バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年8月12日(金) 17:00開場　18:30開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 6,598人(満員)

第7試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 26」Aブロック公式戦

バッドラック・ファレ
タマ・トンガ

境界線

（5勝4敗＝10点）
（4勝5敗＝8点）

08分39秒　ガンスタン→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　5勝3敗でBブロックのトップタイにつけているファレが、同門で同郷のトンガと対決。ファレはこの試合に勝たなければ、優勝決定戦進出の望みを断たれる。

　トンガのセコンドとして、高橋、ロア、ページが登場。そんな中、ファレとトンガがウルフサインでキスをかわし、試合がスタート。
　
　すると、トンガがリング中央へ寝転び、ファレが右足で踏みつけてフォール。レッドシューズ海野レフェリーが渋々カウントを数えるが、トンガが2でキックアウト。そして、間髪入れずにスクールボーイでファレを丸め込む。
　これをファレがギリギリで返すと、トンガは再びリング中央で寝転ぶ。すると、ファレが片エビ固めで押さえ込むが、またもやトンガが肩を上げる。しかし、ファレがすぐさまハンマーブロー3連発で報復。
　続いてファレはバッドラックフォールの体勢でトンガを持ち上げ、場外へ投げようとする。高橋たちが慌てて止めに入るも、ファレは構わず3人に向かってトンガを投げ捨てた。
　リングへ戻ったファレは、全体重を浴びせてトンガを踏みつけ、絶大なパワーでニュートラルコーナーへ叩きつける。そして、串刺しボディアタックを狙うも、トンガが回避してコーナーへ激突させる。そして、間髪入れずに串刺しジャンピングボディアタックをお見舞い。
　トンガの攻撃は続き、飛びつきネックブリーカー、ジャンピングボディプレス。しかし、ファレがバックフリップで逆転し、串刺しボディアタック、ジャンピングボディプレスで追い討ち。
　次にファレはグラネードを狙うが、トンガが脱出してガンスタンに行く。これをファレが回避すると、トンガはヘッドバットからまたもガンスタンを仕掛ける。だが、ファレが阻止してカウンタースピアーで吹き飛ばす。
　ここでファレはバッドラックフォールの体勢に入るが、トンガが逃げ出してショートレンジドロップキック。それでもファレはグラネードに行くが、トンガがヴェレノへ切り返す。そして最後は、ガンスタンからの片エビ固めで3カウントを奪取した。
　
　試合後、2人は最初と同じようにウルフサインでキス。そして、抱擁して互いの健闘を称え合うと、2人でそろって退場した。

COMMENT

ファレ「チキショー！タマ！（※トンガをコメントブースに呼び込むと、トンガと肩を組む）タマは、何にも簡単に許さないことを、今日示した。誰でも、チームメイトでも許してやらない。そのことに関しては、尊敬する（※ファレはトンガを残し、コメントブースを去る）」

トンガ「（※ファレがコメントブースを去ったあと、ファレに向けて）愛してる。だからこそ、最初ピンフォールを受けられなかった。最初から、俺はファイターだった。だから、今日も闘った」