『WORLD TAG LEAGUE 2017』第11戦として開催される豊橋市総合体育館・第2競技場大会。大混戦となったAブロック公式戦の4試合と、翌日(12月2日)の大阪大会で行われるBブロック公式戦の前哨対決が繰り広げられる。また、メインイベントには1月4日(木)東京ドーム大会の前哨マッチも組まれた。
第1試合は、12・2大阪で行われる『WORLD TAG』Aブロック公式戦ロウ&ハンソンvs石井&矢野、フィンレー&北村vsバレッタ&チャッキーのダブル前哨戦。
北村対チャッキーで試合が始まり、チャッキーがヘッドロックで先制。だが、北村が振り解き、ショルダータックルで派手に吹き飛ばした。
さらに、北村がバレッタとチャッキーを相次いでタックルで場外へ追いやり、フィンレーがプランチャで追い討ち。しかし、チャッキーの変型フロントキックからバレッタがジャーマンスープレックスホイップでフィンレーを叩きつける。
これでフィンレーが孤立する展開となり、矢野がコーナーの金具へ叩きつける。その後、フィンレーは石井のヘッドバットを浴びるが、次のブレーンバスターを回避し、ドロップキック、バックドロップで逆転。
その直後、ロウが石井にジャンピングダブルニーアタックを食らわせ、ローリングエルボーで矢野をなぎ倒す。そして、ハンソンが連続串刺しラリアットを敢行し、矢野&石井にダメージを蓄積させる。
それでも矢野がコーナーのクッションを振りかざすが、ハンソンが身をかわす。そこからロウ&ハンソンが石井&矢野を蹴散らすも、バレッタ&チャッキーがハンソンにサンドイッチ攻撃をお見舞い。
しかし、ハンソンがバックスピンキックでバレッタに報復し、ロウがチャッキーに首投げ→低空ニーアタックの連続攻撃。その後、ロウと石井がラリアットを打ち合い、そこからヘッドバットの相打ちでダブルダウンとなった。
北村対矢野の場面。北村が矢野をコーナーの金具へ叩きつけ、串刺しバックエルボーからスピアーでなぎ倒す。そして、北村がバレッタ&チャッキーにもスピアーを食らわせると、フィンレーは石井にスピアーを敢行。
さらに北村は俵返しで矢野を叩きつけ、フィンレーをリフトアップスラムで投げて押し潰す。そして、フィンレーが矢野を羽交い絞めにし、北村が突進して行く。ところが、矢野がフィンレーを突き飛ばして北村と激突させ、佐藤健太レフェリーの死角を作って634をお見舞い。そこからスクールボーイ(横入り式エビ固め)で北村を丸め込み、3カウントを強奪した。
試合後、矢野はYTRアピール&デニーロポーズを披露し、してやったりの顔で退場した。