この日の第7試合、セミファイナルは、『NEW JAPAN CUP 2018』1回戦。バッドラック・ファレvsランス・アーチャーという大注目の“スーパーヘビー級”対決が実現!
まず、K.E.Sのキャップを被ったランスが花道に登場。そして客席に突っ込んで徘徊しながら水を吹き散らすと、場内には悲鳴が巻き起こる。
一方のファレは、NEVER無差別級6人タッグのベルトをぶら下げながらの入場。ランスは場外のファレに向かって水をブッかける。
試合開始、いきなりのド迫力ショルダータックル対決は互角。そして、たがいにチョークスラムの体勢へ。つづいてランスは串刺しバックエルボーから、コーナーのファレにナックル連射。だが、ファレもランスの巨体を抱え上げてマットに叩きつける。
試合は、イッキに場外戦へ。客席へなだれ込むと、イスの中へ投げ飛ばされるランス。そこへ柵やイスを投げつける傍若無人なファレ。
場外荒れ模様の中、なんとランスはヤングライオンをファレに投げつけて反撃へ。さらに、もう一度ファレはランスを客席に投げ飛ばすラフファイト展開。
ようやくリングサイドに戻ってきたファレ。場外のランスはカウント18でなんとかリングイン。ファレはストンピング、パンチで畳み掛けるが、ランスも中指を立てて意地を見せる。
ファレは、ロープを使って首を締め上げ、コーナーに飛ばして、串刺しアタックを狙うがコレは不発。ランスはバックエルボー、パンチで逆襲。ファレもサモアンドロップで反撃するが、ジャンピングボディプレスは見切られてしまう。
ランスは、ファレにショルダータックル! これには倒れなかったファレだが、ロープに飛んで再度のショルダータックルでついにダウン。逆にファレも走り込むがこれをランスがビッグブーツ。しかし、ランスはトップロープを渡るロープ渡りを見せて、ハンマーチョップ!
さらにランスは“奥の手”ムーンサルトプレスを狙うが、これはカットされてしまう。続いてファレは、なんと巨体のランスをバッドラックフォールの体勢へ! これはかわされたもののファレは串刺しアタック。さらにトップコーナーからのフォーリングココナツを狙ったものの、これはランスがカット。
続いて、ランスもコーナーのファレを抱え上げてブラックアウトを狙ったもののこれも不発。だが、ランスはランニングラリアット、さらにチョークスラム一閃! これはなんとか返したファレ。
逆に今度はランスが走り込んできたところをファレがカウンターのグラネード! そして得意のジャンピングボディプレスも爆発。
ここから、ファレを捕まえたランスだったが、ファレはナックルパートでランスをよろめかせると、一瞬のスキから正調のグラネードを発射して、ついに3カウントを奪取。
大巨人対決を制したファレの『NEW JAPAN CUP』2回戦進出が決定した。