4・1両国のIWGPヘビー戦を目前に控え、王者オカダと挑戦者ザックが最終前哨戦で激突。
試合開始前、鈴木軍のセコンドとして現れたTAKAみちのくが、いつものようにマイクアピールを開始。
TAKA「ウェルカム・トゥ・ザック・セイバー・タ~イム!(※大歓声) いよいよ明後日、4月1日両国国技館大会、IWGPヘビー級選手権試合オカダ・カズチカ対ザック・セイバーJr.。勝つのは、誰ですかー!(※場内騒然) 両国で勝のは、いつ何時どんな体勢でも関節技・サブミッションホールドが極めれるこの男、無限のサブミッションホールドを持つこの男、『NEW JAPAN CUP』トーナメント、内藤哲也、飯伏幸太、SANADA、棚橋弘至、数々の強豪を破って優勝したこの男、ザックのサブミッションホールドの前ではみな、ジャスト! タップ! アウト! ギブアップあるのみ。ヒー・イズ! サブミッションマスター。ヒー・イズ・Z・S・J。ヒ~・イ~ズ、ザック! セイバ~~~! Jr.~~!(※大拍手) それでは最後の前哨戦、始めましょうか。オカダ・カズチカ~! カモン! オーバー・ヒア~!」
ここで場内に「RAIN MAKER」が鳴り響き、オカダ&YOSHI-HASHIが外道と共に登場。すると、外道が尾崎仁彦リングアナウンサーのコールを遮り、マイクアピールを敢行。
外道「俺からも、ひとつ聞こうか(※大歓声)。4月1日、両国国技館、IWGPヘビー級選手権、勝つのは誰だ~!?(※場内騒然) 勝つのは誰だ~!!(※場内騒然) もちろん、ザック・セイバーJr.の頭をツームストンパイルドライバーでリングに突き刺し、レインメーカーで完膚なきまでにノックアウトするこの男、完全無欠のIWGPヘビー級チャンピオン、“レレレレレレレインメーカー”カズチカ・オ~~カ~ダ!(※大歓声)」
そして、オカダ対ザックで試合が始まり、場内が「オカダ」コールに包まれる。そんな中、手四つの力比べでオカダが押し込むが、ザックが切り返して首を取る。
その後、オカダがロープ際でクリーンブレイクし、両脚を駆使してザックの首と脚を同時に固める。そして、頭を撫でて挑発すると、ザックは激怒してニュートラルコーナーのクッションを蹴った。
YOSHI-HASHI対タイチの場面。YOSHI-HASHIがエルボー、タイチがローキックを打ち合う。これをYOSHI-HASHIが制すると、タイチはミドルキックで反撃。だが、YOSHI-HASHIがヘッドシザースホイップ、アームホイップ、ヘッドハンターと畳み掛ける。
そこへザックが乱入し、YOSHI-HASHIにエルボースマッシュを浴びせる。さらにザックは、追いかけて来たオカダを変型卍固めで捕獲。それを海野レフェリーが注意している隙を突き、タイチがスタンドマイクでYOSHI-HASHIを殴る。
直後に場外乱闘へ突入し、タイチがイス攻撃や鉄柱攻撃でYOSHI-HASHIを痛めつける。一方、ザックは鉄柵を悪用し、オカダの左腕に大ダメージを負わせる。
リングに戻ったタイチは、レインメーカーポーズとレインテーカーポーズでオカダたちを挑発。さらにザックが関節技でYOSHI-HASHIに追い討ちし、場外でさらにいたぶる。
YOSHI-HASHIの劣勢は続き、タイチがローリングソバット、背中へのローキック、ジャンピングハイキックなどで追撃。そして、天翔十字鳳を放つが、YOSHI-HASHIが受け止め、フェイント式バックキックで挽回した。
ようやく出番となったオカダは、エルボー、カウンターバックエルボー、串刺しバックエルボー、DDTでタイチに追撃。さらに、控えのザックへ襲い掛かるも、変型卍固めで捕獲されてしまう。その直後、タイチがアックスボンバーでオカダに報復し、ザックと替わる。
それでもオカダはコブラクラッチを狙うが、ザックが脱出して変型コブラツイスト。さらに、エルボースマッシュ連打から串刺し攻撃に行くが、オカダが身をかわしてコーナーに激突させる。
ここでオカダは雪崩式攻撃を狙うが、ザックがオカダに飛びつき、変型バタフライロックを極める。そして、ランニングローキックを放つが、オカダが蹴り脚をキャッチ。するとザックはそこから関節技を狙うが、オカダが切り返してレインメーカーに行く。それをザックが回避して腕に蹴りを見舞うが、オカダがカウンタードロップキックで吹き飛ばした。
YOSHI-HASHI対ザックとなり、YOSHI-HASHIが逆水平チョップ、串刺し逆水平チョップ。さらに、ザックをトップロープへ乗せ、低空ドロップキックを浴びせる。
それでもザックはリバースフルネルソンの体勢に入るが、YOSHI-HASHIが脱出して逆水平チョップ。続いてヘッドバスターを仕掛けるが、ザックがスリーパーホールドに切り返す。しかし、オカダがザックに串刺しバックエルボーを見舞い、YOSHI-HASHIのシーソーホイップからDDTで突き刺す。そして、YOSHI-HASHIが今度こそヘッドバスターをお見舞い。
ここでYOSHI-HASHIはカルマの体勢に入るが、ザックが脱出してロープへ走る。だが、YOSHI-HASHIがカウンターラリアットで迎撃し、大コールを浴びる。
するとYOSHI-HASHIはパワーボムを繰り出すが、ザックが切り返して卍固め。それをオカダがカットするも、タイチがデンジャラスバックドロップで戦闘不能にする。その直後、ザックがYOSHI-HASHIをグラウンドへ引き込み、変型アームバーで絞り上げる。危険と判断した海野レフェリーが試合を止め、ザック&タイチの勝利となった。