第6試合はバッドラック・ファレ&高橋裕二郎組とEVIL&SANADA組が対峙。12.17後楽園では、ファレがG.O.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)とのトリオで、EVIL&SANADA&BUSHI組からNEVER6人タッグ王座を奪取。EVIL&SANADAとしては前夜の屈辱に対し、一矢報いたいところ。EVIL&SANADAは『WORLD TAG LEAGUE 2017』のトロフィーと共に登場。
先発はファレとEVIL。EVILは前蹴りからショルダータックルを食らわすが、ファレは倒れず。逆にファレはヒザ蹴りからボディスラムの体勢へ。しかし、うまく切り抜けたEVILは、レフェリーにファレの足をパスして、スキができたところをトラースキック。そして、ショルダータックルでファレの巨体を吹っ飛ばす。続いてEVILはブレーンバスターを狙うが、ファレはこらえる。すると、SANADAもアシストするが、裕二郎が妨害。ここから場外戦へ。BULLET CLUBがラフファイトでL・I・Jを痛めつける。
リング上、ファレはEVILの身体を踏みつけ、全体重を浴びせる拷問攻撃。続いて裕二郎が鋭い逆水平チョップを連発。さらにギロチンドロップ、低空ドロップキックとEVILを攻め立てていく。さらに裕二郎はEVILをロープにはりつけるとフロントキック。続くフィッシャーマンバスターはEVILが切り抜け、逆に裕二郎にフィッシャーマンバスター。
次はSANADAが登場し、身軽な動きから裕二郎の背中に低空ドロップキック。そして、裕二郎をパラダイスロックで固め、臀部に低空ドロップキックをヒット。そこから裕二郎をエプロンに追放するが、裕二郎はすばやくリングに戻るとSANADAを持ち上げ、そのノド元をロープに打ち付ける。
続いてBULLET CLUBはSANADAにトレイン攻撃。EVILが救出に入るも、ファレが場外に連れ出す。裕二郎はSANADAにリバースDDT。そして東京ピンプスを狙うが、SANADAは切り抜ける。ならばと裕二郎は投げっぱなしジャーマンを仕掛けるも、SANADAは着地。そして、間髪入れずにEVILが裕二郎に串刺しラリアット。続いてL・I・Jは連携攻撃を繰り出し、裕二郎は一気にピンチに。SANADAが裕二郎にバックドロップを見舞ったところに、ファレが救出に入ろうとジャンピングボディプレスを狙うが、これは裕二郎に誤爆。
混戦模様のリング上、EVILはファレをラリアットで場外追放。最後はEVIL&SANADAがマジックキラーで裕二郎を仕留めた。
EVIL「オレ達が『WORLD TAG LEAGUE』の価値を上げてやったよな。新日本はもっとオレとSANADAに敬意を払え。言っている意味分かるよな?次はタッグのベルトを獲って、あのベルトの価値もオレらが上げてやるよ。よく覚えとけ。This is EVIL. Everything is EVIL. すべてはEVILだ!」
※SANADAはノーコメント。
ファレ「関係ねぇ、こんなのどうでもいい。なぜなら、ここにチャンピオンベルトがあるからだ。俺がNEVER6人タッグチャンピオンだ。(※裕二郎に)大丈夫か⁉︎」
裕二郎「(※胸を押さえながら)ファレのスプラッシュが一番効いたよ!」
ファレ「すまん!」
裕二郎「でも俺は許すよ。なぜなら俺たちはブラザーだからな!」
ファレ「そうだ、俺たちは話ができるブラザーだ!」