毎年恒例で開催される11月のビッグイベント『POWER STRUGGLE』大阪大会。IWGP IC、IWGP US、IWGP Jr.、NEVERの4大タイトル戦に加え、「Super Jr. Tag Tournament 2017」決勝戦、1月4日(木)東京ドームの前哨戦など、超豪華な対戦カードが並んだ。
第1試合は、メキシコCMLLのルチャ戦士であるリー&ティタンが、世界屈指のJr.タッグチームであるヤングバックスのマット&ニックと対決。
試合開始前、リー&ティタンが「サ○クイット!」のアクションで挑発。
そこからリー対ニックで試合が始まり、ニックのヘッドシザースホイップをリーが側転で着地。しかし、ニックがコーナーを利用した三角飛びアームホイップでお返し。
その後、両者が同時に放ったドロップキックが交錯。そこへマットが飛び込み、ニックとトレイン攻撃を狙う。だが、リーがそれぞれにフロントハイキックを食らわせ、直後にティタンがトップロープからフライングボディアタックを繰り出す。
ところが、マット&ニックが受け止め、早くもインディーテイカーの体勢に入る。しかし、ティタンがヘッドシザースホイップでマットを吹き飛ばし、ニックと激突させる。さらに、ティタンがリーのパサーダを利用したミサイルキックでマットを場外へ落とし、リー&ティタンが2人同時にトペコンヒーロを敢行。
ここからリー&ティタンがニックを捕まえ、ティタンが串刺しジャンピングラリアット、リーが串刺しドロップキック。さらに、ティタンがマットにスワンダイブミサイルキックを食らわせ、リーがマット、ティタンがニックに串刺し低空ドロップキックをお見舞い。
しかし、ニックがショルダースルーでティタンをエプロンへ追いやり、カウンターフロントハイキックでリーの動きを止める。そして、ニュートラルコーナーを利用した三角飛びドロップキックでティタンを場外へ落とすと、リーにはスワンダイブフェースバスターをお見舞い。さらに、素早くエプロンへ飛び移り、そこからティタンにムーンサルトアタックを食らわせた。
マット対リーとなり、マットがヘッドシザースホイップを受け止めてパワーボムホイップ。その背中へニックがジャンピングハイキックを浴びせる。
続いてマットがリーにシャープシューターを極めると、ニックもティタンをシャープシューターで捕らえる。しかし、なんとかロープへ逃れたリーが、マットのトラースキックをニックへ誤爆させ、ジャンピングニーアタックでマットに報復。
これでティタンが登場するが、ニック&マットがダブルトラースキックをお見舞い。さらに、マットがティタンをセカンドロープへかけ、ニックがコーナー最上段からシューティングスタープレスを食らわせる。
続いてニック&マットはインディーテイカーの体勢に入るが、リーがヘッドシザースホイップでニックを場外へ落とす。すると、ティタンがマットにトラースキックを浴びせるが、マットがハンマースルーを利用してコーナーへ飛び乗り、そこからエプロン上のリーに高角度DDTを敢行。だが、ティタンがトップロープからのラ・ケブラーダでニック&マットをプレスする。
次にティタンはコーナー最上段へのぼり、マットが立ち上がると安全にリングへ降り立つ。そして、マットのラリアットをスウェーバックでかわすと、コーナー2段目へ飛び乗ってムーンサルトアタックを放つ。ところが、マットが受け止め、ニックと共にインディーテイカーを敢行。最後はニックがティタンにシャープシューターを極め、同時にマットがクロスフェースで絞る。たまらずティタンはギブアップとなった。