ツームストンパイルドライバーで逆転。
 リングへ戻った2人はエルボー合戦を繰り広げ、競り勝った棚橋がオカダの後頭部へストンピング連打を浴びせる。そして、オカダのドロップキックを回避すると、フラップジャックをネックスクリューで切り返し、スリングブレイドでなぎ倒す。
 その直後、棚橋はニュートラルコーナー最上段からハイフライフローを繰り出すが、オカダが回避して自爆へ追い込む。そして、背後からショートレンジドロップキックを食らわせると、正面から(正調)ドロップキックで吹き飛ばす。
 続いてオカダはレインメーカーを狙うが、棚橋が回避してその場飛びスリングブレイド。するとオカダはツームストンパイルドライバーの体勢に入るが、棚橋が辛うじて脱出。
 その直後、オカダは低空ドロップキックで棚橋をなぎ倒す。しかし、棚橋がツームストンパイルドライバーで逆転し、うつ伏せ状態のオカダをハイフライフローで押し潰す。そして、オカダを仰向けにして再びハイフライフローを敢行するも、オカダが両膝でブロック。
 次にオカダがレインメーカーを仕掛けると、棚橋が回避してスリングブレイドに行く。だが、今度はオカダが身を守り、ジャーマンスープレックスホールド。
 それでも棚橋はスリングブレイドを狙うが、またもやオカダが回避してレインメーカーを仕掛ける。だが、棚橋が切り返し、ドラゴンスープレックスホイップで報復。
 続いて棚橋はロープへ走るが、オカダがカウンタードロップキックで迎撃。そして、自分がロープへ走るも、棚橋がスリングブレイドで叩きつける。
 ここで棚橋はコーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローを敢行するが、オカダが下からのドロップキックで撃墜。そして、棚橋を起こしてレインメーカーに行くが、棚橋が回避して反対にレインメーカーを炸裂させる。
 そこから棚橋は張り手を連発して行くが、オカダが隙を見てレインメーカーを狙う。これを棚橋が回避してまたもや張り手を浴びせるが、オカダはなおも腕を掴んで離さない。だが、棚橋がさらに張り手を食らわせ、ようやくオカダの手を振り解く。
 その直後、棚橋はロープへ走ろうとするが、オカダが背後からタイツを掴んで引き戻す。そして、そのままレインメーカーを炸裂させ、一気に3カウントを奪った。

COMMENT

※ジェイ、矢野、YOSHI-HASHI、ロッキー、SHO、YOHが拍手でオカダを迎え、オカダは全員と拳を合わす。
ロメロ「IWGPヘビー級王座、防衛12回、おめでとう。オツカレサマデシタ!カンパーイ!」
全員「(※缶ビールを手に取り)かんぱーい!(※ロメロの音頭で『チャンプ』コールが行われ、メンバーはコメントブースを後にした)」

――オカダ選手、防衛おめでとうございます。
オカダ「ありがとうございます」
――“V12”という新記録、いまどのように感じていますか?
オカダ「正直、自分では『興味ない』と言いつつ、これが達成できた時に『何かあるんじゃないかな』と思ってましたけど、何もなかった。ただの防衛戦の一つだった。でもね、棚橋弘至、ナメてましたけど、強かった。あの棚橋弘至に勝てて良かったと思います」

――今回の棚橋選手との対戦は、これまでのIWGPのタイトルマッチと違う部分はありましたか?
オカダ「違ったね。やっぱり、最後の方になってからは、もうベルトへの想いだったんじゃないかなと思います。あんなにしぶといとは思ってなかったっていうのはありますね。キツかった。ホントにキツかった」

――そして、オカダ選手から次期挑戦者にケニー・オメガ選手を指名し、時間無制限3本勝負という提案がありましたが。
オカダ「去年、ケニーと東京ドームでやって勝って。大阪城ホールでベルト懸けて60分引き分け。ま、『G1』でやりましたけど、ケニーが勝って1勝1敗1分けですか。別に俺の中では、そのて1勝1敗1分けというよりも、あの大阪城ホールで続きで、しっかりあの時みてくれていたお客さんにね、エンディングというのを見せたかった。だから、ボクの中では時間無制限1本勝負でいいんじゃないと思いました。まさかね、そのあとケニーが“3本勝負”、そんなことを言ってくるとは思わなかったですから。俺が“時間無制限1本勝負”、ケニーがそれをのんでくれるんであれば、俺は3本勝負のんであげようと思います。そういう3本勝負っていうのは過去にあったんですかね、IWGPの歴史の中で? ま、あろうがなかろうが、素晴らしい試合を見せて。せっかく“V12”新しいチャンピオンっていうのを、これからみせていかなきゃいけないんでね。しっかりこの新しい、誰もが認めざるを得ない最強のチャンピオン、まずは大阪城ホールでみせてやりたいと思います」

――いま、棚橋選手にあえてかける言葉があるとすれば。
オカダ「強かった。強かったし、『あそこまでボロボロの人間でもここまでやれるんだ』っていうのは、レスラーのボクとしてもすごいと思うし、お客さんの中でもパワーをもらえた人はいると思うんでね、ホント勉強になりました。ありがとうございました。そして、お疲れ様でしたっていう感じですね」

――2年前の大阪城ホールでIWGPヘビーのベルトを獲って、2年間チャンピオンでいるということに関しては、何か感じるものがありますか?
オカダ「別にそんなに感じることはないですね。俺じゃなきゃダメでしょ。俺がチャンピオンだから、新日本プロレスはここまでできてるし、どんたくだって2連戦できてるし、海外にだって行けてるし、それは俺がチャンピオンとしてやってきてるからなんで。やっぱり、常に俺がベルトを巻いて中心じゃないと、新日本プロレスどんどんどんどん上にいけないと思うんで、素晴らしいチャンピオンをみせていきたいなと思います」

棚橋「(※ヤングライオン肩を借りコメントブースに現れると、床に倒れ込み)……ハァハァ……またしても……派手に負けちまったけど、俺は諦めてないから……(※涙を流し、声を震わせながら)もっと強くなるから……過去の自分を絶対に越えてやるから!(※なんとか立ちか上がり、フラフラになりながらコメントブースを後にした)」

ケニー「(※日本語で)まぁ、正直いうと次の挑戦者になるなんて、ちょっとビックリしたんですよ。だって、しばらくベルト挑戦してないし、最近はさ、飯伏さんと組んでるから、どうしようもない。オカダ、自分で決めたから。そして、お前の言った通り、去年の大阪城ホールの『DOMINION』は60分ドローでした。それは直さないとね。自分でもそれを直したいです。どっちの方が強いか。どっちの方がスタミナがあるか。どっちが本当のチャンピオンか。それは『DOMINION』で決めたいです。(※英語で)ファンに向けて、ここまで導いてくれて、まずは『ありがとう』と伝えたい。旅を終わらせることはない。次はおそらく、これまで経験したことがないほど難しい試合になるだろうけど、すべての対戦のなかでも、今回のオーサカジョーホールでは最高のものをオカダにぶつけていく。お前が文句のつけようがないぐらい、最高の俺をね。じゃあ、また会おう。グッバイ&グッナイト。Bang!」

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