天山＆ダイナソーvs中西＆吉野の異色タッグ対決。前回（11月16日）の『LION’S GATE PROJECT 9』では、天山＆中西とダイナソー＆吉野が対戦。そこから天山とダイナソー、中西と吉野が意気投合し、今回の対戦カードが組まれた。

　天山対吉野で試合がスタート。吉野が右手を挙げると、天山がその手を掴んで力比べに持ち込もうとする。しかし、吉野がサッと右手を下げ、同時に左手を挙げる。すると、天山は左手を取ろうとするが、吉野はまたもや手をチェンジ。そして、そこから交互に自分の手を挙げ、そのまま踊り出してしまう。
　これで吉野は背後がガラ空きになるが、天山のモンゴリアンチョップを予期して身をかわす。それでも天山がバックを取ると、吉野は足を交互に踏み鳴らして踏ん張る。そして、そのまま踊り出し、控えの中西とハイタッチをかわした。
　ダイナソー対中西の場面。中西も吉野と同じく交互に手を挙げ、ダイナソーを翻弄。そして、逆水平チョップで不意打ちすると、カウンタータックルでなぎ倒す。
　これでダイナソーは動きが止まってしまい、中西＆吉野がダブルタックル、吉野がヒップドロップ、ロープを利用したジャンピングヒップドロップで追い討ち。そして、中西はロープを悪用して尻尾を攻撃し、ダイナソーに悲鳴をあげさせる。
　ダイナソーのピンチは続き、吉野が串刺しボディアタック、バックフリップ、ジャンピングボディプレス。するとダイナソーは、チンクラッシャーで吉野に逆襲。さらに、カウンターサイドバスターで叩きつけ、ようやく青コーナーへ戻った。
　これでタッチを受けた天山は、吉野に対してショルダータックル、モンゴリアンチョップ連射、ヘッドバット、串刺しラリアット、ブレーンバスター、マウンテンボムと猛攻。そして、アナコンダバイスを極めるが、中西がカットへ入る。
　すると、吉野が天山の脚を取って引き倒し、うつ伏せになったところへジャンピングボディプレスを投下。ここから中西と吉野が交互にモンゴリアンチョップを打ち込み、吉野が天山を羽交い絞めにする。そして、中西がラリアットを放つも、天山にかわされて吉野に誤爆してしまう。
　その直後、天山がモンゴリアンチョップで中西に報復し、替わったダイナソーがタックルで追撃。そこへ吉野が入るが、ダイナソーがスピアーでまとめてなぎ倒す。
　続いてダイナソーが串刺しボディスラムアタック、天山がカウンターラリアットで中西に追い討ち。そして、ダブルこけしアクションから同時に小こけしを食らわせる。
　次にダイナソー＆天山は合体ブレーンバスターの体勢に入るが、中西が反対に2人を投げ飛ばす。そして、中西＆吉野がダブル野人ダンスを披露し、中西がダイナソー、吉野が天山にラリアットを食らわせる。
　ここで中西はダイナソーにアルゼンチンバックブリーカーを仕掛けるが、天山がカット。そして、天山＆ダイナソーは、中西にモンゴリアンチョップを連発。さらに、ダイナソーが変型カナディアンハンマーで叩きつける。
　しかし、中西がカウンター野人ハンマーで逆襲し、最後はアルゼンチンバックブリーカーでダイナソーからギブアップを奪った。

　試合終了後、4人はノーサイドで互いに握手をかわした。

※インタビュースペースに現れると、二人でガッチリと握手。
吉野「ヤジン、ツヨイ！ マタ、クミタイ！」
中西「OK！ （※報道陣に）こんな試合もたまにはええやろ！ 今日、唯一のタッグマッチやからな！ タッグマッチの最大の魅力を発揮したから。そういうこっちゃ！」
吉野「カッターッ！」

天山「おい、ダイナソー大丈夫か！」
ダイナソー「（※腰を押さえてつらそうに）ウガー…」
天山「ええとこまで行ったんやけどなぁ。見ててね、最後は彼に託したけども、やっぱ組んでて面白かったし、やってくれるんちゃうかなと思ったしね。まぁでもね、あの大きな中西を、持ち上げようとした気持ちは、すごいよ」
ダイナソー「ウガー！」
天山「やっぱ彼は組んでるうちに味が出てくると思うし、俺もやってて面白いなと思いますね。これが年内最後の試合になんねんけど、俺はダイナソーと組めて幸せや」
ダイナソー「ウガー！ ウガ、ウガーッ！」
天山「ダイナソーどうや、大丈夫か。またどっかで組んでやろうやないか。またよろしくな。もっとスキル上げて、ガッチリ行こうぜ。2018年、またいつかどっかで会おうぜ」
ダイナソー「ウガー！ウガーッ」
天山「オッケーッ！ ガーッ！ ありがとう！（※と、手を差し出すと二人でガッチリと握手）」