毎年恒例で行われている“春の両国決戦”。IWGPヘビー、IWGP Jr.、IWGP Jr.タッグ、NEVER 6人タッグの4大タイトルマッチを主軸に、全9試合が組まれた。
オープニングマッチは、裕二郎&オーエンズとマット&ニックが対決する禁断の“BULLET CLUB対決”。まずは裕二郎&オーエンズが入場し、裕二郎ガールズのPIETERも登場。
そこからオーエンズ対ニックで試合が始まり、4人が向かい合ってお互いに言葉をかける。そして、拳を合わせてハイタッチするが、オーエンズ&裕二郎が背後からニック&マットを急襲。
だが、ニック&マットが2人同時のドロップキックでオーエンズ&裕二郎に報復。さらに、ニックがマットのパサーダを利用し、オーエンズに高角度ドロップキックを食らわせる。
その直後、マットが両脚で裕二郎の首を固定し、ニックがジャンピングキックで場外へ落とす。そして、ニックがオーエンズ、マットが裕二郎へ同時にプランチャを敢行。
これでマット&ニックのペースとなり、ニックが裕二郎にロープを利用したネックブリーカー。その直後、マットがトップロープ越えのセントーンアトミコで押し潰す。
マット&ニックの攻勢は続き、合体アームホイップで裕二郎を投げる。そして、2人同時にバク転を披露し、ダブルで低空ドロップキックを浴びせる。
だが、裕二郎がカウンタートーキックでニックの動きを止め、直後にオーエンズが低空ランニングニーアタックで追撃。そして、2人が合体バックドロップで叩きつける。
ここからニックのローンバトルとなり、オーエンズがエルボードロップ、裕二郎がギロチンドロップ、オーエンズがダブルスレッジハンマー、バックブリーカーなどで攻め立てる。
ニックのピンチは続き、裕二郎が逆水平チョップ、スリーパーホールド、低空ランニングフロントキック。それでもニックは合体攻撃から逃れて2人を衝突させ、オーエンズにハイキック、裕二郎にローリングハイキックをお見舞い。
さらにニックは、串刺しジャンピングニーアタックでオーエンズに追撃。だが、オーエンズがバックブリーカー→コンプリートショットの連続攻撃で黙らせる。
追い込まれたニックは、オーエンズにカウンターフロントハイキックを見舞って流れを変える。そして、オーエンが繰り出したバックドロップを着地し、ようやくマットとタッチする。
そのマットは、ジャンピングラリアットでオーエンズ&裕二郎を同時になぎ倒す。そして、裕二郎を踏み台にし、スパニッシュフライでオーエンズを叩きつける。
それでもオーエンズはパワーボムの体勢に入るが、マットがシャープシューターに切り返す。これをカットされると、マットはスピアーでオーエンズ&裕二郎をまとめてなぎ倒す。そして、マットがオーエンズにその場飛びムーンサルトプレス、ニックが裕二郎にスワンダイブボディプレスを同時にお見舞い。
さらに、ニックがオーエンズにトラースキックを浴びせ、その勢いのまま場外の裕二郎にトペスイシーダを敢行。そして、2人はインディーテイカーを仕掛けるが、裕二郎が場外からニックを妨害。
すると、オーエンズが変型ジャンピングネックブリーカーでマットを叩きつける。続いてオーエンズ&裕二郎がマットにトレイン攻撃を敢行し、裕二郎がフィッシャーマンバスター、オーエンズがランニングニーアタックで追い討ちをかける。
続いてオーエンズはマットを捕らえてパッケージドライバーの体勢に入るが、ニックがカットしてトラースキックをお見舞い。さらにマット&ニックはダブルトラースキックでオーエンズに追撃し、ニックが場外の裕二郎にエプロンからランニングローキック。
ここでマットがシャープシューターを極めると、オーエンズは上半身を起こしてロープへ近づこうとする。ところが、ニックがスワンダイブフェースバスターで叩きつけ、そこから場外へ飛び出して裕二郎にスイングDDTをお見舞い。そのままマットがシャープシューターで締め上げ、オーエンズを屈服させた。
試合後、マット&ニックが握手を求め、裕二郎&オーエンズが応じた。