バディファイト Presents G1 CLIMAX 26
- 日時
- 2016年8月7日(日) 14:30開場 16:00開始
- 会場
- 静岡・アクトシティ浜松
- 観衆
- 3,200人(超満員札止め)
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第9試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”の同門対決。
4勝2敗の内藤哲也と、2勝4敗のEVILが、ついに“初シングル”で激突。
試合前、内藤はいつも通り、ゆっくりとスーツを脱いでいく。
そして、ゴングが鳴っても、間合いをとり、なかなか組み合わない。
しびれを切らしたEVILがエルボーの連打を仕掛けると、内藤はEVILを場外に放り捨て、リング上で横になり、EVILを挑発。
そして、EVILがリングに戻ると、内藤は寝転がり、そのまま場外へ。
だが、EVILは内藤のリングインを狙って仕掛けていき、ラリアットを振り抜く。
そして、戦場が場外に移ると、EVILは内藤を鉄柵に打ちつけ、パイプ椅子を内藤の首にくくりつけると、別のパイプ椅子をとり、首にくくりつけた椅子へフルスイング。
戦場がリングに戻っても、EVILはサーフボードストレッチから、内藤の顔面を締め上げ、試合を優位に進めていく。さらに、EVILは強烈な逆水平チョップから、セントーンを発射。
続けて、フィッシャーマン・バスターを狙っていくが、内藤はこれをこらえ、スイングDDTで切り返していく。
内藤は、アームホイップから低空フロントハイキック、ネックブリーカーを連続で決めていくと、コーナーに振ったEVILの左膝に、串刺し低空ドロップキックを発射。
さらに、攻撃の手を緩めない内藤は、水面蹴りからのコーナーミサイルも的中させ、EVILの左膝にストンピングの連打。内藤は、なかなか起き上がらないEVILの左足を持ち上げると、そのままリングに叩きつけると、低空ドロップキックから足4の字固めを極めていく。この執拗な膝攻撃になかなか反撃の糸口を掴めないEVILであったが、なんとか内藤のグロリアをこらえ、フィッシャーマン・バスターで反撃。
続けて、EVILは串刺しラリアットから、コーナートップに登ると、内藤の首をめがけて、ダイビング・ラリアットを発射。
さらにEVILは、ジャンピング・エルボーアタックをかわすと、ハーフネルソン式のジャーマンで、内藤を投げ捨て、ラリアットを一振り。
続けて、ダークネスフォールズを決めるが、内藤はカウント2で返す。
ここで、EVILはフィニッシャーのEVILを狙うが、内藤はこれを膝固めで切り返す。
そして、内藤はEVILをコーナーに座らせると、コーナートップでの攻防へ。
内藤が雪崩式フランケンシュタイナーを狙うも、EVILは逆に内藤を担ぎ上げ、ダークネスフォールズの体勢へ。しかし内藤は、これを雪崩式フランケンシュタイナーで切り返し、EVILをリングに叩きつける。さらに、内藤はグロリアからデスティーノへ。
だが、EVILはこれをこらえ、内藤を抱え上げると、アバランシュホールドを放つ。
両者、リングで倒れる中、なんとか起き上がった2人は、激しいエルボー合戦へ。そんな中、内藤が強烈な張り手、足をとらせての延髄斬り、さらにリバースDDTを決めていく。
再び内藤は、デスティーノを狙うが、EVILはカウンターのヘッドバットからラリアットを放ち、EVILの体勢へ。
しかし最後は、内藤がこのEVILをデスティーノで切り返し、逆転勝利を飾り、5勝目を奪取し、Bブロック単独首位となった。