バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年8月13日(土) 17:00開場　18:30開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 7,477人（超満員）

第3試合 20分1本勝負

KUSHIDA
ジェイ・リーサル

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　8・14両国で行われるROH世界選手権試合を前に、王者リーサルと挑戦者・小島が前哨対決。なお、棚橋は前日の『G1』Aブロック公式戦最終試合でオカダと引き分け、後藤の優勝決定戦進出を許した。また、SANADAは同所で天山に勝利し、4勝5敗でリーグ戦を終えた。
　
　小島とリーサルの対決で試合が始まり、小島がショルダータックルを受け止める。そして、カウンターショルダータックルでリーサルをなぎ倒した。
　棚橋対SANADAの場面。控えのBUSHIが背後から棚橋の髪の毛を引っ張る。すると棚橋は、カウンターバックエルボー＆フライングボディアタックの連続攻撃をSANADAにお見舞い。だが、SANADAが前後の連続リープフロッグで棚橋を翻弄し、カウンタードロップキックを浴びせる。
　これで棚橋の動きがストップし、BUSHIがTシャツで首を絞める。さらに、リーサルがボディスラム、スリーパーホールドで追撃するも、次のブレーンバスターを棚橋が逃れ、ドラゴンスクリューで逆転。
　タッチを受けた小島は、リーサルへ逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー！」からのダイビングエルボードロップ。さらに、エルボー連打、ローリングエルボーへ繋ぐ。しかし、リーサルがジャンピングフロントハイキックで流れを変え、ジャンピングスピンキック、リーサルコンビネーションで報復。そして、リーサルインジェクションを仕掛けるも、小島が回避し、コジコジカッターで叩きつけた。
　KUSHIDA対BUSHIの場面。KUSHIDAがエプロンからのジャンピングハイキックで先制し、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションで追撃。しかし、BUSHIがトップロープを支点にしたバク転キックで巻き返し、ミサイルキックで吹き飛ばす。
　しかしKUSHIDAは、次のトレイン攻撃から逃れ、SANADAにヘッドシザースホイップ。さらに、BUSHIのコードブレイカーを受け止め、ホバーボードロックを極める。
　それをSANADAがSkull Endでカットしようとするが、棚橋がスリングブレイドで妨害。だが、リーサルが変型ジャンピングパワーボムで棚橋を排除し、トラースキックで小島を蹴散らす。
　その直後、KUSHIDAがリーサルに延髄斬りを見舞い、ハンドスプリングエルボーを狙う。ところが、リーサルが回避し、即座にリーサルインジェクションをお見舞い。その直後、BUSHIがエムエックスでKUSHIDAを倒した。

COMMENT

BUSHI「どうだ、オイ、KUSHIDA。悔しいだろ？悔しくないのか？どっちだよ。でもな、俺は今、最高の気分だよ。今の俺から、オマエの持ってるIWGPジュニアのベルト、俺に挑戦させろ、って言う権利はまったくないから。だからこそ、あえて、オマエが俺を指名しろよ。悔しくねぇのか？悔しいんだったら、俺を選べよ。『SUPER Jr.』仙台でのメイン。そして、今日。俺がオマエから、３カウントを奪ったんだよ。その意味をよーく踏まえて考えろよ。もう、（※手首を指しながら）ティエンポ（時間）がないんだよ、ティエンポが。いいか、俺はオマエだけには絶対に負けたくない。絶対にな。Enserio、マジで」
リーサル「今の試合を見たか？明日はコジマだ。俺はROH世界王座のチャンピオンで、明日そのベルトを懸けて闘う。明日は、俺とコジマがぶつかる。だけど、最高なのは、俺だ」
※SANADAはノーコメント

KUSHIDA「（※口元を押さえ）あぁ、ROHのベルトに、気を持っていかれ過ぎた……」
小島「さぁROHのベルトは、すぐ目に前にある！今日も目の前にあった。明日は完全に、俺の腰に巻かれるだろう。なぜなら、俺はずーっと、いろんなチャンピオンになってきたんだ。それだけの価値があるプロレスラーと試合できるだけ、ありがたいと思え！ジェイ・リーサル！」
※棚橋はノーコメント