第6試合は、“スペシャルシングルマッチ”YOSHI-HASHIvs内藤哲也の30分1本勝負。CHAOSvsL・I・Jの5vs5マッチの2戦目としてラインナップされた。
ここまで前哨戦でYOSHI-HASHIの言動や姿勢を厳しく批判してきた内藤。“同い年”の両者がいったいどんな闘いを展開するのか?
今日もゆったりとファンの反応を見ながら入場してきた内藤哲也。しかし、その花道の背後から、いきなりYOSHI-HASHIが走り込んで来ての急襲!
これには、場内からもブーイング発生。しかし、YOSHI-HASHIは内藤に先んじてリングに上がり、ロープワークからの“ねっ転がりポーズ”を見せると、今度は一転して大歓声。
ここからリングインしようとする場外の内藤にYOSHI-HASHIはプランチャ攻撃。さらに内藤をリングに入れるが、内藤はゆっくりと寝転がりながら場外エスケープ。これは誘い水だったか、内藤は場外でYOSHI-HASHIを鉄柵へ何度も叩きつける。
ここでエプロンサイドで内藤がYOSHI-HASHIにエグいネックブリーカー。さらに、リング内でもネックブリーカー。ここで場内の反応を確かめる内藤だったが、場内からはブーイングも巻き起こる。この反応に対して、内藤はツバ吐きパフォーマンス。
ペースを取り戻した内藤は、ストンピング連射から、YOSHI-HASHIにツバ吐き攻撃。さらにスピーディーな攻防から、YOSHI-HASHIが低空ドロップキック、そのままDDTで逆襲していく。
さらに逆水平チョップからのヘッドハンター。串刺しの逆水平チョップ、吠えながらエルボー連射。続いて、コーナーで崩れ落ちた内藤をかかえ上げ、トップロープに固定し、背中にドロップキック炸裂。
しかし、内藤もYOSHI-HASHIの背後からネックバスター、続いて背中に低空ドロップキックと首を狙っていく。
ゆったりと間合いをとってダウンしたYOSHI-HASHIを見下ろす内藤は、続いてロープにかけてのネックバスター。さらに、内藤はコーナーのYOSHI-HASHIにバックエルボー連射。続いて、得意の串刺しのコーナーミサイルを狙ったが、これは見切っていたYOSHI-HASHI。
内藤を場外へ叩き落とし、さらに珍しいトぺコンヒーロを爆発させる。続いて、花道に連れ出して内藤にバンカーバスターを炸裂!
再び内藤をリングへ戻したYOSHI-HASHIは、トップロープからのヘッドハンター。さらにバタフライロック、首筋へのエルボー連射。今度はリング中央でバタフライロックをガッチリ決めていく。
しかし、内藤もロープを使ってのスイング式DDTで一気に大逆転。続いて、今度こそ串刺し式のコーナーミサイルを的中させ、そのままブリティッシュ・フォールで首への集中攻撃。
負けられないYOSHI-HASHIも逆水平チョップを見せるが、内藤はジャンピングエルボーアタック、続けてデスティーノに移行したが、これは抱え上げてそのままスタンピード風に叩きつけたYOSHI-HASHI。
ここから激しいエルボー合戦を見せた二人は、強烈な張り手合戦! だが、YOSHI-HASHIは思い切りのいい逆水平チョップ、張り手、トラース・キックを連発。さらに、かちあげ式のラリアットを爆発させ、場内は大歓声。
ここからYOSHI-HASHIは場内にアピールしてからのダイナミックなジャンピングパワーボム! 続いてバタフライロックで内藤をグイグイ締め上げ、リング中央へ引きもどしてさらに締め上げる。これには、内藤も苦しそうな表情を見せる中、なんとかロープエスケープ。
勝機と見たYOSHI-HASHIはカルマの体勢へ。これは不発に終わるも張り手一閃! しかし内藤も逆に張り手からの投げっぱなしジャーマン爆発!
すかさず内藤は延髄蹴り、コーナーから雪崩式フランケンシュタイナーをズバリ。続けて浴びせ蹴り、ドラゴンスープレックスと畳み掛けるが、YOSHI-HASHIも逆回転のスピンキックで反撃!
しかし、最後は内藤が走り込んでの旋回式デスティーノを炸裂。続けざまに正調のデスティーノを爆発させて、3カウントを奪取してみせた。