メインイベント終了後、林督元リングドクターたちが石井の様子をうかがう。そんな中、海野レフェリーがエルガンの手を挙げた。
その後、石井が辛うじてリングを降りるが、鉄柵付近でダウンしてしまう。それを見つめていたエルガンが場外に降り、石井に肩を貸そうとする。だが、石井がそれを振り払い、エルガンと距離を取る。そして、石井はヤングライオンの助けも拒否し、フラフラになりながらも自力で退場した。
すると、エルガンがマイクアピールを開始。
エルガン「そもそも俺がプロレスラーを志したのは、コンペティション、“競争”というモノに飢えていたから。今夜闘ったイシイという男。彼はいま自分が“競争”を実現させるための最高の相手、まさにベストレスラーだと思う。我々が闘う、その最大の目標はなによりも“勝つこと”。今日は、自分が勝利の道にカムバックできた重要な一戦になった。2018年の『NEW JAPAN CUP』の勝者はこの俺、ビッグマイクだ!」
これで場内が大歓声に包まれ、エルガンがリング上で両手を掲げた。