“春の祭典”『NEW JAPAN CUP 2018』優勝者のザックが、IWGPヘビー級王者オカダに挑戦。オカダが勝てば11度目の防衛となり、棚橋の最多記録に並ぶ。
まずは、挑戦者ザックが『NJC』優勝トロフィーを持ち、セコンドのTAKAみちのくと共に入場。そして、TAKAがいつものようにマイクアピールを開始する。
TAKA「IWGPヘビー級選手権試合オカダ・カズチカ対ザック・セイバーJr.。勝つのは、誰ですかー!(※場内騒然) 本日のメインイベント、勝利するのは、いつ何時どんな体勢でも関節技・サブミッションホールドが極めれるこの男、無限のサブミッションホールドで、内藤哲也、飯伏幸太、SANADA、棚橋弘至を破って、『NEW JAPAN CUP』優勝したこの男、そして今夜! オカダ・カズチカからタップアウトを奪うこの男、ザックのサブミッションホールドが極まれば、ジャスト! タップ! アウト! ギブアップあるのみ。ヒー・イズ! サブミッションマスター。ヒー・イズ・Z・S・J。He’s gonna be the IWGP Heavy weight Champion(彼はIWGPヘビー級王者になる)! ザック! セイバ~~~! Jr.~~~!(※大拍手) それでは、タイトルマッチ、始めましょうか。オカダ・カズチカ~! カモン! オーバー・ヒア~!」
ここで王者オカダが外道と共に登場し、場内に“レインメーカードル吹雪”が巻き起こる。
そこから試合が始まり、ザックが変型ヘッドロック、変型チンロックなどを次々と繰り出す。それでもオカダが手四つの体勢で押し込むと、ザックはブリッジで耐え、腕を取って手首を極めて行く。
その後、オカダがロープ際でクリーンブレイクし、ザックの頭を撫でて挑発。その手をザックが取って踏みつけようとするが、オカダが脱出してジャベで対抗。さらに、両腕で両脚を固めて行くが、ザックが変型レッグロックに切り返す。
それでもオカダはザックの右脚を両脚で固め、左脚を両腕で取る。これをザックがグラウンド卍固めに切り返すと、オカダは再び手四つで押し込む。しかし、ザックが後転して切り返し、ヘッドロックを極める。それをオカダがネックシザースに切り返すが、ザックが脱出し、左足首を捻る。
その後、ザックが弓矢固めを繰り出すと、オカダが体勢を入れ替えて押さえ込み、返された直後に低空ランニングエルボースマッシを見舞う。
それでもザックはオカダの腕を取り、切り返されるとコブラツイストで捕獲。そして、変型コブラツイストへ移行すると、エルボースマッシュから変型逆片エビ固めで絞り、膝裏へストンピングを浴びせる。
続いてザックはオカダの左脚を両脚で挟み、体をツイストさせて捻る。それでもオカダはドロップキックを放つが、ザックがキャッチして変型STF。そこからさらに腕を極めて行くが、オカダは辛うじてロープへ逃げる。
その後、両者がエルボーとエルボースマッシュを打ち合い、ザックがカウンターバックエルボーからロープへ走る。だが、オカダがフラップジャックで叩きつけ、カウンターエルボー、カウンターフロントハイキック、串刺しジャンピングバックエルボー、DDTと畳み掛ける。
ところが、ザックはエプロンからロープ越しにオカダを捕らえ、変型卍固めを極める。それでもオカダはトップロープ越えのブレーンバスターを狙うが、ザックが右腕を極めて抵抗。しかし、オカダがフロントハイキックで場外へ落とし、鉄柵攻撃から串刺しフロントハイキック。これでザックが鉄柵の外へ転落すると、助走をつけて鉄柵越えのフライングボディアタックを食らわせる。
リングへ戻ったオカダは、ヌカドーラからリバースネックブリーカーに行く。しかし、ザックが腕を取って変型卍固めを極め、グラウンドへ移行して変型マフラーホールド。さらに、オカダの右腕を畳み、ストンピングを浴びせる。
次にザックはオカダの右腕を両脚で挟み、捻り上げる。それでもオカダはザックをコーナー最上段へ座らせ、ショートレンジドロップキックを放とうとする。ところがザックがそこからジャンプしてオカダに飛びつき、フロントネックロックを繰り出す。そして、そのままリングへ足をつけずに背後へ移動し、腕を固めて行く。だが、オカダが切り返し、リバースネックブリーカーで逆襲。
続いてオカダはザックをボディスラムで投げ、コーナー最上段からダイビングエルボードロップを投下。ところが、ザックが腕を取って変型腕固めで反撃。
その後、ザックが右腕にローキックを浴びせると、オカダはエルボーで対抗。すると、ザックがエルボースマッシュを連打して行くが、オカダがエルボー連打でお返し。それでもザックはオカダのフロントハイキックをキャッチし、脚を固めに行く。しかし、オカダが脱出し、低空ドロップキックで吹き飛ばす。
次にザックはカウンターエルボースマッシュを見舞い、右腕を狙う。そこからオカダが逃げると、ザックはまたもエルボースマッシュを浴びせるが、オカダが逆さ押さえ込み式レインメーカーを仕掛ける。だが、ザックがいち早く右腕を取り、そこにフロントキックとオーバーヘッドキックをお見舞い。
だが、オカダがザックの背中へドロップキックを食らわせ、正面からもドロップキックで撃ち抜く。そして、ツームストンパイルドライバーで突き刺すと、座ったままレインメーカーポーズを披露。ところが、そこからザックが腕を取り、オカダが逃げるとヨーロピアンクラッチで3カウントを狙う。
これをオカダが返してツームストンパイルドライバーを仕掛けるが、ザックが脱出してヨーロピアンクラッチ。それでもオカダが肩を上げると、ランニングローキックで撃ち抜く。
ここで両者が座って向かい合ったままフロントキックを打ち合い、そこからザックが強烈な張り手を浴びせる。そして、オカダの頭を軽く叩いて青コーナーからダッシュするが、オカダがカウンタードロップキックで迎撃。
その直後、オカダはレインメーカーを仕掛けるが、ザックが飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。そして、オカダが抵抗すると、三角絞めへ移行する。だが、オカダはなんとか立ち上がり、やや強引に変型レインメーカーを敢行。そして、そのままザックのリストを掴み、変型レインメーカーで吹き飛ばす。
続いてオカダは(正調)レインメーカーを狙うが、ザックが回避して卍固め。そこから変型卍固めへ移行するが、オカダが旋回式ツームストンパイルドライバーで叩きつける。そして、今度こそ(正調)レインメーカーを炸裂させ、ザックを葬った。