第80代王者オスプレイに、前王者のスカルが挑戦するIWGP Jr.タイトルマッチ。
試合開始直後、両者がお互いの動きを読み、切り返しの応酬で場内を沸かせる。その後、オスプレイがロープの反動を利用したアームホイップを繰り出し、スカルのヘッドシザースホイップを側転で切り返す。そして、いきなりオスカッターを仕掛けるが、スカルが回避し、ローキック、その場飛びムーンサルトプレス、ハイキックもことごとくかわした。
そこからスカルは逆水平チョップを見舞うが、オスプレイがヘッドシザースホイップで投げ飛ばし、ドロップキックで場外へ落とす。そして、ハンドスプリングでフェイントをかけようとするが、スカルが場外から手を掴んで妨害。それでもオスプレイはキックでスカルを吹き飛ばし、延髄斬りで再び場外へ追いやる。そして、サスケスペシャルで追撃。
しかし、スカルが顔面攻撃で流れを変え、ロープを利用したネックブリーカーをお見舞い。さらに、エプロンから低空トラースキックを見舞い、鉄柵攻撃で追い討ちをかける。
これでスカルのペースとなり、ボディスラムでオスプレイをロープへ叩きつける。そして、セカンドロープを利用したDDTからアルゼンチンバックブリーカーを繰り出し、そのままオスプレイを青コーナーへ激突させる。
スカルの攻勢は続き、DDT、変型カナディアンバックブリーカー。さらに、シーソーホイップの要領でオスプレイの上体を持ち上げ、首をサードロープへ叩きつける。その後、スカルはオスプレイの両腕をクロスして首を絞り上げるが、オスプレイが切り返してハンドスプリング攻撃に行く。これはスカルが回避するも、オスプレイは改めてハンドスプリングオーバーヘッドキックをヒットさせる。
その後、オスプレイはフェイント式延髄斬りでスカルの動きを止め、トップロープを利用した619で追撃。さらに、スワンダイブフライングフォーアーム、その場飛びシューティングスタープレスへ繋ぐ。
さらにオスプレイは、コーナーを利用してスカルの顔面にトラースキックを浴びせる。そして、ジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てると、再びスカルをコーナー最上段へ追いやる。ところが、スカルが脱出し、コーナーを利用したスイングDDTで反撃。
その直後、スカルはブレーンバスターの体勢に入るが、オスプレイがスタナーに切り返す。それでもスカルは指折り攻撃を狙うが、オスプレイが脱出し、セカンドロープへ飛び乗ってフェイント。そこからジャックナイフ式エビ固めを繰り出すも、スカルがブリッジで立ち上がり、逆さ押さえ込みを仕掛ける。そして、オスプレイが抵抗すると、変型リバースネックブリーカーで叩きつける。
それでもオスプレイはバックキックで顔面を撃ち抜くが、スカルがローリングエルボー、ラリアットで挽回。するとオスプレイは逆さ押さえ込みを繰り出すが、スカルが肩を上げる。
その後、スカルは場外に落ちそうになるが、ロープを掴んで踏み止まる。そして、両脚を絡めてオスプレイをエプロンへ引き込み、場外マット上でツームストンパイルドライバーを敢行。
リングへ戻ったスカルは、変型スイングネックブリーカーでオスプレイを叩きつけ、首にハンマーブローを連発。そこから両者がエルボー合戦を繰り広げ、さらにはお互いの頭を殴り合う。そこからオスプレイがフロントハイキックを見舞ってロープへ走るが、スカルがフェイントで膝に低空トラースキックを浴びせる。
しかし、オスプレイがサマーソルトキック→延髄斬りの連続攻撃で挽回。そして、その場飛びスパニッシュフライの要領でスカルを捕らえ、ジャンピングパワーボムで叩きつける。
次にオスプレイはコークスクリューキックからオスカッターに行くが、スカルが場外へ突き落とす。そこからエプロン上の攻防となり、オスプレイのフロントハイキックに対し、スカルが延髄斬りで逆襲。ところが、オスプレイが断崖式スパニッシュフライの超荒技を敢行。これでスカルは大ダメージを被るが、オスプレイも頭からエプロンに激突し、流血してしまう。
それでもオスプレイは先にリングへ戻り、コークスクリューシューティングスタープレスを炸裂させる。そして、スカルをトップロープを乗せ、赤コーナーからシューティングスタープレスを放つ。ところが、スカルが回避し、後頭部に低空トラースキックをお見舞い。
次にスカルは、オスプレイの額にピストルサインを突きつけ、張り手を浴びせて低空トラースキックを発射。しかし、オスプレイが受け止め、ハイキックを食らわせる。
次にオスプレイはその場飛びスパニッシュフライを繰り出すが、スカルがクロスフェースチキンウィングに切り返す。するとオスプレイは後転で体勢を入れ替えてフォールに行くが、スカルがさらに切り返して前方回転エビ固め。そこからオスプレイが脱出し、オスカッターを炸裂させる。ところが、首を押さえて動けなくなり、フォールすることができない。
ここからスカルがドリル・ア・ホール・パイルドライバーで巻き返し、指折り攻撃2連発から低空トラースキック。さらに、ストンピングでオスプレイの首を滅多打ちにすると、クロスフェースチキンウィングでギブアップを迫る。だが、オスプレイは辛うじてロープエスケープ。
30分が経過し、スカルが変型ネックブリーカーでオスプレイを叩きつける。そして、ツームストンパイルドライバーの体勢に入るが、オスプレイがスタナーに切り返す。
それでもスカルは、パサーダでオスプレイをコーナーに向かって放り投げる。ところが、オスプレイがその勢いを利用してコーナー2段目へ飛び乗り、カウンターでオスカッターを敢行。これでついにスカルが沈み、オスプレイが王座を死守した。