5.4福岡のIWGP Jr.戦を控え、王者オスプレイと挑戦者KUSHIDAが前哨対決。なお、前日(4.23)の後楽園大会では、矢野が急所攻撃からの裏霞で真壁から3カウントを強奪。新たな火種となっている。
KUSHIDA対オスプレイで試合がスタートし、腕を取られたオスプレイがヘッドスプリングで切り返す。だが、KUSHIDAがすぐに再び腕を取り、ヘッドロックへ移行。
そこからKUSHIDAがショルダータックルを浴びせると、オスプレイがヘッドスプリングですぐに立ち上がり、ローリングソバットをお見舞い。
するとKUSHIDAは、リープフロッグ&ドロップダウンでフェイントをかけ、アームホイップでオスプレイを投げる。そして、側転から低空ドロップキックを放つも、オスプレイが回避し、ヘッドシザースホイップで場外へ追いやる。
その直後、オスプレイがハンドスプリング&バク宙でフェイントをかけると、KUSHIDAは素早くリングへ戻る。しかし、オスプレイがバク宙でKUSHIDAを飛び越え、ヘッドシザースホイップを繰り出す。これをKUSHIDAが側転に切り返し、直後に2人のドロップキックが交錯した。
エルガン対YOSHI-HASHIとなり、エルガンがヘッドシザースホイップをこらえてパワーボムの体勢に入る。だが、YOSHI-HASHIが脱出し、ヘッドハンターで叩きつける。
しかしエルガンは、YOSHI-HASHIの串刺しジャンピングエルボーをキャッチし、変型ボディスラムで足元へ叩きつける。そして、ダイビングサンセットフリップで追撃。
さらにエルガンは、矢野とオスプレイを同時に担ぎ、バックフリップでまとめて叩きつける。しかし、YOSHI-HASHIがトラースキックを食らわせ、ラリアットでなぎ倒した。
ここで矢野の出番となり、青コーナーのクッションを外して金具をむき出しにする。そして、真壁を挑発しながらエルガンの背中にスレッジハンマーを連打して行く。
だが、エルガンが矢野のハンマースルーを切り返して金具へ激突させる。そして、タッチを妨害したYOSHI-HASHIに延髄斬りを浴びせ、ようやく自軍コーナーへ帰還。
スイッチした真壁は、タックルで矢野を吹き飛ばし、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射で追い討ち。すると、矢野は顔面かきむしりからロープへ走るが、真壁がカウンターラリアットを食らわせる。
これで矢野の動きが止まり、エルガン&KUSHIDAが串刺しラリアット&延髄斬りのサンドイッチ攻撃。さらに、真壁がカウンターラリアットで続き、パワーボムの体勢に入る。だが、オスプレイがスワンダイブフライングフォーアームでカット。
ここでKUSHIDAとオスプレイが対峙し、KUSHIDAのローリングエルボーに対してオスプレイがハイキックで報復。その後、オスプレイがマサヒロ・タナカを回避し、バックスピンキックを繰り出す。これをKUSHIDAがかわしてオーバーヘッドキックを浴びせるも、オスプレイがサマーソルトキック→延髄斬りの連続攻撃で蹴散らした。
一方、矢野は真壁の急所を殴ろうとするが、エルガンが腕を掴んで阻止。それでも矢野は634を狙うが、真壁&エルガンが腕を掴む。
その直後、真壁&エルガンはサンドイッチラリアットを仕掛けるが、矢野にかわされて同士討ちになってしまう。そして、矢野は真壁を突き飛ばしてエルガンに衝突させるが、KUSHIDAがスワンダイブチョップをお見舞い。
続いて真壁&エルガンが今度こそ矢野にサンドイッチラリアットを食らわせ、エルガンがジャンピングフロントハイキック、真壁がラリアットで追撃。そして最後は、真壁がキングコングニードロップで矢野に引導を渡した。
試合後、真壁は矢野を場外へ投げ捨ててウサを晴らす。一方、KUSHIDAとオスプレイは一触即発で睨み合った。