DESTRUCTION in TOKYO

日時: 2016年9月17日(土) 16:30開場　18:00開始
会場: 東京・大田区総合体育館
観衆: 2,803人

第3試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　真壁組vs天山組の6人タッグマッチ。なお、NEVER 6人タッグ王者の小島（※パートナーはリコシェ＆マット・サイダル）は、9・25神戸でアダム・コール＆マット・ジャクソン＆ニック・ジャクソンの挑戦を受ける。

　本間対小島で試合がスタートし、小島がショルダータックルで先制。すると本間は、カウンターバックエルボー、ボディスラム、小こけしで逆襲。
　タイガー対小島となり、タイガーがドロップキック、ミドルキック連射。だが、替わったライガーがタイガーを場外へ落とし、スライディングキックを食らわせる。
　リングに戻ったタイガーは、ローリングソバットで反撃。だが、ライガーがカウンターで風車式バックブリーカーを見舞い、ロメロスペシャル、変型カベルナリアへ繋ぐ。
　ここからタイガーがローンバトルを強いられ、天山がモンゴリアンチョップ、ヘッドバット、ヘッドドロップ、スリーパーホールド。さらに、小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップと得意技を連発する。
　苦しくなったタイガーは、小島を突き飛ばして天山と激突させ、フェイント式バックキックで天山に報復。ようやく出番となった真壁が、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、カウンターラリアットで天山に追い討ちをかける。
　しかし天山は、串刺しラリアット、ブレーンバスター、モンゴリアンチョップ、ラリアットで挽回。だが、真壁もラリアットを返し、直後に両者のラリアットが相打ちになった。
　本間対ライガーの場面。本間がカウンターバックエルボーから小こけしを放つが、ライガーが回避して自爆させる。そして、掌底、パワーボムホイップで追撃。
　ここから天山組がトレイン攻撃を仕掛け、小島が串刺しバックエルボー、天山が串刺しラリアット、ライガーがカウンター掌底。そして、小島がDDTでタイガーを蹴散らすも、真壁が両腕ラリアットで天山＆小島をなぎ倒す。
　すると、ライガーが本間に掌底を食らわせるが、本間が踏ん張ってダウンを免れる。そして、カウンターこけしロケットで逆襲すると、小こけしからこけしを爆発させ、ライガーから3カウントを奪った。

COMMENT

真壁「オイ、見たろコノヤロー。オイ、これが現実なんだよ。これが、現実の答えなんだバカヤロー。キャリアだぁ？オイ、そんなのどうでもいいコノヤロー。オイ、今日見たろ？すべてだ、すべて俺たちの方が上回ってんだバカヤロー。テメェらがよ、俺たち逃さない？やってやるよ。いいぜ、いつでも受けてやるよ。テメェらと、全面戦争してやるよコノヤロー。オイ、なんべんも言ってやる。お前らな、顔じゃねぇんだよ。それだけだ」
本間「正直、一昨日、ライガー＆本間組があって、2人でタッグを組んで、今日はライガーに勝った。初めて、俺はライガーに勝った。プロレス入って、20年目にして、初めてライガーに勝った。すげぇ嬉しいよ。やっぱ、『プロレスって、夢あんな』と思いましたよ。だって、ただのプロレスファンだった俺が、あの世界の獣神サンダー・ライガーに勝つなんて、夢のまた夢。でも、その夢を叶えてくれるのが、この新日本プロレスのリング。もう毎日が楽しくて、仕方ないですよ。でも、敬意を表して、ライガーさんだけど、この新日本プロレスのリング、昔のキャリア、名前だけでできるような、リングじゃねぇんだ。俺と真壁が、もう1回、狙ってやるからよ、なんのベルトかわかるか？狙ってやるよ。テンコジ、俺は『顔じゃねぇ』とは言わないけど、真壁が言うには、『顔じゃねぇ』ってさ負けねぇぞ、絶対。これから、先輩だろうが、どんどん潰していく。時計の針は、絶対戻さねぇから」
※タイガーはノーコメント

小島「真壁も、本間も、元気いいじゃねぇか。お前らには、知名度じゃ勝てねぇよ。でも、プロレスの実力だったら、別だ。悪いけど、俺はお前ら2人よりも、全然修羅場くぐってきてるぞ、プロレスの世界で。なんだったら、ちゃんと、もっともっと、テンコジ対G.B.H、やってやったっていんだぞ」
天山「オッケー、コジ。今日は、たまたまや。天下のライガーが、あんなんで。一瞬だけや。俺らが組んだら、最高のトリオや。ライガーさんも、俺らも、何十年ってやってるキャリア、アイツらに比べたら、天と地や。ぶざけんなって。今だけや、アイツら。ガッチリ、次やる時は、俺たちテンコジと、世界のライガーの力見せたるから。オッケー、コジありがとう（※小島とガッチリ握手）」
小島「ちゃんと決着つけたっていいぞ。G.B.H、元々お前らとテンコジ、やってきた年季が違うんだよ、プロレスラーとしての。なめんじゃねぇ」
※ライガーはノーコメント

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