大会開始前、11月4日に亡くなった大剛鉄之助さん(享年75)の追悼セレモニーが行なわれた。
大剛さんは1966年10月に大相撲の力士からプロレスラーへ転向し、東京プロレス、国際プロレスで活躍。その後、北米に遠征するも、交通事故による大ケガで現役を引退。そこからはカナダ・カルガリーに居住し、国際プロレスや新日本プロレスなどへ外国人選手を斡旋する業務で活躍した。
1990年代には、天山、小島といった新日本プロレスの若手選手たちを独自の厳しいトレーニングで徹底的に指導し、トレーナーとしてもらつ腕を発揮。また、「天山」というリングネームの名付け親でもある。
セレモニーには、天山、小島を始めとした新日本プロレス本隊選手のほか、元新日本プロレスの西村修も参列。10カウントゴングと黙とうを捧げ、故人の死を悼んだ。