ブリスコブラザーズと高橋&ページ組がIWGPタッグ王座を賭けて対決。昨日の前哨戦では、試合後に高橋組がブリスコブラザーズをKOし、ベルトを掲げて挑発。因縁を深めている。高橋は新しい入場テーマ曲で、4人のエスコートガールを伴って入場。さらに、「これが俺の求めているリアルなレスリングだ！ この商売道具の女たちとの一夜かぎりの『G1 CLIMAX』！ ザ・東京ピンプス・イズ・ヒアー！」とマイクアピールをカマした。
 

　ゴング前にブリスコブラザーズが急襲。ジェイがトペ・スイシーダ、マークがトップコーナーから場外にムーンサルトアタックを炸裂。リング上、マークがページに河津掛け。続いてブリスコブラザーズはページに二人がかりでショルダータックル。ここで高橋がベルトを持ち出すと、レフェリーが阻止。そのスキに、ページがベルトでジェイに一撃。
　続いて高橋が登場、ジェイにフライングメイヤーからランニングギロチンドロップ。次はページがジェイに逆水平チョップ。すると、ジェイは二人まとめてエルボー。そして、ページはジェイを両肩に担ぎ上げるが、マークがオーバーヘッドキック。そして、高橋にはエルボーを炸裂させて場外へ追放。マークはページにブロックバスターを炸裂させると、コーナーに登るが、これは高橋が妨害。
　すると、マークはページを場外に落とし、エプロンサイドで助走をつけてダイビングエルボー。さらにページはマークにラリアット。高橋はジェイに鉄柵攻撃。両軍、場外で激しくやりあう。
　戦場がリングに戻ると、高橋はマークにエルボー。そして、フロントキック二連発でダウンを奪う。続いてページが登場するが、マークはエルボーで反撃。すると、ページはリストクラッチして、ブロックバスターホールドで固めていく。
　次は高橋がマークにフライングメイヤーから低空ドロップキック。すばやいタッチワークでページがリングインすると、マークにブレーンバスターを狙う。だが、マークはバックに周り、逆にブレーンバスターで投げ捨てる。
　ここでようやくジェイにスイッチ。ジェイは高橋にエルボーから、打点の高いドロップキック。さらにネックブリーカードロップと首を攻め立てていく。そして、ジェイドリラーを狙うが、高橋が切り抜けると、間髪入れずにショートレンジのラリアット。さらにジェイは串刺し攻撃を狙うが、高橋はうまくよけると、エプロンでページがジェイを捕獲。そして、エプロンサイドでデスバレーボム。
　ジェイは高橋にローリングエルボー。ここでドゥームズデイ・デバイスを狙うが、高橋はうまく回避。高橋はジェイにフィッシャーマンバスター。
　続いてリングインしたページは、マークとエルボー合戦。競り勝ったマークがロープに走るが、ページは追走して振り子式の豪快なDDT。さらにジェイをパワースラムでコーナーに叩きつけると、追撃のバックドロップ。ここでページと高橋はジェイにトレイン攻撃。そして、ページは場外のジェイにダイブ。
　ここを勝機と見た高橋はマークを担ぎ上げると、そこにページがエルボーを合わせ、東京ピンプスとの合体技。しかし、マークはカウント2でキックアウト。続いてマークは高橋のピンプジュースをこらえると、高橋とページにエルボー&ヘッドバット。だが、高橋はマークを抱え上げて、そのノド元をトップロープに叩きつける。そこにページが、ロープを前方回転しながらラリアットを合わせようとするが、マークはうまく切り抜けて、裏投げを見舞う。このスキにジェイは高橋を場外に投棄して分断。最後はブリスコブラザーズがドゥームズデイ・デバイスを決めて勝利。王座防衛に成功した。