第三世代の永田と中西がそれぞれチームリーダーになった6人タッグマッチ。なお、両者は3月25日(日)全日本プロレスさいたま大会にて、アジアタッグ王座を争う(<王者組>秋山準&永田vs<挑戦者組>大森隆男&中西)。
タイガーと田口の先発で試合の幕が開き、ロープ際でクリーンブレイクした田口がタイガーとグータッチ。
その後、今度はタイガーマスクがロープ際でクリーンブレイクすると、田口が再びグータッチを求める。これにタイガーが戸惑っていると、田口が不意打ちし、アームホイップからショートレンジジャンピングヒップアタックへ繋ぐ。
続いて田口はヒップアタックを連射して行くが、タイガーがタイガードライバーで報復。ここでタッチを受けたライガーは、控えの中西を場外へ落として挑発。これで中西が激怒すると、今度は永田が場外へ蹴散らす。
一方、田口はタッチに行けず、ライガーが風車式バックブリーカー、ロメロスペシャル、変型カベルナリア、永田がキチンシンク、ミドルキック3連射などで追い討ち。だが、田口は永田にカウンタージャンピングヒップアタックで逆襲。
ようやくタッチを受けた中西は、永田にショルダータックル、ライガーとタイガーに野人ハンマー。さらに、逆水平チョップ連射、ダブルチョップ、串刺しラリアットで永田に追撃して行く。
すると永田はカウンターフロントハイキック、ランニングフロントキックで反撃に出るが、中西がカウンタースピアーで巻き返す。
続いて中西は野人ダンスラリアットを放つが、永田が腕にフロントハイキックを浴びせて阻止。そして、エクスプロイダーの体勢に入るも、中西が抵抗してショートレンジラリアットを食らわせる。そこへライガー&タイガーが入って合体ブレーンバスターの体勢に入るが、中西が反対に2人を投げ捨てた。
永田対岡となり、岡&中西&田口が野人ダンスを披露。そして、岡が永田にショルダータックル、中西がタイガーにラリアット、田口がライガーにジャンピングヒップアタックを浴びせる。
その直後、岡が永田に逆エビ固めを極め、中西がアルゼンチンバックブリーカーでタイガー、田口がアンクルホールドでライガーを分断。さらに、岡はエルボー連打、串刺しボディアタック、フロントスープレックスで永田に追撃して行く。
次に岡は俵返しを狙うが、永田が抵抗して腕固めで捕獲。だが、中西がブレーンチョップでカットに入る。その中西をライガー&タイガーが場外へ落とすと、永田は岡にショルダーアームブリーカー。そして、タイナーからバックドロップホールドを炸裂させ、3カウントを奪取した。
試合後、永田はアジアタッグベルトを掲げ、中西を挑発した。