『Road to POWER STRUGGLE』第10戦の後楽園ホール大会。メインイベントとセミファイナルで行われる「Super Jr. Tag Tournament」準決勝に加え、11月5日(日)大阪『POWER STRUGGLE』、1月4日（木）東京ドーム『WRESTLE KINGDOM 12』の前哨戦が繰り広げられる。
　なお、今大会のロビーはハロウィン風に装飾された。

　オープニングマッチは、ライガー＆タイガーvsタイチ＆TAKAのタッグマッチ。前日（10月29日）の「Super Jr. Tag Tournament」1回戦では、ライガー＆タイガーが金丸＆デスペラードの無法ファイトで撃沈。鈴木軍との遺恨がさらに深まった。一方、タイチ＆TAKAは同1回戦で田口＆ACHに敗れている。

　まずはタイチ＆TAKAが登場するが、なぜかリング上から姿を消す。そこへライガー＆タイガーが入場し、ライガーが観客席に紛れ込んだタイチを発見。すかさず場外へ降りてタイチを追いかける。
　その様子をタイガーが見ていると、背後からTAKAが急襲してパイプイスで殴打。そして、タイチがライガーを捕まえ、リング上で木づち攻撃を食らわせる。
　そのままライガーのローンバトルとなり、タイチ＆TAKAがトレイン攻撃をお見舞い。そして、タイチがライガーの急所へニードロップを落とし、TAKAが勝手に高速3カウントを数える。
　ライガーの劣勢は続き、タイチが木づち攻撃、TAKAが顔面攻撃、
2人がストンピング連射などで攻め立てる。しかしライガーは、トレイン攻撃から逃げ、TAKAに掌底、タイチに風車式バックブリーカーで報復。
　ここでタッチを受けたタイガーはコーナー最上段へのぼるが、タイチが佐藤健太レフェリーに抱きついて身を守る。そして、TAKAがタイガーの脚にしがみつき、タイチがデッドリードライブで逆転。
　続いてTAKAがタイガーを場外へ落とすと、ショートタイツ姿になったタイチが側頭部へスピンキックをお見舞い。そして、タイガーを南側のリング下へ押し込み、リングアウトさせようとする。
　ところが、タイガーはリング下を移動し、反対の北側からリングイン。そして、背後から近づいてTAKAを飛びつき回転十字架固めで押さえ込み、一気に3カウントを奪った。

タイガー「昨日といい今日いい、アイツらやる気があるのかないのか、バカなのか。俺は昨日も言った通り、次のシリーズ『WORLD TAG LEAGUE』はヘビーのシリーズ。かなりの人数が来るらしいよ。ジュニアがどこまで出るのかわからない。でも、あの鈴木軍のジュニアのアホどもは、どうせ鈴木みのるのケツもちで来るんだろ？アイツらが出るんだったら、俺とライガー出せよ。アイツらと毎日でもやってやるよ。バカとやってやるよ！」
ライガー「いま、タイガーが言った通りだ。アイツらが出るんなら、俺たちも出させろよ！別にヘビーのシリーズだから、ジュニアは休んでてもいいだろ。そういう考えなのか、会社は。違うだろ？昨日の試合以来、俺とタイガーはブチ切れてるよ。あんな試合をするために、ヤツらは新日本のリングに上がってるのか？あれが鈴木軍なのか？鈴木軍の意味がねぇだろ？なんのための鈴木軍だ？クソが！タイガーが言ってた通り、バカなんだ。ちゃんとプロのレスリングを見せようって気がないんだよ。あれがプロのレスリングなのか？何のために身体を鍛えてるんだ？徹底的に追い詰めてやる。地獄の底まで徹底的に追い詰めてやる。鈴木軍ジュニア、皆殺しにしてやる」

TAKA「オイ！ セコい手使ってんじゃねぇぞバカヤロー！ 正々堂々とやれバカヤロー！」
タイチ「体調悪すぎんだバカヤロー！ 今日は俺が40度、アイツが38度あんだ。それでも楽勝かと思ったけどなぁ、熱には勝てねぇや。言い訳じゃねぇぞ、負け惜しみだ！」