第4試合は今回の『WORLD TAG LEAGUE 2017』で優勝決定戦進出こそ叶わなかったものの、シリーズを沸かせたジュース・ロビンソン&サミ・キャラハン組（Aブロック出場）と、バレッタ&チャッキーT組（Bブロック出場）による一戦が実現。

 

　先発はジュースとバレッタ。両者はヘッドロックの取り合いから、ロープを使った攻防を展開に。スイッチしたチャッキーはバレッタを変形の卍固めに捕らえる。さらにトップコーナーからバク宙を切って着地するとドロップキック。
　ここでキャラハンが飛び込んでくると、チャッキーはもう一発ドロップキック。続いてベストフレンズはダブル攻撃を狙うが、キャラハンはうまくふたりをリング外に追放し、エプロンのバレッタには三角飛びのラリアット。さらにバレッタに低空トペ・スイシーダをヒット。続いてジュースもトップコーナーからプランチャを炸裂。
　戦場がリングに戻ると、キャラハンがバレッタにサッカーボールキック、エルボードロップと攻め込んでいく。ジュースもバレッタの腕にダブルアックスハンドルを見舞い、さらに低空ブレーンバスター。すばやくスイッチしたキャラハンは、バレッタに変形のフェイスロック。そしてスリーパーで捕らえるも、バレッタはチンクラッシャーでうまく切り抜け、スイング式のDDT。
　次はチャッキーとジュースが対峙。チャッキーはラリアットの連発からフライングエルボー。さらにミサイルキックをヒットさせ、ロープに飛ぶが、エプロンのキャラハンがキックで妨害。ひるんだチャッキーにジュースはナックルパート。バレッタがリングに入るも、ジュースは二人まとめてナックルパート。そして、バレッタにはスピンキック、チャッキーにはスパインバスターを見舞う。
　ジュースはバレッタをコーナーに叩きつけると、串刺しラリアットをヒット。続いてキャラハンとふたりがかりでボディプレス。さらにキャラハンのアシストで、ジュースがキャノンボール。そして、ジュースがキャラハンをハンマスルーで投げつけるが、チャッキーは寸前でかわし、ジュースをフロントスープレックスで放り投げ、キャラハンに叩きつける。
　ジュースとキャラハンがリング下に落ちると、チャッキーはノータッチ式トペ・コンヒーロを敢行。さらにベストフレンズは合体攻撃を狙うが、切り抜けたキャラハンはチャッキーにデスバレーボム。そして、ジュースと合体のパルプフリクションを狙うが、チャッキーは回避。ならばとキャラハンに合体のフェイスバスターを決めるが、これはカウント2。
　続いてベストフレンズはストロングゼロを狙うが、ジュースがカット。そして、キャラハンがバレッタにダブルアーム・ショルダーバスターを見舞い、ジュースがパルプフリクションにつなごうとする。しかし、チャッキーが寸前でカット。
　バレッタはチャッキーのキックのアシストつきで、ジュースに投げっぱなしジャーマン。だが、キャラハンはバレッタにフロントキックから変形のツームストンパイルドライバー。そして、バレッタにジャンピングパワーボムを決め、そこからマフラーホールドへ。すると、バレッタは丸め込みで切り返すが、キャラハンはカウント2でキックアウト。
　キャラハンはバレッタにエルボーを叩き込むと、パワーボムの体勢へ。これをバレッタは脚力で切り返すと、チャッキーがダイビングフットスタンプで飛び込み、ストロングゼロに成功。この一撃でベストフレンズがキャラハンから勝利を収めた。