ROPPONGI 3KのSHO&YOHがROHのチーズとトリオを結成し、BULLET CLUBのケニー&マット&ニックと対決。前日の東京ドーム大会では、マット&ニックがSHO&YOHを破ってIWGP Jr.タッグ王座を奪取。また、ケニーはIWGP USヘビー戦ノーDQマッチでクリス・ジェリコに勝利した。
SHOとニックの対決で試合が始まり、SHOがショルダータックルで先制。すると、ニックがドロップキックで巻き返すが、ケニーとマットがタッチを拒否。その隙を突き、SHOがドロップキックをやり返す。だが、ニックはSHOのハンマースルーを切り返し、ローリングバックエルボーを浴びせた。
YOH対マットの場面。両者がロックアップで組み合うが、互いに腰を押さえてうずくまってしまう。その後、YOHがボディスラムを仕掛けるも、マットを支えきれずに潰れてしまった。
チーズ対ケニーの場面。チーズが逆水平チョップ、エルボー連打を繰り出すが、ケニーが受け流してハンマーブロー。だが、チーズはラリアットを回避し、低空ドロップキックをお見舞い。
続いてチーズはケニーをニュートラルコーナーへ追い込み、逆水平チョップ連射を浴びせる。そして、ニックとマットも同じ目に遭わせるが、3人がカウンタートリプルトラースキックで報復。
これをきっかけにチーズが孤立し、長時間のローンバトルを強いられる。だが、チーズはケニーとマット&ニックの同士討ちを誘発し、ヘッドシザースホイップでマット&ニックをまとめて投げ捨てた。
これでようやくタッチを受けたSHOは、フライングフォーアームでニックをなぎ倒す。そして、ケニーのブレーンバスターを切り返し、ヘッドシザースホイップで場外へ追い込む。続いてSHOは、串刺しラリアットでニックに追撃。そして、その腕を掴み、ローキック&トラースキックを食らわせた。
YOH対ニックとなり、SHOのバッククラッカーからYOHがジャンピングフロントキック。そして、合体フェースバスターで追い討ちをかける。
ところが、ケニーとマットが乱入し、YOHをニュートラルコーナー2段目に固定。ここでケニー&マットがSHOを担ぐと、ニックがコーナー最上段からダイビングフットスタンプをお見舞い。そして、そのままニュートラルコーナーのYOHに飛びつき、バッククラッカーを食らわせる。
しかしYOHは、両脚キックでケニーに逆襲し、2連続でケニー&マット&ニックの股下をくぐり抜ける。そして、3人のラリアットを次々にかわすと、赤コーナーへ戻ってチーズとタッチ。
そのチーズは、マットのラリアットをニックに誤爆させ、マットに掌底をお見舞い。そして、ニックのスワンダイブ攻撃をアッパー掌底で撃ち落とすと、ケニーにはカウンター掌底を食らわせる。
続いてチーズはフライングボディアタックを繰り出すが、ケニー&マット&ニックが受け止める。その直後、ケニーがアシストに入ったマット&ニックのインディーテイカーが炸裂し、チーズが沈んだ。
ケニー「1年前もこうだったよな。キャリア最大の試合をした翌日に、また試合。そんなわけだからもちろんコンディションも100パーセントじゃないし、最高の試合ができたとも思わないけど、今日はTHE ELITEの試合が見られたからファンは喜んでるんじゃないか? (※3人でひとしきり歌い出す)次に、THE ELITEが見られるのがいつかはまだ分からないけど、この3人こそが俺たちの未来だっていうことは分かってる。だから、楽しみにしていてほしい。“ROPPONGI 3K”とはいい加減に終わらせたかったけど、CHAOSっていうのは次から次に出てくるんだな」
ニック「おかしなもんだよな」
ケニー「アイツら、2人組なのか3人組なのかも分かんないよな」
マット「83人ぐらいいるんじゃねぇか?」
ケニー「まぁ、俺はソロとしても(※US王座のベルトを示して)大きなことをするつもりだから楽しみにしておいてくれよ。そして、ヤングバックスは(※ニックが持っていたジュニアタッグ王座のベルトをポンポンと叩き)あんまりベルトには興味ないのかもしれないけど、このベルトを防衛し続けるということはTHE ELITEのメンバーなら義務みたいなもんだから、こっちも楽しみにしといてくれよ。そうそう、俺たちちょっとしたセレモニーをやったんだけど、YouTubeの『Being THE ELITE』にアップするからお楽しみにな」
ニック「待ちきれないなぁ」
マット「Being THE ELITEはドラッグフリーだ!俺たちはドラッグは使ってねぇぜ!(※3人で「ドラッグフリー」の歌を歌いながら去る)」
ロッキー「悪かったな、チーズバーガー。まだ、お前は“ROPPONGI 3K”の質には及ばなかった。まだ、お前には準備ができてなかった。まだまだジムに通って、鍛えて来い。もっと強くなったら、また組もう。今日はお前を引き入れるかどうかのテストだった。単なるテストな。将来的に3Kに入る可能性はまだ残されてるから。まずはビジネス優先だ。ヤングバックスとは昨夜、闘った。確かにベストマッチだったけど、タッグタイトルマッチでは何が起こるかわからない。次こそはSHOとYOHがリベンジしてくれる。サッポロでもう1回、ROPPONGI 3K vsヤングバックスだ。何も怖れてなんかいないぞ。背を向けることなんてしないぞ。サッポロでSHOがまた、ROPPONGI 3Kこそが最高のチームだってことを見せてくれるさ。昨日は単に運が良かっただけだ。そう、ただアイツらに運が味方しただけだ。サッポロではだな、シバクゾ・コノヤロー、ナカスゾ・コノヤロー! ROPPONGI 3Kが再び王座を手にして、高く翔くんだ。そしてこいつらは永遠のチャンピオンになるんだ!」
YOH「昨日のは(※腰を叩き)アクシデント。だから、ベルトが移動したのも、アクシデントなんだって。もう一回やらせてくれ、札幌で。俺らにもう一回そのベルト、挑戦させてくれ。なぁ、SHO?」
SHO「まぁ、アイツらが俺らのことを『まだヤングボーイにしか見えない』って? 『バスに荷物を運んでる姿しか思い浮かばない』って? アイツらは“ジ・エリート”? エリートだかなんだか知らないけど、先輩の荷物を運んだことないだろ? そんなヤツらに新日本のベルト持たしておくわけにはいかないんで、俺たち“ROPPONGI 3K”がしっかりベルトを獲り返します。札幌のみなさん、寒いですけど、ROPPONGI 3Kと一緒にシビれようぜ」
チーズバーガー「(※頭を押さえながら)ボクがプロレスラーになってから、少年の気持ちに戻ったような最高の日だと感じている。USA(全土)だけでもすごいのに、日本に来れるなんて。これからもROH、日本でサイコーノバーガー(最高のバーガー)を味わってもらうように頑張るよ。ニュージャパン・プロレスリング、アリガトーゴザイマシタ。また戻ってくるよ」