第7試合はBブロック公式戦、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組と鈴木みのる&飯塚高史組が対峙。鈴木は11.5大阪でのNEVER王座防衛戦で矢野に勝利。その試合後、後藤とのあいだに因縁が勃発している。昨日の前日会見では、後藤が「明日は、この俺が鈴木から獲る！」と宣戦布告。

 

　開始のゴング前に鈴木軍はCHAOSタッグを襲撃。そのまま場外戦に持ち込むと、鈴木は後藤にパンチの乱打。そして、戦場をリングに戻すと、飯塚とトレイン攻撃を狙うが、後藤は切り抜ける。そして、YOSHI-HASHIと共に飯塚にダブルエルボー。続いてダウンしている飯塚目掛けて、ダブルのブレーンバスターで鈴木を叩きつける。
　だが、鈴木はロープ際にぶら下がるかたちで後藤を腕ひしぎ逆十字で捕獲。そこから場外に引きずり込むと、鉄柵に叩きつけていく。さらに鈴木はパイプイスを後藤に激しく打ち付ける。そして、後藤を記者席に投げつけ、パイプイスで追撃。飯塚もYOSHI-HASHIをイスで痛めつけていく。
　後藤はカウント19でなんとかリングに生還。すると、鈴木軍は二人がかりでストンピング。そして、鈴木は後藤の右腕をアームロックで攻め立てる。それを自らほどくと、後藤の右肩にストンピング。続いて飯塚が後藤に噛み付き攻撃。
　次は鈴木が後藤の背中にサッカーボールキック。後藤も張り手を返していくが、鈴木は鋭利なエルボーでダウンを奪う。続いて飯塚は後藤にヒモでチョーク攻撃。さらに指やシューズの上から足に噛み付き攻撃と、ダーティーファイトを展開。
　苦しんだ後藤だったが強引にラリアットで飯塚をなぎ倒すと、YOSHI-HASHIにタッチ。YOSHI-HASHIは飯塚に逆水平チョップとトラースキック。そして、飯塚をトップロープに腹ばいに固定させると、背中にドロップキックを炸裂。さらにYOSHI-HASHIはパワーボムの体勢に入るも、飯塚はショルダースルーでリバース。そして、ヒモを手にするが、YOSHI-HASHIはかわしてロープへ。だが、待っていたのは飯塚のマンハッタンドロップ。しかし、YOSHI-HASHIもスピンキックで対抗。
　続いて後藤と鈴木が対峙。エルボー合戦は鈴木が競り勝つも、後藤も村正を決めると、トップロープからのダイビングエルボー。そして、バックドロップで投げつけていく。しかし、鈴木も串刺しフロントキック、サッカーボールキックと打撃で応戦し、腕ひしぎ逆十字へ。
　これを後藤は切り抜けるとエルボー。鈴木もエルボーを返し、張り手からスリーパーへ。後藤がヒザをつくも、これはYOSHI-HASHIがカット。すると、鈴木はYOSHI-HASHIを打撃の乱打で蹴散らす。
　ここで鈴木の指示を受けた飯塚が鉄の爪を取り出す。そして、アイアンフィンガーフロムヘルを狙うも、レフェリーがストップ。そこにYOSHI-HASHIがドロップキック。YOSHI-HASHIは返す刀で、後藤にゴッチ式パイルドライバーを見舞おうとした鈴木に対し、ラリアットを炸裂。　
　ここで飯塚が乱入するも、後藤が河津がけのように捕獲。そこにYOSHI-HASHIがヘッドハンターを見舞う合体技を披露。雄叫びを上げた後藤は鈴木にエルボーを乱打。しかし、鈴木はスリーパーからもう一度ゴッチ式パイルドライバーを狙う。だが、後藤は牛殺しの体勢へ。すると、鈴木は空中で身体を切り返してフロントネックロック。しかし、YOSHI-HASHIがトラースキックでカットすると、後藤は牛殺しへ。そして、最後はGTRを炸裂させ、予告どおり、難敵鈴木から直接フォールを奪った。

 

　試合後、グロッキー状態の鈴木は立ち上がると、パイプイスで岡を乱打したあと、花道を引き上げた。