2011年から毎年恒例で開催されている『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA』が、今年は名古屋で開幕。今回もすべての試合がタッチなしで交替できるルチャ・リブレルールで行われ、リングアナウンサーのイヴァンがスペイン語のコールを担当。
第1試合は、どちらも初来日のドロンとディストゥルビオによるシングルマッチ。
序盤、ドロンがヘッドシザースホイップでディストゥルビオを場外へ追いやり、トペスイシーダをお見舞い。
だが、リングへ戻ったディストゥルビオが変型ショルダースルーでドロンを投げ、背中へローキックを食らわせる。それでもドロンは前方回転エビ固めを繰り出すが、ディストゥルビオがこらえてパンチとニードロップを浴びせる。
これでディストゥルビオのペースとなり、噛みつき攻撃、追走式串刺しラリアット、串刺し低空ダブルニーアタック、急所へのキックなどで攻め立てる。だが、ドロンは串刺しドロップキックで逆転に成功。さらに、ニュートラルコーナーで倒立し、そこから加速をつけて串刺しダブルニーアタックを食らわせる。
ドロンの攻勢は続き、カウンターシャイニング延髄斬り。さらに、ロープへもたれかかったディストゥルビオに背後からジャンピングニーアタックを見舞う。
だが、ディストゥルビオはブレーンバスターで逆襲。そして、串刺しラリアットから前方回転エビ固め繰り出す。ところが、ドロンが回転から抜け出し、ディストゥルビオの背中へローキック。そして、両脚をクロスさせたヘッドシザースで絞り上げ、ディストゥルビオからギブアップを奪った。