8.7浜松のBブロック公式戦で激突する永田とオメガが、それぞれ中西、高橋をパートナーに激突。
先発は永田とオメガ。リストの取り合いからのショルダータックル合戦では、永田がダウンを奪う。そして、ローキックを連発すると、たまらずオメガは場外に回避。
続いて中西と高橋が対峙。高橋がエルボーを連発するが、中西は一発のエルボーでダウン奪う。すると、高橋は手に噛みつき攻撃。だが、中西は豪快なショルダータックルでダウンを奪うと、間髪入れずロープに走る。しかし、オメガがその足をすくって場外戦に持ち込む。
リングに戻ると、高橋は中西に馬乗りになってパンチを連発。さらにギロチンドロップを繰り出し、オメガにスイッチ。オメガはTシャツを脱ぎ、さらに腰クネポーズで挑発すると、そのTシャツで中西のクビを締めあげていく。さらにオメガはブレーンバスターを狙うが、中西はこらえる。すると、オメガと高橋がふたりがかりでブレーンバスターを狙うが、逆に中西はダブルの水車落としで切り返す。
続いて永田はオメガにキックを連発すると、串刺しフロントキック、エクスプロイダーとたたみかける。さらにブレーンバスターの体勢に入るが、オメガはうまく着地。そして、永田をロープに飛ばすが、永田はフェイントを入れて低空ドロップキック。負けじとオメガも延髄斬りから高速ドラゴンスープレックス。
次は中西と高橋が対峙。高橋は中西をロープに飛ばそうとするが、こらえた中西はショートレンジのラリアット。そして、「ホーッ!」と雄叫びを上げ、高橋に強烈なラリアット。そしてフォールに入るが、これはオメガがカット。
ここで中西は高橋にアルゼンチンバックブリーカー。だが、オメガがカットに入り、トラースキックを見舞う。高橋も中西に低空ドロップキック。そして、オメガは追撃のコタロークラッシャー。ここで高橋はピンプジュースの体勢にはいるが、中西はノド元を持って阻止。だが、高橋はトラースキックを見舞って中西の動きを止めると、もう一度ピンプジュースを炸裂させ、3カウントを奪取した。
オメガ「見たか、どんな状況であれ、もう失点を喫することはできない。で、どうすればいいのか? どんなことがあっても、どんな手を使ってでも勝てばいいんだ。でもそれはシングルマッチだけでだけどな。そうすれば、決勝に進めるさ。周りで誰が何を言っても関係ないさ。最初の日に俺が言っただろ? 俺が優勝するって。誰にもチャンスはある。誰にも優勝するチャンスはあった。でも、もうそうじゃないんだ。みんなのそのチャンスはもう終わったんだ。見ろ。俺のコンディションは決して良くない。背中をケガしたように、傷ついている。だけど、それでケニー・オメガが壊れたわけじゃない。まだ、俺は壊れてないぜ。ケニー・オメガはまだまだこの『G1』で優勝するために突き進んでいくんだ。ユージロー、お前も何か言ってやれ」
裕二郎「Oh、you told about Nagata?(永田についてしゃべってたのか?)」
オメガ「永田だけじゃない。みんなについてしゃべってたんだ。これから闘うナガタ、ナカジマ、ナイトーについてな。みんな俺に負けるって」
裕二郎「I don't think they give us shit(俺は、あいつらが俺たちをやっつけること何でできないと思う)」
オメガ「その通り!」
裕二郎「I'm taking about Briscoe Brothers(俺はブリスコ兄弟を片付ける)。I'm going to beat them with Hangman Page at Ryogoku Sumo Arena(ハングマン・ペイジと、両国国技館であいつらを叩きのめしてやる)」
オメガ「そういえばブリスコ・ブラザーズは、あんな風貌なのに結婚してるって聞いたぜ。何なら勝って、ベルトだけじゃなく、あいつらのワイフもかっさらおうぜ。いいチャンスだからな。早速、裏へ行って、その作戦を考えようぜ」
永田「ケニー・オメガ、ちょっとやりづらいタイプだな。今日のところはそうだけど、でも明日そういうものすべて吹き飛ばして勝ちます」
※中西はノーコメント