この日の第8試合は、『NEW JAPAN CUP 2018』1回戦の最終マッチ。SANADAvsチャッキーTの公式戦。チャッキーTは新日本マットでのシングル戦のメインイベントは初登場となる。

まず、SANADAの腕をとっていったチャッキー。SANADAもヘッドロックに切り返すと、すかさずショルダータックル一閃。
逆にチャッキーはリープフロッグ。ここからアームドラッグを掛け合ったあと、同時にドロップキック。
　
ここで、SANADAがチャッキーに握手を求めるが、これはSANADAがだまし討ちのキック。ここからコーナーに投げ飛ばすと、チャッキーはトップコーナーで宙返り、かく乱したところにドロップキック炸裂させて、SANADAを場外に叩き落とす。
だが、場外戦では、SANADAがチャッキーを捕獲。実況席のミラノさんの背後でチャッキーにパラダイスロックを決めようとしたが、なかなか決まらないため、なんとミラノさんが「決まらないじゃないか？」とSANADAにダメ出しする場面も。

場外では優勢のSANADAだったが、チャッキーは逆襲の鉄柵攻撃。続いて、リング下からテーブルを引きずり出すと、リングサイドに設置する。
このテーブルに向かって、チャッキーはブレーンバスターをかけようとするが、これはSANADAが逆方向へ場外ブレーンバスターで切り返す。

リングに戻った二人。背後からSANADAがチャッキーに激しいストンピング攻撃。コーナーでの攻防のあと、エプロンでチャッキーを捕まえたSANADA。なんと先ほどのリング下のテーブルに向って、「投げるぞ」とアピールすると、場内は騒然となる。
SANADAが場外へブレーンバスターで投げようとするが、これは踏ん張るチャッキー。一度は、エプロンにとどまった両者。ここから、SANADAはトップロープ越しにSkullEndでチャッキーを捕獲。

リングに戻ったSANADAは、チャッキーのボディにエルボー、低空ブレーンバスター、さらに、背後からスリーパーで締め上げてペースを握る。
一方、エルボーで反撃に転じたチャッキーは、勢いのあるパワースラムをSANADAに炸裂！　続いてラリアット2連発から、ミサイルキック、ファルコンアローとイッキに攻勢へ出る。

試合中盤、リング中央で、足4の字固めに移行したチャッキー。SANADAの脚を締め上げていくが、これはエスケープ。チャッキーはコーナーで逆水平チョップ、コーナーに抱え上げて必殺のオーフルワッフルを狙うが、これはSANADAがカット。
ここからSANADAは高さのあるリープフロッグ2連発からドロップキック一閃。続いて場外のチャッキーにプランチャ攻撃！

リングに戻して、TKOを狙ったSANADAだったが、これは不発。スピーディーに両者が入り交り、SANADAが走り込んでその場飛びフランケンシュタイナーを狙ったところをチャッキーがパワーボムで叩き潰す荒技を爆発！
チャッキーは足を踏み鳴らすと、場外のSANADAにノータッチトぺコンヒーロ！　さらに場外のSANADAに激しい鉄柵攻撃。ここで鉄柵の向こうにいたSANADAに走り込んだチャッキーが、なんと低空トぺコンヒーロ！

チャッキーは、さらにリング下からパイプイスを持ち出すと、リングサイドに設置。その上にSANADAをボディスラム。
ここから鉄柵をロープのように使ってスワンダイブ攻撃を仕掛けようとしたが、これをキャッチしたSANADAがそのままテーブルへ叩きつけるデンジャラス攻撃！　

テーブルが叩き割れた状態でダウンするチャッキー。リングに入れるSANADAが、スワンダイブ式のドロップキック、さらに高角度のバックドロップで攻め込んでいく。
ここでSANADAがSkullEndの体勢に入るも、これは切り返したチャッキー。走り込んできだSANADAにカウンターのニーアタック！

エルボー合戦から、SANADAが強烈なエルボースマッシュ。しかし、負けじとハリケーンドライバーで切り返すチャッキー！
さらにチャッキーは、SANADAにムーンサルトプレスを狙ったが、これは自爆。走り込んできたSANADAを切り返すが、SANADAがSkullEndへ移行。しかし、さらに切り返したチャッキーが腕を掴んでの倒れ込むようにキックでアゴ砕き！

だが、すぐさまSANADAもTKOで逆襲！　ここでバックブリーカーからのラウンディングボディプレスを狙ったが、これは不発のまま着地。
だが、ここでSANADAをスピーディーに抱え上げたチャッキーは流れるように、必殺のオーフルワッフル。だが、これはカウント2で跳ね返したSANADA。

試合終盤、チャッキーは、バックドロップを狙うが、これを切り返したSANADAがリング中央でSkullEnd。さらに、スタンディングでぐるぐる振り回したSANADAだが、チャッキーは、一瞬の切り返しから丸め込み。これは惜しくもカウント2！
エルボー、巻き込み式のトルネードクラッチ。だが、立ち上がったSANADAは首を持ったまま背後に一回転して、SkullEndへ。

これはガッチリと決まったものの、なかなかギブアップしないチャッキー。これを見たSANADAは、SkullEndを解いて、素早くコーナーへかけあがると、必殺のラウンディングボディプレスを爆発させて電撃勝利を上げた。