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第8試合は、5勝1敗と首位を独走中のオカダ・カズチカと、2勝4敗ともう後がない石井智宏が対戦。注目の“CHAOS同門”対決の行方は？
まずは、ガップリと組み合った両者。ロープ際では余裕のクリーンブレイク。
しかし、これが気に障ったか石井はいきなり強力すぎるラリアット大爆発！さらにスライディングラリアットの猛攻！
さらに垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、これは見切られ、逆にオカダがレインメーカー。これをかわされると、すぐさまリバースネックブリーカー！
いきなりの凄まじい攻防に会場はどよめき発生。場外から戻ると、石井はヘッドバッド。強烈な逆水平チョップ3連発！ オカダがエルボーから走り込んだところをパワースラム！ さらにオカダの顔面を踏みつけ、顔面を蹴り上げていく石井。
続いて、座っている状態のオカダに逆水平チョップ！ これにはオカダも「来いオラ！」と言いながら睨みつける。石井も「どうしたオカダ！」と言い放ちながら気迫のヘッドバッド。さらに逆水平チョップ乱れ打ち！
石井の凄まじい気迫に場内は大「石井」コール。しかし、オカダもフラップジャックで試合のペースを変えていく。先に立ち上がったオカダは、強烈なエルボーアタック、さらにロープに飛んで低空ドロップキック！
続いて、オカダはコーナーへのエルボードロップ、DDTを決めると得意跳ね起きムーブ、走り込んでのエルボースマッシュ。しかし、石井もバックドロップで大逆襲！
再び攻勢に出た石井はコーナー際で逆水平チョップ＆パンチのコンビネーション。しかし、オカダは石井をコーナー上に座らせてドロップキック！ これを受けた石井がリング下に落ちたが、足首を痛めた様子で苦悶の表情。しかし、容赦のないオカダは鉄柵に飛ばしフロントハイキック、さらに場外DDT！
リングに戻ったオカダはボディスラム、コーナートップからのエルボードロップと得意の展開。ここでレインメーカーポーズを決めるが、すっくと立ち上がった石井が強烈な逆水平チョップを放つと、場内は大歓声！
さらに、石井は投げっぱなしジャーマン、串刺しラリアット、パワーボムと大攻勢。オカダもヘビーレインで逆襲し、フロントハイキック。さらにロープに振ったドロップキックは見切った石井。ここにフロントハイキック、エルボー連射のオカダだったが。ここで石井がまさかのドロップキック！ これには場内が大爆発!!
止まらない石井はオカダをコーナーに抱えあげて、トップロープ最上段からの雪崩式ブレーンバスター爆発。これはカウント2！ さらには、魂のスライディングラリアットを炸裂させるが、これまたカウント2！
場内はどよめきっぱなしの中、オカダは石井の垂直落下式ブレーンバスター狙いを身体を反転させて、背後からドロップキック一閃！
15分経過。オカダは天龍戦で見せた両足の低空ドロップキック！さらに低空ドロップキック3連発と怒涛のラッシュ。だが、これも返していく石井。
オカダはツームストンを狙っていくが、石井は足を踏みつけてこらえて、エルボー。しかしこの後、オカダはドロップキックをパーフェクトに決めてみせる。
勝負をかけたオカダのレインメーカーを石井が延髄切りでカット。さらに、石井のラリアットをかわしてオカダはジャーマン。激しい技の読み合いとなるが、最後は石井がヘッドバッドを爆発させると、さすがのオカダもダウン！
試合終盤、石井は首かっきりポーズを見せると場内は大歓声！ しかし、石井が身体を抱え上げたところを、オカダは逆にツームストンを狙っていく。しかし、これも切り返した石井が掟破りのツームストンパイルドライバー爆発！
勝機と見た石井はランニングしての強烈なラリアット！ これがカウント2になったと見るや、必殺の垂直落下式ブレーンバスターを決めて、なんと“IWGPヘビー級王者”オカダから勝利を上げてみせた。
オカダは開幕戦以来、まさかの2敗目。石井は値千金の3勝目を獲得した。
