『WORLD TAG LEAGUE 2017』Aブロック公式戦。
4勝2敗同士の後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組と、SANADA&EVIL組が激突。
まずは、後藤とEVILが先発で試合開始。
EVILがヘッドロックで後藤の頭部を締め上げると、後藤もヘッドロックでお返し。続いて両者はショルダー・タックルを展開すると、これに勝利した後藤がYOSHI-HASHIとタッチし、合体のショルダー・タックルを決めていく。
さらに、後藤はアームホイップをYOSHI-HASHIを放り、合体のセントーンをEVILに見舞っていく。
ここでYOSHI-HASHIは逆水平チョップ3連発からロープへ走ると、エプロンサイドからSANADAがYOSHI-HASHIの背中に蹴りを放ち妨害。
これに怒ったYOSHI-HASHIはSANADAに向かっていくと、EVILが背後からラリアットを決め、YOSHI-HASHIは場外に転落。
ここで場外戦になると、EVILはYOSHI-HASHIを鉄柵に思いっ切り叩きつけ、客席に投げ捨て、先にリングに戻る。
カウント16でリングに戻ったYOSHI-HASHIに対し、代わって入ったSANADAは強烈なエルボースマッシュからパラダイスロックで動きを止めると、決めポーズからYOSHI-HASHIのケツに低空ドロップキックを発射し、EVILとタッチ。
SANADAはバックエルボーでYOSHI-HASHIをリングに寝かせると、そこへEVILがセントーンを的中させる。
ここで、EVILは「どうした!」とYOSHI-HASHIの頭部を叩き挑発。
これに怒ったYOSHI-HASHIはEVILのフィッシャーマン・バスターをヘッドバスターで切り返すと、SANADAにはバックスピンキックを放ち、後藤とタッチ。
後藤はEVILをショルダー・タックルでリングに寝かせると、EVILめがけてSANADAをブレーンバスターで投げ捨てる。
さらに、後藤は村正からバックドロップを連続で決めると、牛殺しの体勢へ。
だが、ここはEVILが体勢を入れ替え、後藤の顔面をかきむしると、レフェリーに足を取らせてのトラースキックを見舞い、SANADAとタッチ。
ここで後藤はSANADAに追走式のラリアットを決め、YOSHI-HASHIとタッチ。
YOSHI-HASHIはヘッドシザース・ホイップから串刺し逆水平チョップ、トップロープに固定してSANADAの背中に低空ドロップキックを発射。
さらに、後藤とトレイン攻撃から合体のヘッドショットでSANADAを追い込むと、かち上げ式ラリアットからジャックナイフ式パワーボムも決めるが、カウント2。
ならばと、YOSHI-HASHIはスワントーンボムも的中させるが、これもカウント2。
ここを勝機とみたYOSHI-HASHIはとどめのカルマを狙うが、SANADAはこれをSkull Endで切り返すと、EVILのトラースキックからバックドロップを見舞う。
逆に、ここを勝機とみたSANADAがSkull Endで締め上げるが、YOSHI-HASHIはなんとかサードロープへエスケープ。
だが、SANADAは着ていたTシャツを脱ぎ再びSkull Endを狙うも、YOSHI-HASHIはバッククラッカーからランニングニーで切り返すと、両者は後藤、EVILとタッチ。
両者、リング中央でラリアット合戦を展開すると、SANADAのサポート受けたEVILがラリアットを振り抜き、マジックキラーを狙う。
だが、後藤はこれを逃れるとEVILのラリアットをSANADAに誤爆させ、EVILに牛殺しを敢行。
ここで後藤とYOSHI-HASHIは必殺のGYRを炸裂させるが、EVILはカウント2で返す。
ならばと後藤はGTRを狙うが、SANADAがSkull Endからミサイルキックでカットに入る。
直後にYOSHI-HASHIもリングインするも、SANADAがドロップキックで迎撃。
リング上で2対1の状況となった後藤はエルボー&ラリアットで応戦するも、EVILがエルボーで後藤の動きを止めると、リングインしたYOSHI-HASHIにヘッドバットからマジックキラーを放ち、CHAOSを分断。
そして、最後はSANADAのドロップキック、EVILのダークネスフォールズ、合体のマジックキラーを炸裂させ、EVILが後藤から3カウントを奪った。
この結果、勝ち点10となったEVIL&SANADAが単独首位でAブロックを勝ち抜き、優勝決定戦進出をはたした。