8・4福岡で行われるBブロック公式戦・本間vsEVILの前哨試合。なお、内藤とEVILは8月7日(日)浜松で公式戦を行なう。
ゴングが鳴る前にL・I・Jが奇襲攻撃。内藤とEVILはふたりがかりで本間を攻め立てていく。しかし、本間はEVILの串刺し攻撃をかわすと、逆水平チョップで快音を響かせる。さらにボディスラムから小こけしを狙うが、これは不発。EVILは本間の顔面をかきむしってから、BUSHIにスイッチ。
BUSHIはTシャツを脱ぐと、それを用いて本間にチョーク攻撃。続いて内藤が本間にコーナーミサイル。さらに内藤とBUSHIがふたりがかりで本間をホイップしてダウンさせると、EVILがセントーンを炸裂。続いてEVILはブレーンバスターの体勢に入るが、本間は逆に切り返す。そして、タッチしようとするも、これはL・I・Jが妨害。だが、本間はEVILにこけしロケットを見舞い、ようやくKUSHIDAにタッチ。
ここでKUSHIDAとBUSHIがエルボー合戦。競り勝ったKUSHIDAはマンハッタン・ドロップから低空ドロップキック。そして、場外に飛ぼうとするも、すかさず内藤が妨害。しかし、KUSHIDAはふたりを場外投棄すると、トペ・コンヒーロを敢行。さらにKUSHIDAはブレーンチョップを狙うが、BUSHIはこれをかわすと、さらにコーナー際の攻防を制し、ミサイルキック。ここで内藤も登場し、ふたりでKUSHIDAをロープに飛ばすが、KUSHIDAはハンドスプリングエルボー。
スイッチしたロビンソンは内藤に高さのあるスパインバスター。さらに串刺しラリアットからナックル。続いて本間の小こけしを挟んで、ロビンソンはトップコーナーからダイビングクロスボディ。そして、パワーボムの体勢に入るが、切り返した内藤は延髄斬りから低空ドロップキック。そして、ヒザ固めへ。KUSHIDAがカットすると、リング上は一気に6人が入り乱れる混戦模様に。
ここで内藤がロビンソンにマンハッタン・ドロップを決めると、間髪入れずにEVILがラリアット。内藤はすばやくジャックナイフ式エビ固めを繰り出すが、これはロビンソンがカウント2で返す。しかし、最後は内藤がヒザ固めでギブアップ勝ちをスコア。
COMMENT
内藤「明日は、中嶋か。前々日会見でも言ってたけど、『闘えば、なんでCHAOSと組んでるか、その答えがわかる』って言ってたからね。闘ったらわかるんでしょ? 俺を含め、会場にいる新日本プロレスを応援してくださる皆様、あまりノアの情報を知らないお客様にも、伝わるような答えが、明日出てくるんでしょ? ノアの試合を欠場してまで出てきたんだから、その覚悟とやらを、明日リング上でしっかり示してもらいたいだけだ。まあ、俺にとっちゃ、その後に控えてる(8・7)浜松でのEVILとのシングルマッチのウォーミングアップぐらいにしかならないとは思ってるけど。まあ、絶好のチャンスだから、中島選手、頑張ってください。楽しみにしてるよ。アスタ・マニャーナ(また明日)、ナカジーマ。アディオス」
EVIL「本間、Welcome to the “DARKNESS WORLD”。本間殺しのメロディーが聞こえるぜ。いいか、ようく聞いとけよ。This is Evil。E〜vrything is EVIL。すべては・・・・・・EVILだ!」
BUSHI「ふう、この『G1』のシリーズで、残りKUSHIDAと当たるのはふたつ、2試合。まあね、焦ってもしょうがないのはわかってる。でも、チャンスをつかまないと、IWGP Jr.(王座)にはたどり着かないから。KUSHIDAを倒すのは、この俺だから。Encesio、マジで」
本間「おい、EVIL、EVIL、お前、勝った気になるなよ。明日、ブッ潰してやる。あるだけのこけしを・・・。俺はあの悪夢再び、見せてやるからな。明日だぞ。あと俺は、優勝、そしてふさふさの毛(髪)のために、これ以上、負けるわけにはいかないんだよ。俺にはよ、どの選手よりも強い意志で、優勝を目指す必要があるんだ。俺は絶対、負けない。明日、負けない」
※KUSHIDA&ロビンソンはノーコメント