第8試合終了後、右ヒザの負傷で欠場中の棚橋弘至が登場。来年の1.4東京ドームでジェイ・ホワイトを迎え撃つ棚橋は、リングに上がると以下のマイクアピール。
棚橋「本日の欠場、申し訳ありません。毎日、治療してました。お陰でヒザもだいぶよくなりました、ありがとうございます。1.4東京ドームは必ず、万全の状態で出ます!(場内大歓声)。ま、肝心の挑戦者、ジェイ・ホワイトは、どこで何やってるかわかりませんが、俺は苦しいとき、ピンチのときこそ笑って乗り越えてきたので大丈夫です。年内最終興行、そして試合の途中ですが、やりますか?(場内は大「棚橋」コール)。じゃあ、最後に、あ、最後じゃない……」
すると、ここでジェイが登場。棚橋は「カモン!」とリングに上がるよう促す。ジェイはリングインすると、棚橋と視殺戦を展開。そして、両者共に上着を脱ぎ、激しいエルボー合戦へ。ジェイはダウン奪うと、棚橋の痛めている右足をひねって叩きつける。さらにグラウンドで両肩を固定し、エルボーを連発。これでグロッキー状態になった棚橋を無理矢理起き上がらせたジェイは、11.5大阪のようにブレードランナーで叩きつける。そして、インターコンチのベルトを高々と掲げ、リングをあとにした。
■ジェイ・ホワイトのバックステージコメント
「オレが言いたいこと、オマエら知りたいか? タナハシ、オレからなにも得ることはないと言ったそうだが、オレは東京ドームの試合でオレは証明してみせる。タナハシはニュージャパンのエース。ただ、オレはこのリングで勝って、すべてを奪ってみせる。この“スイッチブレイド”が『WRESTLE KINGDOM』ですべてを覆す」
※棚橋選手は若手に担がれ、ノーコメントのまま控室に戻っていった。