『G1』優勝決定戦進出が決定した後藤を擁するCHAOSと、BULLET CLUBが激突。ブリスコブラザーズと高橋&ページは8.14両国で行なわれるIWGPタッグ王座戦の前哨戦となる。試合前からブリスコブラザーズと高橋&ページは挑発合戦。
先発はオカダとファレ。ファレがロープに押し込むも、オカダは身体を入れ替える。そして、クリーンブレイクと見せかけエルボー。さらにランニングエルボーを連発するが、ファレはショルダータックル。すると、BULLET CLUBが一気に相手コーナーに襲い掛かり、場外戦へ雪崩込む。
リング上ではファレがオカダの腹に強烈なパンチ。続いて登場した高橋もオカダにストンピング、トラースキック。次はタンガが水車落としのようにオカダを抱え上げ、コーナーに背中を叩きつける。もう一度スイッチしたファレは、オカダにダイビングボディプレス。さらにバッドラックフォールを狙うが、オカダは脚力でリバース。だが、トンガがリングインし、オカダが自軍コーナーに戻るのを阻止。しかし、オカダはフラップジャックを見舞い、後藤にタッチ。
後藤は高橋に回転ラリアット、そしてページの後頭部をヒザに叩きつける。トンガには村正からバックドロップ。しかし、トンガもトリッキーな動きからドロップキックで反撃。
続いて外道と高橋。外道はサミングから、リズミカルにナックルパートを打ち込むが、ページがカット。すると、ブリスコブラザーズが登場。ジェイがページに高いドロップキック。そして、高橋には二人で顔面にダブルのキック攻撃。続いてジェイはラリアットで高橋を場外に落とすと、マークは場外にいたページにスライディングキック。さらに、マークはエプロンサイドを走り抜け、トンガに回転式ネックブリーカー。
リング上、外道は高橋にトラースキック。すると、ここでファレがリングに戻り、外道をグラネードの体勢に捕らえるも、すかさずオカダがエルボーでカット。そして、ファレを場外戦に持ち込む。
外道は高橋に向かってダッシュするも、高橋はうまく抱え上げて、外道のノド元をトップロープに叩きつける。そして、外道をラリアットで一回転させると、最後はピンプジュースを炸裂させ、3カウントをゲット。
COMMENT
ページ「ユウジロウが言いたいことがある。じゃあ日本語でよろしく」
高橋「(※英語で)あ、今日は美しい通訳がいるじゃないか。だから、英語で話す。もちろん俺は、IWGPタッグチャンピオンを狙って、この相棒、ハングマン・ページと一緒に組んだんだ。そして、今までの復讐をしてやるんだ。俺の本当のレスリングを見せてやるんだ」
ページ「よく言った。けど、ユウジロウ、全然日本語話してないな。日本語話してほしかったな……。ブリスコ・ブラザーズ、今日、オマエたちは3人も仲間がついていたのに、(※ユウジロウを指して)この男の顔を見てみろ。この男が、オマエたちを倒した。今日はただの、ウォーミングアップだった。IWGPタッグのタイトルは、明日、俺たちが持って帰るぜ。明日は今日の仲間もついてないし。だから、俺たちは、オマエたちの首を折って、縄でしばって、チャンピオンになるぜ。(※通訳に向かって)分かったかい、ハニー?」
高橋「(※英語で)今日は本当に、ただのウォーミングアップだったな」
ページ「本当にただのウォーミングアップ」
高橋「トゥースイート(※2人でBULLET CLUBのポーズを決める)」
※ファレ、トンガ、ロアはノーコメント
後藤「誰が来ようと、“天”は、もう俺を選んでんだよ」
オカダ「まぁ『G1』の熱い夏は、明日で終わりだけれども、このIWGPの熱い闘いは、終わらねぇんだよコノヤロー!まぁ今日のリング上にね、“借り”を返さなきゃいけない相手が、いましたから。しっかりな、借りを返してやるコノヤロー」
ジェイ「BULLET CLUB!クソッタレ!明日、スモウアリーナ(両国国技館)で、覚悟しておけ!ぶっ潰してやる!」
マーク「お前らは、喧嘩を売る相手を間違えたな」
※外道はノーコメント