第6試合ではCMLLの直輸入カードが実現。“初代ミスティコ”として全世界を席巻した天才ルチャドール・現“カリスティコ”が、ボラドール・ジュニア、ティタンと“テクニコ”（ベビーフェイス）トリオを結成し、ウルティモ・ゲレーロ＆エウフォリア＆グラン・ゲレーロというルード（ヒール）トリオと激突。ボラドールは青い電色のコスチュームでド派手な入場。

 

　ゴング前、ルードトリオは襲撃すると見せかけて、輪になって気合を入れるパフォーマンス。開始のゴング、G・ゲレーロとティタンが対峙。早くも立体的なリストの取り合いで場内を沸かす。ティタンはバックを取るとグラウンドに持ち込むが、G・ゲレーロはリストを取って立ち上がる。しかし、ティタンは華麗なアームホイップ。
　続いてカリスティコとU・ゲレーロ。U・ゲレーロはマスクを脱ぐ。そして、両者ともに場内に歓声を煽って勝負。ここからロックアップで組み合うと、U・ゲレーロがグラウンドに持ち込む。スタンドに戻ると、U・ゲレーロはモンキーフリップのように投げてフォールするが、カリスティコはカウント2で返す。すると、U・ゲレーロは場外に降りて、間合いを取る。
　続いてボラドールとエウフォリアが向かい合うが、ここでルード軍がリングに雪崩込み、ボラドールをロープに固定し、一人が両足を持つと、その肩を飛び箱の要領で飛び越えてヒッププレス攻撃。同じ攻撃をティタンにも見舞う。そして、カリスティコにも立体的な連携攻撃を炸裂させると、ルード軍はテクニコ軍をまとめてジャベに捕らえ、見栄を切る。しかし、負けじとテクニコもヘッドシザースでルード軍を場外に追放すると、トリプル飛行に見せかけたフェイントを披露。
　次はG・ゲレーロとティタンが対峙。ティタンはキックのコンビネーションでダウンを奪う。さらにG・ゲレーロのラリアットを交わすと、逆立ちから人工衛星ヘッドシザース。次はボラドールとカリスティコがルード軍をすばやい動きで翻弄。カリスティコは立体的なアームホイップでエウフォリアを場外投棄。そして、カリスティコとティタンはノータッチプランチャを敢行し、ボラドールは場外の相手に対して飛びつき式のウラカンラナ。場内からはメヒココールが巻き起こる。
　リング上、エウフォリアはコーナーのティタンを逆パワーボムのように投げ捨てる。さらに縦に旋回させながらフェイスバスター。しかし、ティタンもコーナー上のエウフォリアにオーバーヘッドキックを見舞うと、雪崩式のウラカン・ラナ。さらにスワンダイブのボディプレス。
　続いてカリスティコがG・ゲレーロと対峙。カリスティコはスワンダイブのヒップドロップ。そして、低空キック。続いてU・ゲレーロが登場すると、カリスティコをセカンドロープからブレーンバスターのかたちで持ち上げ、前方にフェイスバスターのように叩き落とす。しかし、カリスティコもコーナー上のU・ゲレーロに肩車で乗ると、そこからウラカン・ラナを炸裂。そして、串刺しラリアットからもう一度ウラカン・ラナを狙うが、逆にU・ゲレーロはパワーボムで切り返す。さらにU・ゲレーロはゲレーロスペシャル。
　次にリングインしたボラドールは、U・ゲレーロにトラースキックからアタッケ・デプレタドール。そして、エウフォリアには人工衛星ヘッドシザースからノータッチトペ。ティタンもトップロープからU・ゲレーロにラ・ケブラーダ。カリスティコはG・ゲレーロにプランチャ・スイシーダを敢行。最後はボラドールがG・ゲレーロにスパニッシュ・フライを決めてカウント3。テクニコトリオが勝利を収めた。