SUPER J-CUP 2016
- 日時
- 2016年8月21日(日) 13:30開場 15:00開始
- 会場
- 東京・有明コロシアム
- 観衆
- 3,041人
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第9試合 60分1本勝負
GHCジュニアタッグ選手権試合- (第27代チャンピオンチーム)
- (チャレンジャーチーム/GLJT2016優勝チーム)
※原田&小峠が防衛に成功
MATCH REPORT
まずは、原田とACHが先発で試合開始。ACHは独特のムーヴで、原田を翻弄すると、ドロップキックで原田&小峠を場外に蹴散らし、場外の2人へトペ・スイシーダを発射。
さらに、石森もコーナーから場外へのムーンサルトプレスを放ち、チャレンジャーチームがいきなりのギア全開。
戦場がリングに戻っても、蹴りの連打、低空ドロップキックで原田を追い込んでいくと、石森とACHは合体のフェースバスターを決めていくが、これは小峠がカット。
だが、ACHは攻撃の手を緩めず、串刺し式ラリアットを見舞っていく。
一人の時間が続いた原田は、なんとかACHの攻撃を逃れ、小峠とタッチ。
小峠は、ACHにぶら下がり式のスリーパーを決め、ダイビング・ボディプレスも的中させる。
しかし、ACHも小峠の打撃をことごとくかわし、小峠にペースを握らせない。
中盤、原田対石森の場面、石森はロープに振られながらも、ハンドスプリング式の飛び蹴りを見舞うと、ACHとトレイン攻撃を敢行。
そこへ小峠もカットに入るが、2人は小峠に蹴りの連打を見舞い、蹴散らすと、リングに倒れる原田、小峠に、それぞれ630°スプラッシュを発射。
だが、これは2人とも剣山で迎撃すると、そのまま丸め込むが、これはカウント2。
それでも、石森はフランケンシュタイナーで、原田&小峠を2人まとめて放っていく。
しかし、原田も石森を担ぎ上げ、そのままフェースバスターでリングに叩きつけると、小峠は、ランニングニーを見舞う。
さらに、原田は、石森の顔面にヒザを打ち当てると、続けて石森を担ぎ上げ、そのまま腹部に膝を突き立てる。
小峠は、ACHの足をすくい、前方に倒すと、そこへ原田が膝を放つ。
そして最後は、原田がローリングエルボー、小峠がトラースキックを、同時に石森の顔面に見舞うと、小峠はキルスイッチを決め、原田はとどめの片山ジャーマンスープレックス・ホールドを炸裂させ、石森から3カウントを奪い、ベルトを防衛した。
COMMENT
小峠「ありがとうございます」
——この大舞台で、IWGPジュニアタッグのベルトとも比較される中での闘いだったと思いますが?
原田「そこは、見てるお客さんが判断することであって、俺たちは、もう全力で、ノアの素晴らしさを届けたつもりです」
小峠「そうですね。チャレンジャーも、『SUPER J-CUP』と関係なく、世界中どこでもできるようなポテンシャルを持ったレスラーなので。意識していないと言ったら嘘になるんですけど、まぁ僕らのプロレスは見せられたかなと思います」
——試合後には、邪道選手・外道選手への指名もありましたが?
原田「僕ら、このベルト懸けて1回闘って、その時は3WAYで、勝ちも負けもせず終わったので、今度こそは正式なタッグマッチで、あの2人を乗り越えてやろうと思ってます」
小峠「やっぱり、あんなリビングレジェンドを呼び出すのは、緊張しますね。まぁでも、今日は美味しい大会なので、団体内では一通り防衛しきったかな?という感じもあるので、このチャンスを活かして、どんどんタッグでは『桃の青春』っていうのを広げていく、良い踏み台になってもらいましょう」
ACH「石森選手がコメントブースに来られないので、俺が1人でインタビュー受ける。今日は『ラーニングエクスペリエンス』、まだまだ学ぶ段階、成長過程だったと思う。トップに行けなかったのは残念だが、石森選手と2人で組めば、1+1が2、いや3にでもなるチームだと思う。いつか必ず、ACH、石森組でベルトを腰に巻いてやる」
※石森はノーコメント