ファレ「Woh、Woh、Woh、あっさり片付けた。これで決勝戦だな。だけど、ウィドー（未亡人）メーカーになってしまうけど、気にすることはない。誰もほかに、こんなにイカしたヤツはいないんだからな」
オーエンズ「サミ（・キャラハン）、ジュース、この試合、いただいたぜ。お前らは、俺たちを蹴落とせなかったな。一つだけ言っておくぞ。世界中のプロフェッショナルレスラーに警告しておく。こいつ（ファレ）を見ろ。デカい男にとって最も重要なのは、どんなに汚い手を使っても通用しないってことだ。お前らは、汚い手を使っても通用しないってことを思い知っただろ。これで6点。この大男とチェーズ・オーエンズからすれば、お前らはトンガ人のために働く飼い犬でしかないんだ。（今日は）最高だったな。Too SWEET」
ファレ「（※記者に向かってウルフサインを合わせるように命じるが、寸前でかわして）このバカ野郎が！」

ジュース「（※落胆した表情で）ああ、今日はBULLET CLUBをノックアウトするつもりだったのに……。これでAブロックはどうなった？ 俺には計算できない。途中まではうまくいってたのに……。サミは素晴らしいし、俺たちはベストチームのはずなのに……。SANADAとEVILに勝ってスタートして、ゴトー＆YOSHI-HASHIもやっつけた。2連勝と、フクオカに向けて幸先良かったんだけど……。まだ福岡で（決勝戦に出られる）チャンスは残ってるのか？ それにはどうなればいいんだ？ とにかく3週間半のツアーは長いな。これまでで最もハードなんじゃないかな。キツい試合が続くしな。まあ、それもいい経験なんだろう。でも、これを乗り越えないとな。今日、得点を失ったのは大きい。とにかく、どうなってるんだ？ ファレをうまく分断できたと思ったんだけど……。あそこで……」
キャラハン「すまない」
ジュース「いや、いいんだ。俺たちは（このツアーで）初めて組んだんだからな」
キャラハン「とにかく『WRESTLE KINGDOM（12）』に出場するっていう目標はなくしていない。お前をそこに連れて行くよ。そのために俺は組んだんだから。ファンもそれを望んでいるはずさ。とにかく、最後まで全力で闘い抜こうぜ。俺たちを応援してくれる日本のファンを喜ばせないとな。ここまでやられても耐えてきたんだから。まだまだ、これまで以上にベストを出さないといけないな。出ないと、このブロックさえ勝ち残れない。相手がどんなに悪いヤツだろうと、ブチのめすしかない。最高のチームが集まってるんだから、そう簡単にはいかないさ。得点を挙げられなかったとしても、俺たちが最高であるって、みんなに見せつけないと。俺にとってもドリームマッチの舞台が待ち受けているんだから。まだ1試合残ってる。もう1試合な。まずはそこがゴールだ」
ジュース「そうだな。とにかくそのゴールまでたどり着こう。とにかく3勝3敗」
キャラハン「次は勝とうぜ。またBULLET CLUBが相手だしな」
ジュース「そうだな。ユージローとペイジか……。ユージローはリスペクトしてる。だけど、そう言ってられない。倒すだけだ。厳しいかったけど、このタッグリーグ、いい形で終わらないとな。誰と顔を合わしても、恐れるなって。（去年）タナハシと組んで初めて出た時、負けが続いたけど、それを教えてもらった。それを思い出したよ。ありがとうな」